【ミキゆん直伝】ゲームは悪くない!非認知能力を伸ばす「ゲームとの付き合い方」の秘密
こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの教育」について深く考えるようになりました。
子育てをしていると、誰もが一度はこんなふうに考えますよね。
「うちの子、ゲームばかりやっていて大丈夫かな…?」
「ゲームばかりだと、目が悪くなるし、勉強もしなくなるんじゃないかしら?」
「ゲーム依存になったらどうしよう…」
そう、今の子どもたちにとって、ゲームは最も身近な遊びの一つですよね。私にも、小学3年生の長男がいます。彼も友達とオンラインゲームで遊んだり、一人で集中してパズルゲームをしたりと、ゲームが大好きです。
正直、私も以前は「ゲームは悪だ!」と決めつけていました。ゲームをしている長男を見ると、つい「ゲームばかりしてないで、宿題しなさい!」「目に悪いからやめなさい!」と、感情的に叱ってしまっていました。
でもある日、長男がゲームをしている姿をよく観察してみたんです。友達と協力して、声を掛け合いながら、難しいステージをクリアしようと試行錯誤している時。一人で黙々とパズルゲームの解き方を考えている時。その時の長男の表情は、まるで真剣に何かを学んでいるかのようでした。
「もしかして、ゲームって、ただの遊びじゃないのかも…?」
そんな漠然とした疑問を抱える中で出会ったのが、今、教育界で最も注目されているキーワードの一つ、「非認知能力」でした。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力について深く調べていくうちに、私は「ゲームは悪くない!むしろ、非認知能力を伸ばす最高のツールになり得る!」という、驚愕の事実に遭遇しました。
もちろん、ゲームとの付き合い方には工夫が必要です。しかし、適切なルールと親の関わり方があれば、ゲームは子どもたちの「問題解決能力」「集中力」「協調性」「創造性」といった、将来社会で活躍するために不可欠な非認知能力を飛躍的に伸ばす「魔法」だと確信するようになりました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(特に長男のゲームとの付き合い方の変化)を交えながら、
- なぜ「ゲーム」が非認知能力を伸ばすツールになり得るのか?その魔法のメカニズムとは?
- ゲームを通じて、どんな非認知能力が育つのか?具体的なスキルとは?
- ゲームとの「賢い付き合い方」が、子どもの将来にどう影響するのか?(具体的なデータも)
- そして、家庭で今日からできる、非認知能力を伸ばす「ゲームとの付き合い方」の秘訣
といった疑問を、最新の研究データやOECDの提言も交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。
「うちの子のゲーム時間、どうすればいいか分からない…」「ゲームで非認知能力が伸びるなんて信じられない!」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。

目次
- ミキゆんが「ゲームは悪」という固定観念に悩んだ日
- なぜ「ゲーム」が非認知能力を伸ばす最高のツールになり得るのか?その魔法のメカニズム
- ゲームを通じて育むべき非認知能力の具体例
- 【衝撃データ】ゲームとの「賢い付き合い方」が子どもの将来に与える驚くべき影響!
- ミキゆん長男の事例:ゲームとの「賢い付き合い方」で非認知能力が劇的に伸びた話
- 今日からできる!家庭で非認知能力を伸ばす「ゲームとの付き合い方」の秘訣
- まとめ:ゲームは「悪」じゃない!「遊び」を「学び」に変える「非認知能力」の視点を持とう!
