「非認知能力教育って難しい?」いえ、今日からできる簡単育み方!

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【ミキゆんが解決!】「非認知能力教育って難しい?」いえ、今日からできる簡単育み方!


【ミキゆんが解決!】「非認知能力教育って難しい?」いえ、今日からできる簡単育み方!

こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの教育」について深く考えるようになりました。

このブログでも度々お話ししている「非認知能力」。テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する、大切な力だということをお伝えしてきました。

でも、そう話すと、ママ友からこんな声を聞くことがあります。

「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、なんだか難しそうで…」
「特別なことをしないと育たないんじゃないの?」
「やっぱり、高額な教材とか、専門的な習い事が必要なの?」

はい、私も以前はそう思っていました!正直なところ、「非認知能力」という言葉自体が、少し専門的でハードルが高く感じられますよね。「特別な教育をしなくちゃいけないのかな?」と、構えてしまう気持ちもよく分かります。

でも、ご安心ください!

私ミキゆんが、実際に非認知能力について調べて、実践していくうちに確信したこと。それは、非認知能力は、高額な教材も、特別な習い事も、専門的な知識も、ほとんど必要なく、日々の暮らしの中で、親子の関わり方一つで、ぐんぐん育んでいけるということです!

むしろ、普段の生活の中にこそ、非認知能力を育むヒントがたくさん隠されているんです。

この記事では、私ミキゆんが、私自身の経験と本音を交えながら、

  • 「非認知能力教育って難しい」というギモンを徹底的に解消!
  • なぜ、特別なことなしで非認知能力が育つのか?
  • 日々の暮らしの中で非認知能力を育む具体的な方法(お金かけずにできること多数!)
  • 非認知能力が子どもの将来にどう影響するのか(データで納得!)

といった疑問を、OECDなどの具体的なデータも交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。

「子どものために何かしたいけど、何から始めればいいか分からない」「お金をかけずに良い教育をしたい」と願うあなたへ、目からウロコのヒントと、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。

難しそうに考える親と非認知能力、子どもの笑顔のイメージ
「非認知能力教育って難しい?」いえ、今日からできる簡単育み方!

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  1. 目次
  2. ミキゆんも最初は「非認知能力って難しそう…」と思っていた
  3. 非認知能力教育が「難しくない」これだけの理由
    1. 非認知能力は「特別なこと」ではなく「日々の関わり」で育つ
    2. 「親自身」が完璧でなくても大丈夫!
    3. OECDが示す「家庭の重要性」
  4. 非認知能力って、結局何?その本当の価値を再確認
    1. 認知能力(学力・IQ)と非認知能力の決定的な違い
    2. 非認知能力に含まれる具体的なスキル(EQ・GRITなど)
  5. 【データで納得!】非認知能力が高い子が「将来」どう生きるか
    1. 生涯年収、キャリア成功への影響(ヘックマン教授の研究)
    2. 幸福度、自己肯定感、心の健康への絶大な影響
    3. 問題解決能力、ストレス耐性、挫折からの回復力
    4. 良好な人間関係、社会貢献、リーダーシップへの影響
  6. ミキゆん家の実体験:日々の暮らしの中で子どもが劇的に変わった話
    1. 長男(小3):サッカーでの「試行錯誤」でGRITと問題解決能力を育む
    2. 次男(幼稚園児):遊びの中から「共感力」と「自己調整能力」を学ぶ
    3. 家事や家計管理も非認知能力教育のチャンス!
  7. 今日からできる!家庭で「お金をかけずに」非認知能力を育む実践アイデア集
    1. 「結果」より「プロセス」を褒める魔法の言葉
    2. 「自分で考えて決める」機会をたくさん与える
    3. 失敗は最高の学び!チャレンジを応援する声かけ
    4. 子どもの「なんで?」を一緒に深掘りする時間
    5. お手伝いは最高の非認知能力教育の場
    6. 遊びの中に「非認知能力の種」を見つける視点
    7. 夫婦の会話から「共感力」や「問題解決能力」を学ぶ
  8. まとめ:「難しそう」はもう卒業!非認知能力で子どもの未来を拓こう

