【海外在住者の通信術】ミキゆんが徹底解説!スマホ・ネット契約から国際電話までストレスフリー通信ガイド
こんにちは、ミキゆんです!これまで、海外での家計管理、子育て、キャリア形成、帰国準備、日々の生活術、資産形成、日本の不動産管理、そして海外旅行術について、私のリアルな体験をたっぷりご紹介してきました。
今回は、海外生活の基盤となる、そして時にストレスの種となる**「通信環境」**について、私の経験と学びを余すところなくお伝えします!
「海外でスマホってどうするの?」「インターネット契約って複雑そう…」「日本にいる家族と国際電話、高くなりそう…」「オンラインで仕事をするのに、安定したネット環境ってどうやって手に入れるの?」
私も、夫の海外赴任当初は、現地でのスマホ契約一つにしても、お店の人とのやり取りに四苦八苦したり、国際電話の料金にビクビクしたりと、通信環境の確保にはかなり苦労しました。でも、試行錯誤を重ねるうちに、**ストレスフリーで、しかも賢く通信費を節約できる方法**を見つけることができました。
このブログでは、ミキゆんの実体験に基づいた、**渡航前から現地到着後までの一連のスマホ・インターネット契約の流れ**、**主要な通信費の節約術**、**国際電話を無料でかける裏ワザ**、そして**オンラインでの仕事や学習に必須の安定した通信環境の整え方**まで、具体的なノウハウを徹底解説します。
この長い記事を読み終える頃には、きっとあなたも「通信の不安が解消された!」「これなら快適な海外生活が送れる!」と、自信が持てるはず。一緒に、海外生活の通信環境を万全に整えていきましょう!
※本記事で解説する通信サービスや契約に関する情報は一般的なものであり、国やプロバイダ、時期によって異なります。必ずご自身の責任で判断し、契約前に詳細を確認してください。
目次
1. 海外渡航前の通信準備:日本での手続きと賢い乗り換え
海外赴任や海外移住が決まったら、まず考えたいのが**通信環境**のことです。日本で使っていたスマホやインターネットをどうするか、渡航後すぐに使える通信手段はどう確保するか…不安になりますよね。ミキゆんが実践した、日本での手続きと賢い乗り換え術で、渡航前からストレスフリーな通信環境を整えていきましょう。
1-1. 海外赴任前に確認!日本の携帯電話キャリアの手続きと賢い乗り換え術
海外赴任が決まったら、まず日本の**携帯電話キャリア**との契約をどうするか検討しましょう。そのまま維持するのか、解約するのか、一時停止するのか、賢い選択が求められます。
選択肢とメリット・デメリット
- 一時休止サービスを利用する:
- メリット:電話番号を維持できる。帰国後すぐに同じ番号を使える。基本料金のみで維持できるキャリアが多い。
- デメリット:月額費用がかかる。海外での通話やデータ通信はできない。
- ミキゆんの場合: 夫は会社の規定で日本の電話番号を維持する必要があったため、このサービスを利用していました。
- 解約する:
- メリット:月額費用が一切かからない。
- デメリット:電話番号を失う。帰国後、新規契約になる。SMS認証など、日本の電話番号が必要なサービスが使えなくなる。
- こんな方におすすめ:海外滞在が非常に長く、日本の電話番号にこだわりがない方。
- 格安SIM(MVNO)に乗り換える:
- メリット:基本料金が非常に安価で、月数百円で電話番号を維持できることが多い。SMS認証にも対応できる場合がある。
- デメリット:国際ローミングサービスがない場合が多い。
- こんな方におすすめ:電話番号を維持したいが、費用を抑えたい方。
- ミキゆんの場合: 私自身は海外赴任前に大手キャリアから格安SIMに乗り換えました。月々2000円ほどの節約になりましたし、日本に一時帰国した際もそのまま使えて便利でした。
- MNP(携帯電話番号ポータビリティ)で他社に乗り換える:
- 電話番号はそのままで、他社に乗り換えることができます。特に海外利用に強いプランや、国際ローミングが安いキャリアに乗り換える選択肢もあります。
注意点
- 違約金:契約期間の途中で解約すると、違約金が発生する場合があります。
- メールアドレス:キャリアメールアドレスは解約すると使えなくなります。重要なサービスの登録メールアドレスは、Gmailなどのフリーメールアドレスに変更しておきましょう。
- 家族割:家族割が適用されている場合、家族構成が変わることで割引がなくなる可能性もあります。
渡航前に必ず、契約しているキャリアに問い合わせて、自分の状況に合った最適な方法を選択しましょう。
1-2. SIMフリースマホの準備:海外でそのまま使える機種と購入方法
海外でのスマホ利用を快適かつお得にするためには、日本で使っていたスマホを**「SIMフリー化」**しておくことが非常に重要です。SIMフリースマホがあれば、現地のSIMカードを差し替えるだけで、すぐに現地の携帯電話として利用できます。
SIMフリースマホとは?