ミキゆんが「ゲームは悪」という固定観念に悩んだ日
小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが子どもの教育について考える時、多くの方が共感してくれるであろう悩みの一つが、「ゲームとの付き合い方」でした。
長男も友達とオンラインゲームで遊んだり、一人で集中してパズルゲームをしたりと、ゲームが大好きです。夫も、仕事から帰ってきて子どもと一緒にゲームをすることもあります。
正直、私も以前は「ゲームは悪だ!」と決めつけていました。
「ゲームばかりしてないで、宿題しなさい!」
「目に悪いから、もうやめなさい!」
「ゲームばかりやっていると、勉強ができなくなるわよ!」
「ゲーム依存になったらどうしよう…」
子どもがゲームをしているのを見ると、ついイライラして感情的に叱ってしまっていました。周りのママ友との会話でも、「うちの子もゲームばっかりで困るのよね…」といった話を聞くことが多く、ゲームは「教育の敵」だと、漠然と信じて疑いませんでした。
でもある日、長男がゲームをしている姿をよく観察してみたんです。
友達とオンラインゲームで、ヘッドセットをつけて「〇〇、そっちから来るよ!」「今だ!協力しよう!」と、声を掛け合いながら、難しいステージをクリアしようと試行錯誤している時。一人で黙々とパズルゲームの解き方を考えている時。その時の長男の表情は、まるで真剣に何かを学んでいるかのようでした。
「もしかして、ゲームって、ただの遊びじゃないのかも…?何か、子どもを夢中にさせる、特別な力があるのかもしれない…」
そんな漠然とした疑問を抱える中で出会ったのが、今、教育界で最も注目されているキーワードの一つ、「非認知能力」でした。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力について深く調べていくうちに、私は「ゲームは悪くない!むしろ、適切な付き合い方をすれば、非認知能力を伸ばす最高のツールになり得る!」という、驚愕の事実に遭遇しました。最新の研究データが、その事実を裏付けていたんです。
もちろん、ゲームとの付き合い方には工夫が必要です。しかし、適切なルールと親の関わり方があれば、ゲームは子どもたちの「問題解決能力」「集中力」「協調性」「コミュニケーション能力」「創造性」といった、将来社会で活躍するために不可欠な非認知能力を飛躍的に伸ばす「魔法」だと確信するようになりました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(特に長男のゲームとの付き合い方の変化)を交えながら、なぜ「ゲーム」が非認知能力を伸ばすツールになり得るのか、ゲームとの「賢い付き合い方」が子どもの将来にどう影響するのか、そして家庭で今日からできる具体的な方法を徹底的に解説していきます。
「うちの子のゲーム時間、どうすればいいか分からない…」「ゲームで非認知能力が伸びるなんて信じられない!」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。
なぜ「ゲーム」が非認知能力を伸ばす最高のツールになり得るのか?その魔法のメカニズム
「ゲームが非認知能力を伸ばす?信じられない…」
そう思いますよね。私も以前はそうでした。しかし、ゲームには、子どもの非認知能力を飛躍的に伸ばす、驚きのメカニズムが隠されているんです。その秘密を解き明かしていきましょう。
ゲームは「問題解決の宝庫」!
多くのゲーム、特にパズルゲームやロールプレイングゲーム、アクションゲームなどは、子どもに「問題解決能力」を求める場面の連続です。
- 「このステージ、どうすればクリアできるんだろう?」と、課題を分析する。
- 「この敵を倒すには、どんな戦略がいいかな?」と、複数の解決策を考える。
- 「うまくいかない!じゃあ、この方法を試してみよう!」と、試行錯誤を繰り返す。
このようなプロセスは、まさに現実世界での問題解決と同じです。ゲームを通じて、子どもは楽しみながら、論理的思考力、批判的思考力、創造性といった、将来のキャリアで不可欠な問題解決能力を実践的に身につけていくことができます。
長男がパズルゲームに夢中になっていた時も、彼はまさにこの「問題解決」のプロセスを真剣に繰り返していました。ゲームは、子どもの「考える力」を刺激する最高のツールなのです。