目次


ミキゆんも最初は「非認知能力って難しそう…」と思っていた

小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが、このブログで「非認知能力」の重要性について語るようになって、もうすぐ1年になります。

非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力だ、ということをお伝えしてきました。

でも、正直なところ、私自身も最初は「非認知能力ってなんだか難しそう…」と、構えていました。初めてその言葉を聞いた時、心理学か教育学の専門用語のように感じて、自分には関係ない、特別な教育の話だと思っていたんです。

周りのママ友からも、こんな声を聞くことがあります。

  • 「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、具体的に何をすればいいのかわからない」
  • 「やっぱり、特別な幼児教育とか、高額な知育教材が必要なんでしょ?」
  • 「うちの子、もう小学生だけど、今からじゃ遅いんじゃない?」
  • 「専門的な知識がないと、間違った育て方をしてしまいそう…」

はい、その気持ち、よーく分かります!私自身も、非認知能力について詳しく調べる前は、まさに同じようなギモンや不安を抱えていました。

でも、実際に非認知能力について学び、それを子どもたちとの日々の暮らしの中で実践していくうちに、私は確信しました。

「非認知能力は、決して難しいものでも、特別なものでも、高額なものでもない!」

むしろ、普段の生活の中にこそ、非認知能力を育むヒントがたくさん隠されているんです。そして、親子のちょっとした関わり方や、声かけ一つで、子どもたちの非認知能力はぐんぐん育っていくんです!

この記事では、私ミキゆんが、私自身の経験と本音を交えながら、あなたの「非認知能力教育って難しい?」というギモンを徹底的に解消していきます。そして、今日からあなたも実践できる、「お金をかけずにできる簡単育み方」を具体的にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。

非認知能力教育が「難しくない」これだけの理由

なぜ、私が「非認知能力教育は難しくない!」と断言できるのでしょうか?それには、明確な理由があります。

非認知能力は「特別なこと」ではなく「日々の関わり」で育つ

非認知能力は、小学校のテストのように、一夜漬けで身につくものではありません。また、特定の習い事や教材だけで育つものでもありません。

実は、非認知能力は、乳幼児期からの日々の生活の中での親子の関わり、友達との遊び、そして様々な経験を通して、少しずつ、着実に育まれていくものなんです。

  • 子どもが転んだ時に、親がどう声をかけるか?
  • 兄弟喧嘩をした時に、親がどう仲裁するか?
  • 子どもが「これやりたい!」と言った時に、親がどう対応するか?
  • お手伝いを頼んだ時に、親がどう見守るか?

これら全てが、非認知能力を育む機会なんです。つまり、私たちがすでに毎日行っている「子育て」そのものが、非認知能力教育の場なんです!特別な時間や場所を作る必要はほとんどありません。

「親自身」が完璧でなくても大丈夫!

「私が完璧な親じゃないから、非認知能力なんて育てられない…」と、心配になる方もいるかもしれませんね。私もそう思っていました。

でも、大丈夫です!親が完璧である必要は全くありません。大切なのは、親自身が非認知能力の重要性を理解し、意識して子どもと関わろうとすること、そして、親自身も子どもと一緒に成長していく姿勢です。

私自身、以前は感情的に子どもを叱ってしまうことも多々ありました。でも、「感情コントロールも非認知能力の一つだ」と意識するようになってから、自分の感情に気づき、一呼吸置く練習をするようになりました。完璧にはできなくても、意識して取り組むことで、確実に変化を感じています。

親が頑張る姿を見せること自体が、子どもにとっては最高の学びになるんです。親が輝けば、子どもも輝きます。非認知能力は、親子の「共育(共に育む)」を可能にする力なのです。