- 特定の通信会社のSIMカードに縛られず、どの通信会社のSIMカードでも使えるスマートフォンのことです。
- 日本の大手キャリアで購入したスマホは、通常SIMロックがかかっています。これを解除する手続きを「SIMロック解除」と言います。
SIMフリー化のメリット
- **現地SIMが使える**:海外で現地の安価なSIMカード(プリペイドSIMなど)を差し替えるだけで、現地の電話番号とデータ通信が利用できます。国際ローミングよりもはるかに安価です。
- 費用を抑えられる:新しいスマホを現地で買う必要がなくなるため、初期費用を大幅に節約できます。
- 機種変更が自由:キャリアに縛られず、好きなスマホに機種変更できます。
SIMフリースマホの準備と購入方法
- 現在使っているスマホをSIMロック解除する:
- 契約している日本の携帯電話キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に連絡し、SIMロック解除の手続きを行いましょう。オンラインや店舗で手続きが可能です。費用がかかる場合もあります。
- 新たにSIMフリースマホを購入する:
- もし現在SIMロックがかかっているスマホをSIMフリー化できない場合や、新しい機種が欲しい場合は、最初からSIMフリーとして販売されているスマホを購入しましょう。家電量販店やオンラインストア(Amazonなど)で購入できます。
- 対応周波数帯の確認:
- 購入するスマホが、赴任先の国の通信方式や周波数帯に対応しているかを確認しましょう。対応していないと、現地で電波が繋がらない可能性があります。
ミキゆんも、海外赴任前に使っていたiPhoneをSIMフリー化しておいたので、現地に到着後すぐにプリペイドSIMを購入し、連絡手段を確保できました。これは、海外生活の初期費用を抑える上で非常に有効な手段でした。
1-3. Wi-Fiルーターのレンタル?eSIMの活用?渡航直後から使える通信手段
海外に到着してすぐに、インターネットに接続できる環境があるかどうは、安心感に大きく影響します。空港に到着してから、自宅に固定回線を引くまでには時間がかかることも。渡航直後から使える便利な通信手段を事前に準備しておきましょう。
渡航直後におすすめの通信手段
- 現地の空港でプリペイドSIMを購入する:
- SIMフリースマホを持っていれば、空港の到着ロビーなどで現地の通信会社のプリペイドSIMカードを購入できます。データ通信量と有効期間が決まっているものが多く、安価です。
- ミキゆんの場合: 空港でプリペイドSIMを購入し、夫と連絡を取り合ったり、Googleマップで道案内をしたりと、すぐに活用できました。
- eSIMを活用する:
- 物理的なSIMカードではなく、スマホ本体に直接データをダウンロードして利用する「eSIM」も便利です。事前にオンラインで契約し、QRコードを読み込むだけで開通できるため、空港での待ち時間がなく、到着後すぐに使えます。
- 対応機種が限られますが、SIMカードの差し替え不要で、複数のeSIMを切り替えて使えるメリットもあります。
- 海外用Wi-Fiルーターを日本でレンタルする:
- 日本から海外用のWi-Fiルーターをレンタルしていく方法です。空港で受け取り、現地で電源を入れるだけで使えます。
- メリット:複数人で利用できる。設定が簡単。
- デメリット:レンタル料がかかる。充電が必要。紛失や破損のリスク。
- こんな方におすすめ:家族全員で同時に使いたい、スマホのSIMフリー化ができない、設定が不安な方。
- 現地の空港Wi-Fiを利用する:
- 多くの空港で無料Wi-Fiが提供されています。まずはこれを利用して、家族への連絡や、次の行動の確認をすることができます。ただし、セキュリティには注意が必要です。
自宅の固定回線が開通するまでの「つなぎ」として、これらの手段を上手に活用しましょう。特に、現地のプリペイドSIMやeSIMは、安価で手軽なのでおすすめです。
1-4. 日本の固定回線・光回線の解約手続きと注意点
海外赴任や海外移住に伴い、日本で契約していた**固定回線(光回線など)**の解約手続きも必要になります。忘れずに手続きを行い、無駄な料金を支払わないように注意しましょう。
解約手続きのポイントと注意点
- 契約内容の確認:
- 契約しているプロバイダや回線事業者(NTTなど)に連絡し、契約内容(契約期間、違約金の有無、解約月の料金など)を確認しましょう。
- 違約金に注意:
- 契約期間の途中で解約すると、高額な違約金が発生する場合があります。違約金がかからない更新月などを狙って解約できるのが理想です。
- レンタル機器の返却:
- ルーターやモデムなど、レンタルしている機器は、指定された方法で返却する必要があります。返却しないと、損害金が請求されることがあります。
- 解約月の料金:
- 日割り計算になるのか、月額料金が全額かかるのか、確認しておきましょう。
- 解約のタイミング:
- 引っ越し日や出国日を考慮し、インターネットが使えなくなるタイミングを調整しましょう。ギリギリまでインターネットを使いたい場合は、最終利用日を設定できるか確認。
- メールアドレスの移行:
- プロバイダ提供のメールアドレスを使っている場合、解約すると使えなくなります。Gmailなどのフリーメールアドレスに移行し、重要なサービスの登録メールアドレスを変更しておきましょう。
ミキゆんも、解約手続きで違約金がかからないタイミングを確認し、レンタル機器の返却も夫に依頼して忘れずに行いました。早めに確認し、計画的に進めることで、無駄な出費を避けることができます。
2. 現地でのスマホ契約:キャリア選びからプラン選定まで
海外に到着したら、現地の**スマホ契約**は避けて通れません。日本とは異なるキャリアや料金プランに戸惑うかもしれませんが、賢い選び方を知っておけば、快適かつお得にスマホを利用できます。ミキゆんが実践したキャリア選びのポイントと、プラン選定のコツをご紹介します。