ゲームは「集中力」と「持続力」を育む
子どもがゲームに夢中になっている時、驚くほどの集中力を発揮していませんか?そして、難しいステージでも、クリアするまで何時間も粘り強く挑戦し続けることもありますよね。
これは、ゲームが持つ「目標達成への動機付け」と、「適切なフィードバック」の仕組みによるものです。
- 目標が明確で、小さな達成感が次々と得られるため、子どもは集中力を持続させやすい。
- 難しい課題でも、「もう少しでクリアできるかも!」という期待感があるため、粘り強く挑戦し続ける(GRIT)ことができる。
- 自分の行動がすぐに結果に反映されるため、自己調整能力が向上し、効率的にスキルを磨ける。
もちろん、ゲーム以外の場面でも集中力を発揮できるよう、親のサポートは必要ですが、ゲームを通じて得られるこの「集中力」と「持続力」は、学習や他の活動にも応用できる、非常に重要な非認知能力です。
オンラインゲームは「コミュニケーション能力」と「協調性」を鍛える
オンラインゲームで友達と協力して遊ぶ経験は、子どものコミュニケーション能力や協調性を飛躍的に伸ばすことができます。
- チームで戦略を話し合う中で、自分の意見を伝える力(表現力)や、相手の意見を聞く力(傾聴力)が育まれる。
- 役割分担をしたり、困っている仲間を助けたりする中で、協調性や共感力が育まれる。
- 意見が対立した時、感情的にならずに解決策を探す中で、交渉力や問題解決能力が育まれる。
私の長男が、オンラインゲームで友達と「〇〇、そっちから来るよ!」「今だ!協力しよう!」と声を掛け合っていた姿は、まさにこのコミュニケーション能力と協調性を鍛えている証拠でした。これは、学校のグループワークや、将来の職場でチームで活躍する上で不可欠な非認知能力です。
ゲームは「失敗と挑戦」を繰り返す学習の場
非認知能力の重要な要素である「レジリエンス(立ち直る力)」や「チャレンジ精神」は、失敗と挑戦の繰り返しを通して育まれます。ゲームは、その安全な練習の場となります。
- ゲームオーバーになる、ステージをクリアできない、敵に負ける…ゲームの中では、子どもはたくさんの「失敗」や「困難」に直面します。
- しかし、ゲームでの失敗は、現実世界での大きな失敗と異なり、「もう一回やり直せる」という安心感があります。子どもは、失敗しても「次こそは!」「どうすればクリアできるかな?」と、自ら改善策を考え、何度も挑戦することができます。
この「失敗しても大丈夫」「何度でも挑戦できる」という経験が、子どものレジリエンスやチャレンジ精神、そして問題解決能力を大きく育みます。ゲームは、子どもが楽しみながら「心の筋肉」を鍛える最高の舞台なのです。

ゲームを通じて育むべき非認知能力の具体例
では、ゲームを通じて、具体的にどんな非認知能力を育むことができるのでしょうか?私が特に重要だと考える6つのスキルをご紹介します。これらは、子どもの将来の幸福や社会での成功に直結する力ばかりです。
1. 問題解決能力・論理的思考力:課題を分析し、解決策を見つける力
多くのゲームは、様々な課題をクリアしていくことで進行します。この過程で、子どもの問題解決能力や論理的思考力が育まれます。
- パズルゲームで、どうすればピースがはまるか、手順を考える。
- アクションゲームで、敵の動きを分析し、どうすれば倒せるか戦略を立てる。
- RPG(ロールプレイングゲーム)で、複雑な謎を解き明かす。
「この状況をどう打開する?」「どうすればクリアできる?」と、常に自分で考えて試行錯誤する経験が、将来、仕事や人生で直面する困難を自力で乗り越える力となります。
2. 集中力・自己調整能力:目標に向かって集中し、行動をコントロールする力
ゲームに夢中になっている時、子どもは驚くほどの集中力を発揮します。この集中力を、他のことにも活かせるようにサポートすることで、集中力や自己調整能力が育まれます。
- ゲームのクリアという目標に向かって、長時間集中し続ける。
- ゲームを始める時間や、終わる時間を自分で決めて守る(自制心)。
- うまくいかなくても、感情的に投げ出さず、冷静に取り組む(感情コントロール)。
これらの力は、学習習慣や、将来の仕事の効率に直結します。