OECDが示す「家庭の重要性」

非認知能力教育の重要性を世界中で提唱しているOECD(経済協力開発機構)も、「家庭環境の質」が子どもの非認知能力の発達に極めて重要な影響を与えることを強調しています。

OECDの報告書では、「親の自己効力感(自分は子育てをうまくできるという自信)が高いほど、子どもの学業成績が良い傾向にある」「親の精神的健康が、子どもの社会情動的スキルの発達に影響を与える」といったデータが示されています。

つまり、家庭での親子の関わりこそが、非認知能力を育む上で最も重要な場所であり、特別な教育機関や教材に頼るばかりではない、と国際的に提言されているんです。これを知れば、私たち主婦でも「なんだ、普段の生活でできるんだ!」と、安心できますよね。

家庭で非認知能力を育むイメージイラスト
非認知能力教育は、実は難しくない!

非認知能力って、結局何?その本当の価値を再確認

「非認知能力教育は難しくない」と分かったところで、改めて「非認知能力」とは何か、その本当の価値を再確認しておきましょう。

専門的な定義はたくさんありますが、ミキゆんが分かりやすく表現するなら、「テストの点数やIQでは測れない、子どもの心の奥に宿る、生きるための大切な力」です。まさに、「人間力」とも「生きる力」とも言えるでしょう。

認知能力(学力・IQ)と非認知能力の決定的な違い

非認知能力の価値を理解するためには、まず、私たちがこれまで重視してきた「認知能力」との違いを明確にすると、ぐっと分かりやすくなります。

  • 認知能力(学力・IQ)
    • 「測れる能力」です。学力テストの点数、IQテストの数値、英検や漢字検定などの資格の有無など、数値や資格で客観的に評価できる知的な能力を指します。
    • 例:読み書き、計算、論理的思考力、記憶力、知識量、分析力など。
    • これまでの日本の教育、いわゆる「偏差値教育」は、この認知能力(学力)の向上に重点が置かれてきました。
  • 非認知能力
    • 「測りにくい能力」です。数値化したり、テストで明確な点数をつけたりするのが難しい、子どもの内面にある力を指します。
    • 例:自己肯定感、協調性、忍耐力、問題解決能力、コミュニケーション能力、好奇心、自制心、主体性、創造性、レジリエンス(立ち直る力)、GRIT(やり抜く力)、EQ(心の知能指数)など。
    • 目には見えにくいけれど、子どもの学校生活、友達関係、そして将来の仕事や人生の幸福度に大きく影響すると言われています。

もちろん、認知能力(学力)も社会で生きていく上で非常に大切です。知識がなければ、考えるための材料がありませんからね。ですが、現代社会では、認知能力だけでは不十分で、非認知能力と認知能力がバランスよく育まれることが、子どもの真の成長には不可欠なんです。非認知能力こそが、学力を「生きた知識」として活用するための「心のエンジン」だと言えるでしょう。

非認知能力に含まれる具体的なスキル(EQ・GRITなど)

非認知能力には、実に多様なスキルが含まれています。その中でも特に重要で、子どもの将来に大きな影響を与えると言われているスキルをいくつかご紹介します。

  • 自己肯定感「自分には価値がある」「自分ならできる」と、ありのままの自分を受け入れ、信じる力。困難に立ち向かう自信の源です。
  • 自己調整能力自分の感情や行動をコントロールし、状況に合わせて適切に対応する力。「怒り」や「悲しみ」などの感情に振り回されず、落ち着いて対処する力もここに含まれます。
  • 問題解決能力困難な状況や課題に直面したときに、自分で考え、最適な解決策を見つけ出し、実行する力
  • 協調性・社会性他人と協力し、良好な人間関係を築く力。多様な価値観を認め、互いに支え合いながら目標達成を目指す力です。
  • GRIT(やり抜く力)目標に向かって、情熱と粘り強さを持って努力し続ける力。困難にぶつかっても諦めずに、目標達成まで頑張り抜く精神力です。
  • レジリエンス(立ち直る力)逆境や失敗から立ち直り、適応し、成長する力。まるで「心の筋肉」のように、鍛えれば鍛えるほど強くなります。
  • 共感力(EQ)他人の感情や考えを理解し、その気持ちに寄り添う力。人間関係を円滑にし、リーダーシップにも繋がります。
  • 主体性・自律性誰かに言われるのではなく、自分で目標を設定し、自ら行動を起こす力。自分の人生を切り拓く基盤となります。
  • 創造性新しいアイデアや、これまでにない解決策を生み出す力