2-1. 現地の携帯電話キャリア選び:大手?格安?ミキゆんのおすすめと注意点
現地の**携帯電話キャリア**選びは、料金、通信品質、サポート体制など、様々な要素を考慮して決める必要があります。
キャリアのタイプと特徴
- 大手キャリア(MNO):
- 特徴:通信品質が安定している。カバーエリアが広い。店舗が多く、サポートが充実している。
- デメリット:月額料金が高め。契約期間の縛りが長いことが多い。
- こんな方におすすめ:通信品質を重視したい方、サポート体制を重視したい方、契約手続きに不安がある方。
- ミキゆんの場合: 夫は会社の契約で大手キャリアを利用していましたが、私はコストを抑えるために格安SIMも検討しました。
- 格安SIMキャリア(MVNO):
- 特徴:月額料金が非常に安価。データ容量の選択肢が多い。オンラインでの手続きがメイン。
- デメリット:通信品質が大手キャリアより劣る場合がある(特に混雑時)。店舗が少ない、あるいはオンラインサポートのみの場合が多い。
- こんな方におすすめ:通信費を徹底的に抑えたい方、オンラインでの手続きに抵抗がない方。
選び方のポイントと注意点
- 通信品質とカバーエリア:
- 自宅や職場の周辺で、問題なく電波が繋がるか、事前に確認できると安心です。現地の友人に聞いたり、オンラインでカバーエリアマップを確認したりしましょう。
- 料金プランとデータ容量:
- 自身の利用状況(データ通信量、通話時間など)に合わせて、無駄のないデータ容量のプランを選びましょう。Wi-Fi環境が充実している場所が多いなら、少なめのプランで十分かもしれません。
- 契約期間の縛り:
- 数年単位の契約期間の縛りがある場合、途中解約で違約金が発生することがあります。海外滞在期間が決まっている場合は、短期契約や違約金のないプランを選びましょう。
- 家族割の有無:
- 家族で同じキャリアに契約すると、割引が適用されることが多いです。家族で契約するなら必ず確認しましょう。
- カスタマーサポートの質:
- 英語や現地語に自信がない場合、日本語対応窓口があるか確認しましょう。トラブル時の対応も重要です。
最初のうちは大手キャリアで安心を買い、慣れてきたら格安SIMに切り替える、というのも賢い選択です。
2-2. 海外の携帯電話プラン、家族割でお得にするには?(再確認)
海外の携帯電話キャリアでも、日本と同様に**「家族割」**を提供していることが多いです。家族で同じキャリア、同じプランに加入することで、通信費を大幅に節約できます。賢く利用して、家計の負担を減らしましょう。(前々回の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
家族割でお得にするポイント
- 家族全員で同じキャリアにまとめる:
- これが家族割の基本です。夫婦だけでなく、子どもがスマホを持つ年齢になったら、子どもも同じ家族割のプランに含められないか確認しましょう。
- データ容量のシェアプランを活用:
- 家族全体でデータ容量をシェアするプランを提供しているキャリアもあります。これにより、無駄なくデータ容量を使い切ることができ、個別契約よりも安価になることが多いです。
- 契約期間の縛りと違約金を確認:
- 家族割を適用するために、長期契約を求められる場合があります。海外滞在期間が決まっている場合は、途中解約の違約金が発生しないか、慎重に確認しましょう。
- 新規契約時の割引・キャンペーン:
- 家族で新規契約する際に、割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを実施しているキャリアもあります。これらを活用しましょう。
- 国際通話・国際SMSの料金を確認:
- 家族割とは直接関係ありませんが、日本への通話やSMSの料金も確認しておきましょう。無料通話アプリを活用するのが基本です(後述)。
- ミキゆんの場合: 夫と同じキャリアで契約し、家族割を適用しました。これにより、私自身の携帯電話料金を、通常契約よりも月に**約1,000円〜1,500円**安くすることができました。年間で**約1.2万円〜1.8万円**の節約になります。塵も積もれば山となる、ですね!
携帯電話料金は毎月かかる固定費です。家族割を上手に活用し、賢く節約していきましょう。
2-3. プリペイドSIMと月額契約、どちらが海外在住者におすすめ?
海外でスマホを使う際、**プリペイドSIM(前払い式)**にするか、**月額契約(後払い式)**にするかは、あなたの滞在期間や利用状況によって最適な選択肢が異なります。
プリペイドSIM(前払い式)
- メリット:
- 手軽に始められる:空港やコンビニ、携帯ショップですぐに購入でき、複雑な契約手続きが不要。
- 費用を抑えられる:必要なデータ量や通話時間だけチャージするため、無駄がない。
- 契約期間の縛りがない:違約金が発生しない。
- 使いすぎの心配がない:チャージした分しか使えないため、使いすぎを防げます。
- デメリット:
- 残高がなくなると使えなくなる。
- 長期滞在だと、毎回のチャージが手間になる。
- プランの選択肢が少ない場合がある。
- こんな方におすすめ:
- 渡航直後、固定回線が引かれるまでのつなぎ。
- 短期滞在(数ヶ月〜1年程度)。
- 通信費を徹底的に抑えたい方。
- ミキゆんの場合: 現地到着後、まず空港でプリペイドSIMを購入し、固定回線が開通するまでの間、活用しました。非常に便利でした。
月額契約(後払い式)
- メリット:
- 通信が安定している:大手キャリアの回線を利用するため、通信品質が安定していることが多い。
- データ容量が多いプランがある:動画視聴やオンライン会議が多い方には便利。
- 家族割や固定回線とのセット割引が適用される場合がある。
- 長期滞在でも手間がかからない。
- デメリット:
- 契約手続きが複雑で時間がかかる場合がある。