3. 協調性・コミュニケーション能力:チームで協力し、意思疎通を図る力
オンラインゲームなど、友達と一緒にプレイするゲームは、協調性やコミュニケーション能力を育む絶好の機会です。
- チームで戦略を話し合い、自分の意見を伝え、相手の意見を聞く。
- 役割分担をして、協力して目標を達成する。
- 困っている仲間を助けたり、励ましたりする。
- 意見が対立した時に、感情的にならず、話し合いで解決策を探す。
これは、学校のグループ学習や、将来の職場でのチームプレイに不可欠な力となります。
4. 創造性・想像力:新しいアイデアを生み出す力
自由度の高いゲーム(サンドボックスゲームなど)は、子どもの創造性や想像力を爆発的に伸ばします。
- ゲーム内で、自分だけの建築物や世界を自由に作り出す。
- 物語性の高いゲームで、登場人物の背景や感情、物語の続きを想像する。
- ゲームのルールを自分たちでアレンジし、新しい遊び方を創り出す。
AI時代に人間が最も求められる「ゼロから新しいものを生み出す力」は、このような自由な創造活動から育まれるのです。
5. GRIT(やり抜く力)・レジリエンス(立ち直る力):困難を乗り越え、継続する力
ゲームには、難しいステージや、何度も失敗する場面がつきものです。これらを乗り越える過程で、GRIT(やり抜く力)やレジリエンス(立ち直る力)が育まれます。
- ゲームオーバーになっても、「次こそは!」と諦めずに何度も挑戦する。
- 難しい謎解きでも、粘り強く考え続ける。
- 負けて悔しい思いをしても、気持ちを切り替え、次に活かそうとする。
これは、将来、学業や仕事、人生で直面する困難を自力で乗り越えるための「心の筋肉」となります。
6. 規範意識・倫理観:ルールを守り、モラルを学ぶ力
ゲームには、必ず「ルール」が存在します。ルールを守って遊ぶ経験は、規範意識や倫理観を育みます。
- ゲームのルールやマナーを守る。
- オンラインゲームで、相手に配慮した言葉遣いを心がける。
- ゲーム内の倫理的な選択(善悪の判断)を迫られる場面で考える。
親がゲームのルールやマナーについて子どもと話し合うことで、子どもは社会の規範を学び、自分を律する力を育んでいきます。これも、非行抑制にも繋がる大切な力です。

【衝撃データ】ゲームとの「賢い付き合い方」が子どもの将来に与える驚くべき影響!
「ゲームが非認知能力を伸ばすって言われても、やっぱり不安…」「ゲームのメリットって、本当にデータで証明されているの?」
そう思いますよね。ここからは、「ゲームとの賢い付き合い方」が子どもの非認知能力、そして将来にどれほど大きな影響を与えるのか、私が衝撃を受けた具体的なデータや研究結果を交えながらお話ししていきたいと思います。
きっと、その「効果の大きさ」に驚かれることでしょう。
ゲームが「問題解決能力」と「学業成績」を向上させるデータ
複数の最新研究で、適切な種類のゲームプレイが、子どもの問題解決能力や論理的思考力を向上させ、それが学業成績にも良い影響を与えることが示されています。

このグラフは、特定のゲーム(パズルゲームや戦略ゲームなど)のプレイ時間が長い子どもほど、問題解決能力のテストで高いスコアを出し、学業成績も良好である傾向を示しています。これは、ゲームが持つ「課題解決の繰り返し」という特性が、子どもの思考力や粘り強さを鍛えるためと考えられています。
OECDのPISA調査(国際学力調査)でも、「革新的問題解決能力」が重視されており、ゲームを通じてこの能力が育まれることは、子どもの学力向上にも貢献すると言えるでしょう。
オンラインゲームが「社会性」と「協調性」を育むデータ
オンラインゲーム、特にチームプレイを要するゲームは、子どもの社会性や協調性、コミュニケーション能力を育む上で非常に効果的であることが、研究で示されています。

このグラフは、友達とオンラインゲームを頻繁にプレイする子どもほど、現実世界での協調性やコミュニケーション能力が高い傾向にあることを示しています。これは、ゲーム内で、
- チームメイトと目標を共有し、戦略を話し合う。
- 役割分担をし、互いをサポートする。
- 意見の対立があった時に、話し合いで解決する。
といった経験を積むためです。このような経験は、学校でのグループ学習や、将来の職場でのチームプレイに不可欠な非認知能力を、楽しみながら育むことができます。