どうでしょうか?どれも、テストの点数では測れないけれど、子どもたちが将来、社会で活躍し、豊かな人生を送る上で不可欠な力だと感じませんか?これこそが、非認知能力の真の価値であり、私たちが子どもに身につけさせたい「生きる力」なのです。

【データで納得!】非認知能力が高い子が「将来」どう生きるか

「非認知能力教育が難しくないのは分かったけど、本当にそんなに子どもの将来に影響があるの?」「お金をかけずにできることで、本当に差がつくの?」

そう思いますよね。ここからは、非認知能力が子どもの将来にどれほど大きな影響を与えるのか、私が衝撃を受けた具体的なデータや研究結果を交えながらお話ししていきたいと思います。

きっと、その「差」に驚かれることでしょう。

生涯年収、キャリア成功への影響(ヘックマン教授の研究)

非認知能力は、直接的にお金を生む能力ではないように思えますが、実は将来の経済的成功に大きく寄与することが、多くの研究で示されています。

ノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授の研究では、幼児期の非認知能力教育が、将来の学歴向上や収入増加に大きく貢献することが示されています。特に、GRIT(やり抜く力)やレジリエンス、自己調整能力、協調性といった能力が高い子どもたちは、成人後の年収がそうでない子どもたちに比べて、平均で数百万円(数億円のデータも)以上高いという驚くべきデータもあります。

これは、非認知能力が高いことで、仕事への意欲が高まったり、チームでの協働がスムーズになったり、困難な状況でも諦めずに努力し続けられたりすることで、結果的にキャリアアップや昇給につながるためと考えられています。AIが代替する仕事が増える中で、人間ならではの「人間力」や「考える力」を発揮できる人材の価値はますます高まり、それが収入にも反映されるようになるでしょう。

夫の年収が約600万円の我が家にとって、このデータは非常に重要でした。お金をかけずに家庭で育める非認知能力が、これほどまでに将来の「稼ぐ力」に繋がるなら、こんなに心強いことはありません。

非認知能力と生涯年収のグラフイメージ
ヘックマン教授の研究が示す、非認知能力の経済的インパクト

幸福度、自己肯定感、心の健康への絶大な影響

私たち親が子どもに願うのは、何よりも「幸せに生きてほしい」ということですよね。学力が高くても、毎日が楽しくなければ、それは本当の幸せとは言えません。

様々な研究で、非認知能力が高い人ほど、人生の幸福度や自己肯定感が高いことが明らかになっています。

  • 自己肯定感が高い人:困難にぶつかっても「自分ならできる」と信じ、前向きに乗り越えることができます。レジリエンスによって、失敗を恐れず挑戦し、成功体験を積み重ねることで、自己肯定感はさらに高まります。
  • 精神的健康の維持:レジリエンスや自己調整能力が高い人は、ストレスを抱え込まず、適切に対処できるため、うつ病や不安障害などの精神疾患のリスクが低い傾向にあります。
  • 良好な人間関係:コミュニケーション能力や協調性が高い人は、周囲の人と円滑な関係を築き、社会的なつながりの中で幸福感を得やすいと言えます。