- 契約期間の縛りがあり、途中解約で違約金が発生する可能性がある。
- プリペイドSIMより月額料金が高い傾向。
- 信用履歴がないと審査に通らないことがある。
- こんな方におすすめ:
- 長期滞在(1年以上)。
- 通信品質や安定性を重視したい方。
- 固定回線とのセット割引を利用したい方。
あなたの滞在期間や利用状況に合わせて、最適な選択肢を選びましょう。まずはプリペイドSIMで様子を見て、慣れてきたら月額契約に切り替える、というのも賢い方法です。
2-4. 契約書は隅々まで確認!隠れた料金や解約条件を見抜くコツ
海外で携帯電話やインターネットの**契約書**は、日本のものよりはるかに分厚く、専門用語も多いです。すべてを理解するのは大変ですが、**「隠れた料金」や「解約条件」**を見抜くためのコツを知っておくことが、後々のトラブル回避に繋がります。
契約書確認のポイントと見抜くコツ
- 基本料金と内訳を細かく確認:
- 月額料金に含まれるデータ量、通話時間、SMS送信数などを明確に確認しましょう。
- 基本料金以外に、税金、サービス料、ユニバーサルサービス料など、追加でかかる費用がないか確認しましょう。
- 契約期間と解約金(違約金):
- 最も重要なポイントです。「Minimum Term」「Contract Period」といった項目を確認し、契約期間が何ヶ月または何年なのかを把握しましょう。
- 契約期間中に解約した場合、「Early Termination Fee」「Cancellation Fee」としていくら支払う必要があるか、明確に確認しましょう。これが高額な場合があります。
- 自動更新の有無:
- 契約が自動更新される場合、更新月に解約しないと新たな契約期間が始まってしまうことがあります。自動更新の条件や、更新を停止するための手続きを確認しましょう。
- データ容量超過時の料金:
- 契約したデータ容量を超過した場合、自動的に追加料金が発生するのか、それとも通信速度が制限されるだけなのかを確認しましょう。自動追加は高額になることがあるので要注意です。
- 国際通話・国際ローミング料金:
- 海外旅行中や日本への国際電話をかける際の料金は非常に高額です。これも事前に確認しておきましょう。
- カスタマーサポートの連絡先:
- トラブル時に連絡する窓口(電話番号、メールアドレス、営業時間など)を控えておきましょう。
- 不明点はその場で質問!:
- 少しでも疑問に感じたら、その場で店員に質問しましょう。英語や現地語に不安があれば、翻訳アプリを活用したり、分かる人に同行してもらったりしましょう。
契約書は一度サインしてしまうと後から覆すのは困難です。面倒でも、時間をかけて隅々まで確認することが、後悔しないための最大の防衛策です。
2-5. 現地での電話番号取得:緊急時にも役立つ基本情報
海外に滞在する上で、**現地の電話番号**を取得することは非常に重要です。日常生活だけでなく、緊急時にも役立つ基本情報となるため、渡航後できるだけ早く取得しましょう。
現地での電話番号取得の重要性
- 緊急時の連絡手段:
- 病気、事故、災害など、緊急時に現地の救急サービスや警察に連絡する際に必要です。
- 現地の人とのコミュニケーション:
- 学校や習い事、ご近所付き合い、病院、銀行など、現地の人々と連絡を取り合う上で必須です。
- 各種サービス登録:
- 現地の銀行口座開設、オンラインショッピング、宅配サービス、レストラン予約など、様々なサービスで電話番号の登録が求められます。
- 信用情報構築の第一歩:
- 一部の国では、電話番号が信用情報の一部として認識されることもあります。
電話番号取得の方法
- プリペイドSIMの購入:
- 最も手軽な方法です。空港やコンビニ、スーパー、携帯ショップなどでプリペイドSIMを購入すれば、すぐに現地の電話番号が付与されます。
- 月額契約:
- 現地の携帯電話キャリアと月額契約を結ぶことで、電話番号を取得できます。長期滞在の場合におすすめです。
- eSIMの活用:
- 対応機種であれば、オンラインでeSIMを購入・設定することで、物理SIMなしで電話番号を取得できます。
現地に到着したら、まず何よりも先に、現地の電話番号を取得し、家族や緊急連絡先と共有しましょう。これが、あなたの海外生活の安心感を大きく高めてくれます。
3. 海外でのインターネット環境:自宅と外出先で快適に!
現代の海外生活において、**インターネット環境**はもはや生命線です。オンラインでの仕事や学習、家族との連絡、情報収集、エンターテイメント…全てがインターネットに支えられています。自宅と外出先の両方で、ストレスフリーな通信環境を整えるためのコツをミキゆんが徹底解説します。
3-1. 海外のインターネット環境、ストレスなく利用するための契約術(再確認)
海外での**インターネット環境**は、ストレスなく快適に利用するためには、契約時にしっかり確認すべきことがあります。日本とは異なる契約形態や料金体系もあるので注意が必要です。(前々回の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
契約術のポイント
- プロバイダの比較:
- 複数のインターネットプロバイダ(通信会社)の料金プラン、速度、提供エリア、カスタマーサポートの評判を比較しましょう。オンラインレビューや、現地の日本人コミュニティの口コミも参考に。
- 契約期間の確認:
- 短期滞在の場合は、縛りのないプランや短期契約が可能なプロバイダを選びましょう。長期契約の方が月額料金が安くなることが多いですが、途中解約の違約金が発生しないか確認が必要です。
- 初期費用の確認:
- 設置工事費用、モデムやルーターのレンタル費用、事務手数料など、初期費用がかかる場合があります。
- 回線速度とデータ容量:
- オンライン会議や動画視聴が多い場合は、十分な速度とデータ容量のプランを選びましょう。家族で同時に使う場合は、高速回線が必要になります。