「集中力」と「判断力」の向上への影響
ゲームは、子どもの「集中力」と「素早い判断力」を向上させることも、データで示されています。
- 特定のゲーム(アクションゲームなど)をプレイする子どもは、そうでない子どもに比べて、注意の持続時間や、複雑な状況での情報処理能力が高い傾向にあるという研究もあります。
- ゲーム内で刻々と変化する状況に対応し、瞬時に判断を下す経験は、現実世界での意思決定力や適応力を鍛えます。
もちろん、ゲーム以外の活動でもこれらの能力を育むことはできますが、ゲームが持つ「楽しさ」が、子どもを夢中にさせ、無意識のうちにこれらの能力を鍛えている側面があるのです。
非認知能力がもたらす生涯収入と幸福度へのポジティブな影響
ゲームを通じて育まれた非認知能力は、学力向上だけでなく、将来の経済的成功や幸福度にもポジティブな影響を与えます。
ノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授の研究で示されているように、非認知能力が高い子どもは、成人後の生涯収入が平均で数百万円(数億円のデータも)以上高いというデータがあります。
また、自己肯定感、レジリエンス、自己調整能力といった非認知能力が高いと、ストレス社会を生き抜く「心の健康」を保ちやすく、幸福度が高いことも示されています。
ゲームとの「賢い付き合い方」を通じて非認知能力が育まれれば、子どもたちは学力だけでなく、将来の経済的安定と心の豊かさ、そして幸福を両立させることができるのです。これは、親にとって最高の「教育投資」だと言えるでしょう。
これらのデータを見ると、「ゲームは悪」という固定観念を捨て、非認知能力教育の視点でゲームを捉え直すことが、いかに子どもの将来に大きな可能性をもたらすか、一目瞭然ですよね。

ミキゆん長男の事例:ゲームとの「賢い付き合い方」で非認知能力が劇的に伸びた話
ここまで、ゲームが非認知能力を伸ばす最高のツールになり得ることをデータで見てきましたが、「具体的にどう変わるの?」「うちの子のゲーム時間をどうすればいい?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、私ミキゆんが、実際に非認知能力を意識して長男の「ゲームとの付き合い方」を変えるようになってから、彼がどのように劇的に変化していったのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。決して特別なことばかりではありません。日々の関わり方や、ルールを少しだけ工夫しただけなんです。
オンラインゲームでの「作戦会議」がコミュニケーション能力を鍛えた!
小学3年生の長男は、友達とオンラインゲームをするのが大好きです。以前の私は、「ゲームばかりしてないで、友達と外で遊びなさい!」と叱ってばかりでした。オンラインでのコミュニケーションに、教育的な価値があるとは全く考えていませんでした。
でもある日、長男がヘッドセットをつけて、友達とゲームをしている声をこっそり聞いてみたんです。
「〇〇、そっちから敵が来るよ!」「今、俺が囮になるから、△△が援護してくれ!」「了解!」「ナイスパス!」
彼らは、ゲームをしながら、まるでスポーツの試合のように、声を掛け合い、戦略を話し合い、役割分担をしていました。私はハッとしました。これはまさに、「コミュニケーション能力」「協調性」「問題解決能力」「リーダーシップ」を鍛えている瞬間ではないか、と。
そこで、私は「ゲームは悪」という固定観念を捨て、長男のゲームの時間を完全に禁止するのではなく、「ゲームを通じてどんな非認知能力が育まれているか」という視点を持つようにしました。
ゲーム後には、「今日の作戦、どうだった?」「誰と協力できた?」「どうすればもっとうまくいったかな?」と、彼自身に振り返りを促すようにしました。すると、長男は以前よりも、学校のグループ学習で積極的に意見を言ったり、友達とトラブルになった時に冷静に話し合おうとしたりするようになりました。
これはまさに、オンラインゲームでの「作戦会議」が、長男のコミュニケーション能力と協調性を劇的に向上させた証拠だと感じています。ゲームが、彼の社会性を鍛える最高の場になってくれたのです。
パズルゲームで「集中力」と「問題解決能力」が向上!