OECDの調査でも、非認知能力が「生活の満足度」と強く関連していることが示されています。長男がテストの点数に一喜一憂していた頃よりも、非認知能力を意識し始めてから、彼が前向きになり、心の底から「楽しい!」と感じられる時間が増えたように思います。高額な投資をしなくても、家庭での関わり方一つで、子どもの心の豊かさが育めるのは嬉しいですよね。

問題解決能力、ストレス耐性、挫折からの回復力

VUCAの時代では、予測不可能な変化が多く、これまで経験したことのない問題に直面することも少なくありません。そんな時に、「自分で考え、解決する力」、そして「挫折から立ち直る力」が非常に重要になります。

非認知能力の中でも、特に「問題解決能力」や「レジリエンス(立ち直る力)」が高い子どもは、

  • 新しい課題に直面した際に、より多くの解決策を考え出す
  • 試行錯誤を繰り返し、粘り強く取り組む
  • 失敗を恐れず、積極的に行動する
  • ストレスを感じた時に、自分なりの対処法を見つけ、適切に乗り越える

といった傾向が強いことが示されています。一方、非認知能力が低い子どもは、すぐに諦めてしまったり、誰かに助けを求めたり、ストレスを抱え込んでしまったりする傾向が強いとされています。

OECDは、現代社会を生き抜く上で、この「レジリエンス」を非常に重要な能力の一つとして位置づけています。家庭での「失敗しても大丈夫」という声かけ一つで、子どもがこの心の強さを育めるなら、ぜひ実践したいですよね。

良好な人間関係、社会貢献、リーダーシップへの影響

AI時代になっても、人間社会の基本は「人」との繋がりです。良好な人間関係は、私たちの幸福感に直結します。

非認知能力の中でも、協調性、共感力、コミュニケーション能力といった社会情動的スキルは、人間関係の質に大きく影響します。

ある研究では、幼少期に高い社会性を持つ子どもは、

  • 学校でいじめに遭うリスクが低い
  • 成人後も友人関係が良好である
  • 職場でのチームワークを円滑に進めることができる
  • リーダーシップを発揮する機会が多い
  • ボランティア活動など社会貢献への意欲が高い

といったポジティブな結果が報告されています。テストの点数だけでは測れない「周りと協力する力」は、AIがどんなに進化しても、人間社会で不可欠な価値を持ち続けるでしょう。

OECDも、「社会性」が学業成績の向上や精神的健康、そして社会経済的な成功に寄与すると強調しています。家庭でのちょっとした声かけや、お手伝いを通じて、子どもがこの大切な力を育めるなら、こんなに嬉しいことはありません。

ミキゆん家の実体験:日々の暮らしの中で子どもが劇的に変わった話

「非認知能力教育って難しい?」というギモンが解消されたところで、実際にミキゆん家で、日々の暮らしの中で非認知能力を意識したら、子どもたちがどう変わったか、具体的なエピソードをご紹介します。

特別なことは何もしていません。普段の生活の中で、ちょっとだけ意識を変えただけなんです。

長男(小3):サッカーでの「試行錯誤」でGRITと問題解決能力を育む

小学3年生の長男は、サッカークラブに通っています。以前の彼は、練習中に少しでもミスをすると、すぐに「もうやだ!」とボールを蹴り出したり、試合で思うような活躍ができないと、ひどく落ち込んで、その後数日間も暗い顔をしたりすることがよくありました。

私は、非認知能力、特に「GRIT(やり抜く力)」と「問題解決能力」を育むことを意識し始めてから、長男への声かけを大きく変えました。試合で負けて悔しい思いをした時、「悔しいね。でも、この悔しさを次にどう活かそうか?」「どうしたらもっと良くなると思う?」と、彼自身に「考える問い」を投げかけるようにしたんです。

すると、長男は少しずつ変わっていきました。練習中に失敗しても、「よし、もう一回!」と自ら挑戦するようになり、自分で考えて試行錯誤するようになりました。そして、試合でミスをしても、以前のように投げ出すことはなく、気持ちの切り替えが早くなりました。これはまさに、「心の筋肉」が育まれている証拠だと感じています。特別な練習や教材なしで、こんなにも変化があるなんて、本当に驚きでした。