- データ容量が無制限のプランが主流の国もあれば、従量制の国もあります。
- Wi-Fiルーターの準備:
- プロバイダからレンタルできることが多いですが、自分で高性能なWi-Fiルーターを用意すると、より快適な通信環境を構築できる場合があります。
- カスタマーサポートの質:
- 英語や現地語に自信がない場合、日本語対応窓口があるか確認しましょう。トラブル時にすぐに相談できるのは非常に重要です。
- 解約時の手続き:
- 帰国時を考えて、解約手続きがスムーズか、違約金が発生しないかなども確認しておきましょう。
ミキゆん家は、オンラインでの副業や子どものオンライン学習のため、高速回線を優先しました。多少費用はかかりますが、ストレスなく快適に使えることが何よりも重要でした。
3-2. 自宅の固定回線選び:光ファイバー?ケーブル?速度と料金の比較
海外の自宅で快適なインターネット環境を構築するには、**固定回線**の選択が重要です。主な回線タイプである**光ファイバー**と**ケーブル**について、それぞれの特徴と、速度・料金の比較を解説します。
固定回線のタイプと特徴
- 光ファイバー(Fiber Optic):
- 特徴:最も高速で安定したインターネット回線です。光信号を利用するため、電気信号よりも高速で長距離伝送が可能です。
- メリット:ダウンロードもアップロードも非常に速い。オンライン会議、動画ストリーミング、オンラインゲームなど、データ容量の大きい利用に適しています。遅延が少ない。
- デメリット:提供エリアが限られることがある。工事が必要な場合があり、費用がかかることもある。月額料金が高め。
- こんな方におすすめ:オンラインでの仕事や学習、動画視聴など、高速で安定した通信環境を求める方。
- ケーブルインターネット(Cable Internet):
- 特徴:ケーブルテレビ回線を利用したインターネットサービスです。
- メリット:広範囲で提供されていることが多い。光ファイバーより安価な場合がある。テレビとのセット割引があることも。
- デメリット:利用者が多い時間帯は速度が低下しやすいことがある。アップロード速度がダウンロード速度より遅い傾向がある。
- こんな方におすすめ:費用を抑えたいが、ある程度の速度も求める方。
- その他(DSL、衛星、モバイル回線など):
- DSLは電話回線を利用するため速度が遅い傾向。衛星インターネットは辺境地域で利用されますが、高価で遅延が大きい。モバイル回線(Wi-Fiルーター)は工事不要で手軽ですが、データ容量制限や安定性に課題がある場合があります。
速度と料金の比較
- 一般的に、**光ファイバー > ケーブル > DSL** の順で速度が速く、料金も高くなる傾向にあります。
- 必ず、複数のプロバイダのプランを比較し、ご自身の利用状況と予算に合ったものを選びましょう。オンラインレビューや、現地の日本人コミュニティの評判も参考にしてください。
自宅のインターネット環境は、海外生活の快適さに直結します。時間をかけて、最適な選択をしましょう。
3-3. モバイルWi-FiルーターとeSIMの併用術:外出先での通信を快適に
自宅の固定回線だけでなく、外出先での通信環境も重要です。特に、Googleマップで道案内をしたり、緊急時に情報を調べたりと、海外ではスマホのデータ通信が必須です。**モバイルWi-Fiルーター**と**eSIM**を賢く併用することで、外出先での通信を快適に、そしてお得にできます。
モバイルWi-Fiルーターのメリット・デメリット
- メリット:
- 複数人でWi-Fiを共有できるため、家族旅行などに便利。
- スマホのデータ容量を気にせず使える。
- 設定が比較的簡単。
- デメリット:
- 充電が必要。
- 荷物が増える。
- 紛失や破損のリスク。
- レンタル料や購入費用がかかる。
eSIMのメリット・デメリット
- メリット:
- 物理SIMの差し替え不要で、オンラインで契約・開通できるため、手軽。
- 複数のeSIMをスマホに保存し、切り替えて使える。
- 荷物にならない。
- デメリット:
- 対応機種が限られる。
- 複数人で共有できない(テザリングは可能だがバッテリー消費が大きい)。
賢い併用術
- **メインはスマホ(eSIMまたは現地SIM)**:
- 普段使いは、現地で契約したSIMカード(またはeSIM)を挿したスマホをメインに。
- **モバイルWi-Fiルーターは予備や共有用**:
- 家族全員で同時にインターネットを使いたい時や、スマホの充電が切れた時の予備として、モバイルWi-Fiルーターを持っておくと安心です。
- 緊急時にも対応できる準備:
- スマホが使えなくなった時のために、緊急連絡先を紙にメモしておく、公衆電話の場所を確認しておく、といった備えも忘れずに。
ミキゆん家は、普段は現地SIMを挿したスマホを使い、家族で遠出する際や、通信が不安定な場所に行く際には、念のためモバイルWi-Fiルーターも携帯していました。
3-4. 無料Wi-Fiスポットの賢い活用法とセキュリティ対策
海外には、カフェ、ショッピングモール、空港、公共施設などで**無料Wi-Fiスポット**が充実している場所も多いです。これらを賢く活用することで通信費を節約できますが、同時に**セキュリティ対策**も怠らないようにしましょう。
無料Wi-Fiスポットの賢い活用法
- 用途を限定する:
- メールの確認、簡単な情報検索、地図の確認など、個人情報や決済を伴わない用途に限定しましょう。
- オフラインでできる準備をしておく:
- Googleマップのオフラインマップをダウンロードしておく、必要な情報は事前にスクリーンショットを撮っておくなど、オフラインでも困らない準備をしておきましょう。
- ログインが必要なWi-Fiを選ぶ:
- ログインや簡単な登録が必要なWi-Fiの方が、セキュリティレベルが少し高いことが多いです。
セキュリティ対策(最重要!)