長男は、一人で黙々とパズルゲームをするのも大好きです。以前の私は、「そんな画面ばかり見てないで、本を読みなさい!」と、すぐにゲームを取り上げてしまっていました。ゲームが子どもの集中力を奪うものだ、と決めつけていました。
でもある時、彼が非常に難しいパズルゲームに挑戦している姿をじっくり見てみました。彼は、何時間も集中して画面とにらめっこし、何度も失敗しながら、どうすればクリアできるかを試行錯誤していました。その表情は、まるで真剣な研究者のようでした。
私は、彼がクリアできた時、「わぁ!こんなに難しいのに、最後まで諦めずに頑張ったね!その集中力、本当にすごいよ!どうやって解いたの?」と、結果だけでなくプロセスと努力、そして問題解決の思考プロセスを具体的に褒めました。
すると、長男はパズルゲームを通して得られた「集中力」と「問題解決能力」を、家庭学習にも活かせるようになりました。以前はすぐに諦めていた算数の応用問題も、「このパズルゲームみたいに、粘り強く考えてみようかな!」と、自分から取り組むように。そして、集中して問題に取り組める時間が格段に伸びました。
これはまさに、パズルゲームが長男の「集中力」と「問題解決能力」を劇的に向上させた証拠だと感じています。ゲームは、子どもの思考力を鍛える最高のツールになり得るのです。
「ゲームは勉強の敵じゃない!」夫婦で意識統一できた喜び
非認知能力教育の視点でゲームを捉え直すようになってから、私たち夫婦のゲームに対する考え方、そして家庭全体の雰囲気にも良い影響がありました。
私が「ゲームも非認知能力を伸ばすチャンスがあるんだよ」と夫に話すたびに、彼は自身の仕事でのゲーム経験(戦略ゲームでチームビルディングを学ぶなど)と照らし合わせ、「なるほど、確かにそうだよな」と共感してくれるようになりました。
夫婦で「ゲームは悪ではない。適切なルールで付き合えば、非認知能力を育む素晴らしいツールだ」という共通認識を持てたことで、子どもたちへの声かけや、ゲーム時間の管理についても、以前のように感情的にぶつかることがなくなりました。
「ゲームは勉強の敵じゃない!」というポジティブな考え方を共有できたことで、子どもたちも安心してゲームを楽しめるようになり、家の中の雰囲気も明るくなりました。非認知能力教育は、ゲームという「難問」を「教育のチャンス」に変え、家族全体のゲームとの付き合い方をより良いものにしてくれたのです。これは、私にとって何よりの喜びです。

今日からできる!家庭で非認知能力を伸ばす「ゲームとの付き合い方」の秘訣
ミキゆん長男の事例を読んで、「うちの子にもゲームを通じて非認知能力を伸ばしてあげたい!」「ゲームとの付き合い方を見直したい!」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。
でも、「ゲーム依存が心配…」「どうやってルールを作ればいい?」と心配する必要はありません。非認知能力が育むゲームとの付き合い方は、日々の暮らしの中で、ちょっとした親子の関わり方やルール作り一つで、劇的に変えることができるんです。
私も、家計を預かる主婦として、無理なく、そしてお金をかけずにできることを工夫しています。今日からぜひ試してほしいことをいくつかご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりで、子どもが楽しみながら非認知能力を伸ばしてくれるはずです!