次男(幼稚園児):遊びの中から「共感力」と「自己調整能力」を学ぶ

幼稚園児の次男は、活発で好奇心旺盛な反面、自分の思い通りにならないとすぐに感情的になってしまうのが悩みでした。友達のおもちゃを勝手に取ってしまったり、気に入らないことがあるとすぐに癇窶を起こしたりする姿に、私は手を焼いていました。

そこで意識したのは、非認知能力、特に「EQ(心の知能指数)」と「共感力」「自己調整能力」を育むことです。

例えば、次男が友達と喧嘩をしてしまった時。以前ならすぐに「ダメでしょ!」と叱っていましたが、非認知能力を意識してからは、「〇〇くん、今、怒ってるんだね」「お友達は今、どんな気持ちだったと思う?」と、まず彼の感情を受け止め、次に相手の気持ちを想像させる問いかけをしました。

そして、彼が友達とブロック遊びをしている時も、「〇〇くんは、どんなお家を作りたいかな?」「じゃあ、次男くんはどんなお家を作って、お友達と繋げてみようか?」と、相手の意図を汲み取りながら、一緒に創造することを促しました。

すると、次男は少しずつ、自分の感情をコントロールし、友達と話し合おうとする姿勢が見られるようになりました。友達と何か意見が食い違っても、感情的になることはなくなり、「ねぇ、僕はこうしたいんだけど、〇〇くんはどうしたい?」と、話し合おうとする姿が見られるように。これは、彼のEQと協調性が大きく育った証だと実感しています。特別なことは一切していません。遊びの中でのちょっとした声かけと見守りが、こんなにも効果があるなんて、と驚きました。

家事や家計管理も非認知能力教育のチャンス!

意外かもしれませんが、日々の家事や家計管理も、非認知能力を育む絶好のチャンスだと気づきました。

例えば、子どもたちにお手伝いを頼む時。「洗濯物を畳んでね」と伝えるだけでなく、「どうしたらきれいに畳めるかな?」「お兄ちゃんと弟くんで、どっちが早くできるかな?」と、工夫や協力を促します。これが、問題解決能力や協調性、計画性を育むことに繋がります。

また、我が家では「家族みんなで節約チャレンジ」を定期的に開催しています。夫の手取り収入が約500万円、私の副業収入が50~100万円で世帯年収は約550~600万円。住宅ローン(月10万円)や光熱費(月2万円)、食費(月8万円)など固定費も多い中で、毎月5万円の貯蓄目標を達成するためには、家族みんなの協力が不可欠です。

そこで、「今月は電気代を〇円減らそう!」「お菓子作りを自分たちでやってみよう!」など、子どもたちにも具体的な目標を与え、どうすれば達成できるか一緒に考えさせるようにしています。これが、子どもたちの計画性、自制心、そして目標達成能力(GRIT)を育むことに繋がっています。まさに、生活そのものが非認知能力教育の場になっているんです。

特別な教材や高額な教育プログラムなんて必要ありません。目の前の生活の中に、非認知能力を育むヒントが満載なんです。

家庭で非認知能力を育む具体的な活動例のイメージ
ミキゆん家で実践!日々の暮らしが非認知能力教育の場に

今日からできる!家庭で「お金をかけずに」非認知能力を育む実践アイデア集

ミキゆん家の変化を読んで、「私も今日から非認知能力教育を始めたい!」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。

ここでは、私が実践している、「お金をかけずに」今日からできる、非認知能力を育む具体的なアイデアを、さらに詳しくご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりです!