- 個人情報や決済情報の入力はしない:
- 無料Wi-Fiは、通信が暗号化されていない場合が多く、悪意のある第三者に通信内容を盗聴されるリスクがあります。オンラインバンキング、クレジットカード決済、個人情報入力などは絶対に避けましょう。
- VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用する:
- VPNを利用すれば、通信が暗号化されるため、セキュリティを大幅に強化できます。特に重要な情報のやり取りをする場合は、VPNの利用を強く推奨します(後述)。
- 不要な接続は切断する:
- 無料Wi-Fiを利用しない時は、Wi-Fi接続をオフにしておきましょう。自動接続設定もオフに。
- セキュリティソフトの導入:
- PCやスマホにセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保ちましょう。
無料Wi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクを理解し、安全に利用することが何よりも大切です。賢く使って、通信費を節約しつつ、安全も確保しましょう。
3-5. オンライン会議や動画視聴も快適に!安定したネット環境を整えるコツ
オンラインでの仕事(ミキゆんのWebライティングのように)、子どものオンライン学習、家族とのビデオ通話、動画視聴など、海外生活でインターネットを使う機会は非常に多いです。これらを快適に行うためには、**安定したネット環境**を整えることが不可欠です。
安定したネット環境を整えるコツ
- 高速回線の契約:
- (前述の通り)自宅の固定回線は、できる限り光ファイバーのような高速で安定した回線を選びましょう。契約時に、ダウンロード速度だけでなく、アップロード速度も確認することが重要です。オンライン会議は、アップロード速度も影響します。
- Wi-Fiルーターの性能と設置場所:
- 高性能なWi-Fiルーターを使用し、電波が家全体に行き渡るよう、中央に設置しましょう。必要であれば、Wi-Fi中継器(Wi-Fi Extender)の導入も検討しましょう。
- 有線LAN接続の活用:
- オンライン会議やオンラインゲームなど、特に安定性が求められる場合は、Wi-Fiではなく、パソコンとルーターを有線LANケーブルで直接繋ぐことで、より安定した通信が可能です。
- 時間帯による通信状況の確認:
- 現地のインターネット回線は、利用者が集中する夜間などに速度が低下することがあります。仕事や会議の時間を調整できるなら、比較的空いている時間帯を選ぶのも良いでしょう。
- 不要なバックグラウンド通信をオフに:
- スマホやPCで、使っていないアプリのバックグラウンド通信や、自動アップデートをオフにすることで、帯域を節約し、メインの通信を安定させることができます。
- VPNの利用を検討:
- (後述しますが)VPNを使用すると、通信が安定することもあります。ただし、VPNの種類によっては速度が低下する場合もあるので、サービスを選びましょう。
快適なネット環境は、海外生活の質を大きく左右します。費用はかかりますが、これは生産性やストレス軽減のための重要な投資だと考えましょう。
4. 国際電話とメッセージアプリ:日本とのコミュニケーションを円滑に
海外にいても、日本にいる家族や友人とのコミュニケーションは欠かせません。しかし、国際電話は高額になりがちです。賢く**国際電話**や**メッセージアプリ**を活用し、日本とのコミュニケーションを円滑に、そしてお得に保ちましょう。
4-1. 日本にいる家族と国際電話!無料&格安でかける裏ワザ
海外から日本にいる家族や友人に電話をかけたい時、通常の国際電話料金は非常に高額です。しかし、無料や格安でかける裏ワザがたくさんあります!
無料&格安で国際電話をかける裏ワザ
- LINE通話・LINEビデオ通話:
- スマホアプリ「LINE」を使えば、LINEユーザー同士なら無料で音声通話やビデオ通話ができます。ほとんどの日本人が利用しているので、最も手軽で便利な方法です。
- ミキゆんの場合: 毎日、日本の実家の母とLINEビデオ通話をして、子どもたちの顔を見せたり、近況報告をしたりしていました。
- Skype通話:
- Skypeユーザー同士なら無料で音声通話やビデオ通話ができます。相手がSkypeユーザーでなくても、Skypeクレジットを購入すれば、格安で日本の固定電話や携帯電話にかけられます。
- Zoom通話:
- 無料版でも1対1の通話は時間制限なしで利用できます。ビデオ通話も可能で、複数人でのグループ通話にも使えます。
- WhatsApp通話:
- 海外で広く使われているメッセージアプリです。WhatsAppユーザー同士なら無料で音声通話やビデオ通話ができます。
- 楽天Link(楽天モバイルユーザー限定):
- もし楽天モバイルを契約していれば、海外からでも楽天Linkアプリを使えば、無料で日本の固定電話や携帯電話にかけられます。
- Google Voice / Google Meet:
- Googleアカウントがあれば、Google Meetで無料でビデオ通話ができます。Google Voiceは、アメリカの電話番号を持つサービスですが、一部の国から国際電話をかけるサービスもあります。
- 国際電話カード(最終手段):
- インターネット環境がない場合の最終手段として、国際電話カードもありますが、費用は高めです。
これらのアプリやサービスを賢く活用することで、国際電話の費用をほぼゼロに抑え、日本にいる家族や友人とのコミュニケーションを密に保つことができます。
4-2. LINE、Skype、Zoom…主要メッセージアプリの賢い使い分け
日本と海外で、主要な**メッセージアプリ**は異なります。それぞれの特徴を理解し、賢く使い分けることで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
主要メッセージアプリの賢い使い分け
- LINE(日本との連絡メイン):