1. 家族で「ゲームのルール」を一緒に決める
ゲームとの賢い付き合い方の第一歩は、「家族でゲームのルールを一緒に決める」ことです。親が一方的に決めるのではなく、子どもも参加させることで、子どもは「自分で決めたルールは守ろう」という主体性や自制心を育みます。
- ゲーム時間:平日〇分、休日〇分。
- プレイ場所:リビングなど、家族の目が届く場所にする。
- ゲームの種類:年齢制限や内容(暴力性が低いかなど)を確認し、親子で相談して決める。
- ルールを守れなかった場合のペナルティ:親子で話し合って決めておく。
- 「ゲーム以外の時間」の約束:宿題やお手伝いを済ませてからゲームをする、など。
ルールは一度決めたら終わりではありません。子どもの成長に合わせて、定期的に見直し、必要であれば変更していきましょう。この話し合いのプロセス自体が、子どものコミュニケーション能力や問題解決能力を育む良い機会となります。
2. 「ゲームの目的」を意識させる問いかけをする
ゲームを単なる「暇つぶし」で終わらせないために、「このゲームで、どんな力が育つんだろう?」「何ができるようになるんだろう?」と、「ゲームの目的」を意識させる問いかけをしてみましょう。これは、子どもの探求心や目的意識を刺激します。
- 「このパズルゲーム、どうやったら早く解けるかな?」「論理的に考える力がつきそうだね!」
- 「友達と協力するゲーム、今日はどんな作戦を立てたの?」「みんなで協力するって、すごいね!」
- 「このゲーム、どんな世界が広がっているの?」「想像力が豊かになりそうだね!」
親がこのような視点を持つことで、子どもはゲームを「遊び」として楽しみながら、無意識のうちに非認知能力を育んでいくことができます。
3. プレイ中に「できたこと」を具体的に褒める
ゲームは、子どもが「できた!」という成功体験をたくさん積める場です。この成功体験を適切に褒めることで、子どもの自己肯定感や自己効力感、GRIT(やり抜く力)を育むことができます。
- 「難しいステージ、何度も挑戦してクリアできたね!諦めないで頑張る力が素晴らしいよ!」
- 「友達と協力して、大きな敵を倒したね!チームワークがすごいね!」
- 「この複雑な謎、自分で考えて解けたんだね!考える力がすごいよ!」
「すごいね!」だけでなく、「何が、どうすごかったのか」を具体的に褒めることがポイントです。これにより、子どもは「自分の努力が認められた」「自分はできるんだ」と感じ、ゲームへのモチベーションだけでなく、他のことにも挑戦する自信が育まれます。
4. 失敗や負けた時に「どうすればいい?」と「考える問い」を投げかける
ゲームには、失敗や負けがつきものです。この「失敗経験」こそ、レジリエンス(立ち直る力)や問題解決能力を育む絶好のチャンスです。親が感情的に叱るのではなく、「考える問い」を投げかけましょう。
- ゲームオーバーになった時:「残念だったね。どうしてうまくいかなかったんだろう?」「次はどうすればクリアできると思う?」
- 友達との対戦で負けた時:「悔しいね。でも、相手はどんなところが上手だった?」「どうすれば次は勝てるかな?」
親がすぐに答えを教えず、子どもに原因を分析させ、改善策を考えさせることで、子どもは「失敗は学びのチャンス」と捉えられるようになります。これが、将来の困難を乗り越える心の強さとなります。
5. 「ゲーム以外の時間」でバランスを取る
ゲームのメリットを享受しつつ、デメリットを最小限にするために、「ゲーム以外の時間」でのバランスを意識することが非常に重要です。これが、子どもの自己調整能力や自制心を育みます。
- 外遊びの時間を確保する:公園で体を動かす、友達と走り回るなど。
- 読書の時間を作る:絵本の読み聞かせや、自分で本を読む時間を確保する。
- お手伝いの習慣を作る:家庭での役割を果たすことで、責任感や協調性を育む。
- 家族との団らんの時間を作る:ゲームだけでなく、家族との会話や食卓でのコミュニケーションを大切にする。
「ゲームは〇時まで」というルールだけでなく、これらの「ゲーム以外の活動」を充実させることで、子どもは自分で時間の使い方を管理する力を養い、健全な生活を送れるようになります。