「結果」より「プロセス」を褒める魔法の言葉

子どもを褒める時、私たちはつい「テストで100点取ってすごいね!」「一番になってすごい!」と、目に見える結果を褒めてしまいがちです。

もちろん、結果を褒めることも大切ですが、非認知能力を育むためには、「プロセス」や「努力」を具体的に褒めることが非常に効果的です。これが、子どもの自己肯定感やGRIT(やり抜く力)を育む重要なポイントです。

  • 「この問題、難しかったのに、最後まで諦めずに考えたのがすごいね!粘り強くなったね!」
  • 「お友達と協力して、素晴らしい作品ができたね。みんなで力を合わせるのが上手だね!」
  • 「失敗しちゃったけど、それでももう一度挑戦しようとしたの、ママは嬉しいよ!」

このように具体的に褒めることで、子どもは「自分は努力すればできる」「失敗しても次がある」「自分は人の役に立つことができる」と感じ、内発的な動機付けが高まります。これは、テストの点数では測れない、子どもの心の成長にとってかけがえのない経験になります。

「自分で考えて決める」機会をたくさん与える

「主体性」や「意思決定力」は、変化の時代を自分らしく生き抜く上で不可欠です。これを育むには、子ども自身が「自分で考えて決める」経験を積ませることが最も効果的です。

子どもに選択の機会を与えることは、「主体性」と「意思決定力」を育む上で非常に重要です。どんなに小さなことでも構いません。

  • 「今日の夜ご飯、和食と洋食どっちがいい?」
  • 「公園に行くなら、ブランコと滑り台、どっちから遊びたい?」
  • 「お出かけに着ていく服はどれにする?」
  • 「休日は何をして遊びたい?」

自分で選んで決める経験を繰り返すことで、「自分の意見を持つ力」と「その結果に責任を持つ力」が育まれます。もちろん、危険なことや、できないことは避けつつ、できる範囲で選択肢を与えてあげましょう。

失敗は最高の学び!チャレンジを応援する声かけ

レジリエンス(立ち直る力)や、問題解決能力を育むには、失敗を恐れず、何度でも挑戦できる環境が不可欠です。テストでは失敗=減点ですが、人生において失敗は学びの宝庫です。

子どもが何か新しいことに挑戦してうまくいかなくても、ついつい「危ないからやめなさい」「失敗したらどうするの」と言ってしまいがちですが、それは避けましょう。

非認知能力を育むためには、「失敗しても大丈夫」「まずはやってみよう」というメッセージを常に子どもに伝え、チャレンジを応援する環境を作ってあげることが大切です。

例えば、子どもが難しい工作に挑戦してうまくいかなくても、「よく頑張ったね!」「次にどうしたらもっと良くなるか、一緒に考えてみようか?」と、前向きな姿勢で寄り添いましょう。転んでも立ち上がる「レジリエンス」は、このような経験を通じて育まれていきます。

子どもの「なんで?」を一緒に深掘りする時間

「考える力」や「探求心」は、テストの暗記だけでは育ちません。子どもの素朴な疑問を大切にすることが、その始まりです。

子どもは無限の「なぜ?」を持っています。「なんで空は青いの?」「どうして電車は動くの?」。忙しい時につい「後でね」と流してしまいがちですが、これこそ非認知能力を育む絶好のチャンスです。

子どもの「なぜ?」に真摯に耳を傾け、すぐに答えを教えるのではなく、「〇〇ちゃんはどう思う?」「どうしたらそうなると思う?」と、問いかけるようにしましょう。

そして、「なるほど、そういう考え方もあるね!」「一緒に図鑑で調べてみようか?」「インターネットで見てみようか?」と、答えを自分で見つけるプロセスを大切にしてください。これが、子どもの「探求心」と「思考力」「問題解決能力」を伸ばします。