- 特徴:日本では圧倒的な利用者数。スタンプ、グループチャット、無料通話・ビデオ通話が便利。
- 使い分け:日本の家族や友人との連絡のメインとして活用。無料通話で、声を聞く機会を増やしましょう。
- WhatsApp(海外での連絡メイン):
- 特徴:欧米やアジアなど、世界中で広く利用されているメッセージアプリ。テキスト、音声通話、ビデオ通話、グループチャットが可能。
- 使い分け:現地の友人、子どもの学校の先生、習い事のコーチなど、海外でのコミュニケーションのメインとして活用。
- Skype(ビジネス・固定電話への通話):
- 特徴:音声通話・ビデオ通話の品質が高い。Skypeクレジットで格安で固定電話や携帯電話にもかけられる。
- 使い分け:ビジネスでのオンライン会議、オンライン英会話レッスン、日本の固定電話への連絡など。
- Zoom(オンライン会議・大人数通話):
- 特徴:高品質なビデオ会議システム。画面共有やチャット機能も充実。
- 使い分け:副業でのクライアントとの打ち合わせ、オンライン講座の受講、日本の友人とのグループビデオ通話など。無料版でも十分活用できます。
- Messenger(Facebookのメッセージ機能):
- 特徴:Facebookユーザー同士でメッセージのやり取りが可能。音声・ビデオ通話も。
- 使い分け:Facebookで繋がっている友人との連絡。
これらのアプリをTPOに合わせて使いこなすことで、日本とも海外とも、円滑なコミュニケーションを保つことができます。
4-3. 日本のスマホ番号維持サービス:一時帰国やSMS認証に便利
海外滞在が長期になる場合でも、**日本のスマホ番号を維持したい**と考える方は多いでしょう。特に、**一時帰国時**や、様々なサービスで必要となる**SMS認証**のために、日本の電話番号は非常に便利です。
日本のスマホ番号維持サービスの選択肢
- 大手キャリアの「電話番号保管サービス(休止サービス)」:
- 特徴:月額数百円程度で電話番号を維持できる。データ通信や通話はできない。
- メリット:帰国後、同じ番号でスムーズに再開できる。
- デメリット:費用がかかる。SMS認証に利用できない場合が多い。
- 格安SIMの「データSIM+SMS機能付き」プラン:
- 特徴:データ通信量が少ないプランに、SMS機能だけを追加できる。月額数百円~千円台で、電話番号を維持しつつ、SMS認証も可能。
- メリット:費用が安い。SMS認証が可能なため、オンラインサービス利用時に便利。
- デメリット:音声通話はできない(別途アプリ利用)。国際ローミング不可な場合が多い。
- ミキゆんの場合: 私はこの方法で日本の電話番号を維持していました。海外から日本のサービスを利用する際に、SMS認証が必要なことが多々あったので、非常に助かりました。
- 楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリ:
- 特徴:楽天モバイルの契約者であれば、海外からでもRakuten Linkアプリを利用して、無料で日本の固定電話や携帯電話にかけ放題(一部対象外あり)。SMSも無料。
- メリット:費用をかけずに日本の電話番号を維持し、国際通話も可能。
- デメリット:楽天モバイルの契約が必要。
ご自身の滞在期間や、日本の電話番号が必要となる頻度を考慮して、最適なサービスを選びましょう。費用対効果をしっかり見極めることが大切です。
4-4. VPN(仮想プライベートネットワーク)の活用:日本のサービス利用とセキュリティ強化
海外から日本のウェブサイトやサービスにアクセスしようとすると、「海外からのアクセスは制限されています」と表示されて困った経験はありませんか?また、海外でのインターネット利用時にセキュリティが心配になることも。そんな時に役立つのが、**VPN(仮想プライベートネットワーク)**です。
VPNとは?
- インターネット上に仮想的な専用回線を構築し、安全な通信を行う技術です。VPN接続中は、あなたの実際のIPアドレス(インターネット上の住所)ではなく、VPNサーバーのIPアドレスが表示されます。
VPNの活用メリット
- 日本のウェブサイトやサービスにアクセスできる:
- VPNを使って日本のサーバーに接続すれば、海外からでも、動画配信サービス(TVer, AbemaTVなど)、日本のオンラインストア、日本の銀行サイトなど、海外からのアクセスが制限されているサービスを利用できる場合があります。
- ミキゆんの場合: 日本のドラマやバラエティ番組をTVerで視聴したり、日本のオンライン書店にアクセスしたりする際に、VPNが非常に役立ちました。
- セキュリティの強化:
- 特に、カフェや空港などの**無料Wi-Fiスポット**を利用する際、VPNを使えば通信が暗号化されるため、悪意のある第三者からの盗聴や情報漏洩のリスクを大幅に減らせます。
- プライバシーの保護:
- あなたのIPアドレスが隠されるため、オンラインでのプライバシーが保護されます。
VPNサービスの選び方
- 信頼性:大手で実績のあるVPNサービスを選びましょう。
- サーバー数と設置国:日本にサーバーがあるか、また、接続したい国に多くのサーバーがあるかを確認しましょう。
- 速度:安定した高速通信が提供されるか、試用期間で確認しましょう。
- 料金:月額費用や年額費用を比較検討。無料のVPNもありますが、セキュリティ面や速度に不安があるため、有料版をおすすめします。
- デバイス対応:スマホ、PCなど、複数のデバイスに対応しているか。
VPNは、海外生活をより便利に、そして安全にするための強力なツールです。賢く活用して、ストレスフリーなデジタルライフを送りましょう。
5. 通信トラブルの回避と対処法:ミキゆんの失敗談から学ぶ
海外での通信環境は、時に予期せぬ**トラブル**に見舞われることがあります。突然インターネットが繋がらなくなったり、高額請求に驚いたりと、ストレスの原因になりがちです。ミキゆんも何度かトラブルを経験しました。ここでは、よくある通信トラブル事例とその回避策、そして万が一の対処法を、私の失敗談から学んでいきましょう。