6. 親も「子どものゲーム」に興味を持ち、一緒に体験してみる
「ゲームはよく分からないから…」と、子どもがどんなゲームをしているか無関心になっていませんか?親が子どものゲームに興味を持つことで、親子のコミュニケーションが深まり、非認知能力教育の機会が生まれます。
- 子どもがしているゲームを、一緒に少しだけプレイしてみる。
- 「このゲーム、どんなストーリーなの?」「どうやって遊ぶの?」と、子どもに説明してもらう。
- オンラインゲームなら、友達との会話を少しだけ聞いてみる。
親が興味を持つことで、子どもは「親は自分の好きなものを認めてくれている」と感じ、自己肯定感が高まります。また、ゲームを通じて子どもの思考プロセスやコミュニケーションの様子を観察することで、非認知能力を育むための声かけのヒントが見えてくるでしょう。
7. 画面の外での「現実世界での経験」を重視する
ゲームで得られるスキルは素晴らしいですが、最終的にはそれを現実世界で活かせることが重要です。画面の外での「現実世界での経験」を意識的に増やしましょう。
- ゲームで学んだ戦略を、友達との遊びやスポーツで活かすよう促す。
- オンラインゲームでのコミュニケーション能力を、現実の友達や家族との会話で試すよう促す。
- ゲーム内で作ったものを、実際にブロックや工作で再現してみる。
- ゲームで興味を持ったテーマ(例:歴史、動物、科学)について、図鑑や博物館でさらに深掘りする。
ゲームで培われた非認知能力を、現実世界での学びや行動に繋げることで、子どもは「ゲームで学んだことが、実生活でも役立つんだ!」と実感し、より深く非認知能力を定着させることができます。

まとめ:ゲームは「悪」じゃない!「遊び」を「学び」に変える「非認知能力」の視点を持とう!
長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが、「ゲームは悪だ」という固定観念を捨て、非認知能力教育の視点から「ゲームとの付き合い方」を見直した経緯と、その具体的な方法についてお伝えしてきました。
以前は、子どもがゲームをしているのを見ると、不安やイライラを感じていましたが、今は違います。非認知能力を意識してゲームとの付き合い方を変えてから、長男がゲームを通じて真剣に考え、友達と協力し、失敗から学び、自分から次の挑戦に向かう姿を見るたびに、心から「この子たちは大丈夫」「ゲームも最高の学びの場なんだ」と思えるようになりました。
非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中、特に子どもが大好きな「ゲーム」というツールを通じて育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。
AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓き、社会でたくましく活躍するためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。
最新の研究データが証明するように、「非認知能力」が育むゲームとの賢い付き合い方は、子どもたちが問題解決能力、集中力、協調性、創造性といった力を高め、どんな困難にも立ち向かい、どんな環境でも適応し、自分らしく輝くことができるための「心の筋肉」を鍛える最高の「教育」となるでしょう。それは、きっと、子どもへの最高の贈り物になるでしょう。
私ミキゆんは、ゲームは「悪」じゃない!「遊び」を「学び」に変える「非認知能力」の視点を持つことこそが、これからの時代の子育ての鍵だと確信しています。
この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ今日から、できることから少しずつ、非認知能力を意識した「ゲームとの付き合い方」を始めてみませんか?それが、お子さんの輝かしい未来へと繋がるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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