図書館や公園など、日常の場所を学びの場として活用すれば、お金もかかりません。

お手伝いは最高の非認知能力教育の場

家庭でのお手伝いは、テストの勉強では得られない、たくさんの非認知能力を育むことができます。

ミキゆん家では、子どもたちに積極的に家のお手伝いをさせています。洗濯物を畳む、食器を運ぶ、自分の部屋を片付ける…どんな小さなことでも構いません。

お手伝いを通じて、子どもは「自分も家族の一員として役に立っている」という貢献感を持ち、自己肯定感を高めます。また、「どうすれば効率よくできるかな?」「いつまでに終わらせよう?」と考えたりする中で、問題解決能力や計画性、そして自律性・責任感も自然と育まれていきます。家族で役割分担をすることで、協調性や協力する力も育まれます。

最初は時間がかかったり、完璧にできなかったりしても、温かく見守り、感謝の気持ちを伝えることが、子どものやる気を引き出す秘訣です。

遊びの中に「非認知能力の種」を見つける視点

子どもにとって、遊びは最高の学びの場です。特別な知育玩具や高額な習い事がなくても、日々の遊びの中に、非認知能力を育むヒントが隠されています。

  • ごっこ遊び:お店屋さんごっこ、お医者さんごっこなど。役割を演じる中で、共感力、コミュニケーション能力、表現力、想像力といった社会性を養います。
  • ブロックや積み木遊び:自由に形を作る中で、創造性、空間認識能力、問題解決能力が育まれます。「どうすれば崩れないかな?」と考えることが思考力に繋がります。
  • ボードゲームやカードゲーム:ルールを理解し、相手の出方を予測したり、戦略を立てて遊ぶことで、戦略的思考力、問題解決能力、感情コントロール能力が養われます。負けても悔しさを乗り越える経験も大切ですし、勝っても相手を称える共感力も育ちます。
  • 鬼ごっこや外遊び:友達との駆け引きやルールを守る中で、協調性、社会性、体力、そして困難を乗り越える力を育みます。

子どもが遊びに夢中になっている時に、「この遊びで、どんな非認知能力が育まれているかな?」という視点を持つと、声かけのヒントが見えてきますよ。お金がかかる高価な玩具より、子どもの創造性を引き出すシンプルな遊びが効果的だったりします。

夫婦の会話から「共感力」や「問題解決能力」を学ぶ

親の非認知能力は、子どもの非認知能力を育む土台となります。夫婦のコミュニケーションも、非認知能力を育む大切な機会です。

夫婦で子育ての悩みや、日々の出来事について話し合う時、

  • お互いの話に耳を傾け、共感する。
  • 相手の意見を尊重し、批判的にならずに受け止める
  • 問題が起きた時に、どちらか一方に任せるのではなく、一緒に解決策を考える

このような姿勢は、夫婦の共感力、コミュニケーション能力、問題解決能力を高めます。そして、子どもたちは、そんな夫婦の姿を見て、自然とこれらの非認知能力を学んでいくのです。お金もかからない、最高の教育の場ですよね。

お金をかけずに非認知能力を育む具体的な方法のイメージ
お金をかけずにできる!非認知能力を育むヒント

まとめ:「難しそう」はもう卒業!非認知能力で子どもの未来を拓こう

長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが「非認知能力を育むなんて、難しそう…」というあなたのギモンを解消するために、その真の価値と、日々の暮らしの中でできる具体的な育み方についてお伝えしてきました。

私自身も、最初は「特別なこと」だと思っていましたが、実際は、親子のちょっとした関わり方や、声かけ一つで、ぐんぐん育んでいけることが分かりました。

非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中で育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。

AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓いていくためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。

OECDが提唱するように、「非認知能力」という人間力を鍛えることで、子どもたちはどんな困難にも立ち向かい、どんな環境でも適応し、自分らしく輝くことができるはずです。それは、きっと、子どもへの最高の贈り物になるでしょう。

この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。

もう「難しそう…」と諦める必要はありません。今日から、できることから少しずつ、非認知能力を意識した子育てを始めてみませんか?

私ミキゆんも、これからも皆さんと一緒に、非認知能力教育について学び、実践し、このブログでシェアしていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!


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