5-1. 通信トラブルでよくある事例と回避策【ミキゆん体験談】
海外での通信トラブルは、本当に焦りますよね。ミキゆんが実際に経験した、または耳にしたよくある事例と、その回避策をご紹介します。
よくあるトラブル事例と回避策
- データ容量の使いすぎによる高額請求/速度制限:
- 事例: 日本と同じ感覚でスマホを使っていたら、データ容量を使いすぎて高額請求が来た。または、データ容量超過で急に速度が遅くなり、オンライン会議ができなかった。
- 回避策: 現地の料金プランのデータ容量をしっかり把握し、計画的に利用しましょう。Wi-Fi環境では積極的にWi-Fiを利用。スマホの設定で、各アプリのデータ使用量をモニタリングする習慣をつけましょう。自動追加オプションはオフに。
- インターネット回線が開通しない/遅延:
- 事例: 引っ越してから数週間経っても自宅のインターネット回線が開通しない。工事が予定より大幅に遅れた。
- 回避策: 契約前に開通までの期間を明確に確認。プロバイダの評判(特にカスタマーサポートの質)をリサーチする。万が一に備え、渡航直後から使えるプリペイドSIMやeSIM、モバイルWi-Fiルーターを用意しておく。
- 現地の言葉でカスタマーサポートと話せない:
- 事例: ネットが繋がらないのに、カスタマーサポートの電話が英語(または現地語)で、状況を伝えられずイライラした。
- 回避策: 日本語対応のサポートがあるキャリアを選ぶ。現地の友人に助けてもらう。翻訳アプリや、事前に伝えたい内容をメモにまとめておく。
- 契約内容の誤解によるトラブル:
- 事例: 「無料だと思ったサービスが有料だった」「解約金がかからないはずだったのに請求された」。
- 回避策: 契約書は隅々まで確認し、特に料金や解約条件については不明な点を残さない。不安なら詳しい人に同行してもらう。
- 停電や自然災害による通信途絶:
- 事例: 大雨や台風で停電になり、インターネットも携帯も使えなくなった。
- 回避策: モバイルバッテリーを常に充電しておく。通信手段のバックアップ(プリペイドSIM、公衆電話の場所確認など)を用意しておく。
これらのトラブルは、事前の準備と、冷静な対処で乗り越えることができます。トラブルを経験することで、対応力が身につき、次からは焦らずに対処できるようになりますよ。
5-2. 契約内容の確認不足にご注意!「思ってたのと違う」を防ぐポイント
海外での通信契約において、最も多いトラブルの原因の一つが**「契約内容の確認不足」**です。店員の言葉を鵜呑みにせず、「思ってたのと違う!」を防ぐためのポイントを解説します。
「思ってたのと違う」を防ぐポイント
- 契約書(Agreement/Contract)を必ずもらう:
- 口頭での説明だけでなく、必ず書面で契約書をもらいましょう。後からトラブルになった際に、唯一の証拠となります。
- 重要項目をその場で確認:
- 特に以下の項目は、その場で指差し確認するなどして、店員と一緒に確認しましょう。
- 月額料金の総額(税込み、全てのオプション込み)
- データ容量と超過時の料金体系
- 契約期間と解約金(違約金)
- 自動更新の有無と停止方法
- 国際通話・国際SMSの料金
- 付属の機器(ルーターなど)のレンタル料金と返却方法
- 特に以下の項目は、その場で指差し確認するなどして、店員と一緒に確認しましょう。
- 不明点は質問リストにしておく:
- 事前に疑問点をリストアップしておき、契約時に全て質問しましょう。納得いくまで質問し、曖昧なままサインしないこと。
- 英語・現地語に不安があれば同行者と翻訳アプリを:
- 言葉に不安がある場合は、英語や現地語が堪能な友人や、会社の人事担当者に同行してもらいましょう。あるいは、翻訳アプリの音声入力・出力機能を活用しましょう。
- 録音・写真撮影も検討:
- 許可を得た上で、説明内容を録音したり、契約書の一部を写真に撮っておいたりするのも、後日の確認に役立ちます。
海外では、顧客側が積極的に確認しないと、不利な契約を結んでしまうこともあります。面倒でも、自分の権利を守るために、徹底的な確認を心がけましょう。
5-3. カスタマーサポートとの交渉術:言葉の壁を乗り越えるには?
通信トラブルが発生した際、**カスタマーサポート**に電話をかけなければならないこともありますよね。言葉の壁がある中で、効果的に**交渉**し、問題を解決するための術をご紹介します。
カスタマーサポートとの交渉術
- 事前に状況を整理し、伝えたいことをメモにまとめる:
- 何が起こったのか、いつからなのか、何を解決したいのかを簡潔に、箇条書きでメモしておきましょう。英語(または現地語)で単語やフレーズを調べておくと便利です。
- 感情的にならない:
- イライラする気持ちは分かりますが、感情的になると冷静な話し合いができなくなります。あくまで冷静に、事実を伝えましょう。
- 明確な単語と簡単な文章で話す:
- 複雑な言い回しは避け、短く、明確な単語と簡単な文章で伝えましょう。
- 翻訳アプリを積極的に活用:
- 音声入力・出力機能がある翻訳アプリは、非常に役立ちます。電話をスピーカーにして、翻訳アプリを通して会話するのも一つの手です。
- 「Can you speak slowly?」など、ゆっくり話してもらうようお願いする:
- 相手の言葉が聞き取れない場合は、遠慮なくゆっくり話してもらうようお願いしましょう。
- 担当者名と日時を記録する:
- 誰といつ話したかを記録しておきましょう。後日、同じ問題で連絡する際に役立ちます。
- 「Supervisor, please.」も検討:
- もし担当者の対応に不満がある場合や、話が進まない場合は、「Supervisor, please.(上司と話したい)」と伝えても良いでしょう。ただし、最終手段として。
- メールでのやり取りを依頼する:
- 電話でのやり取りが難しい場合は、メールでの対応を依頼しましょう。記録が残るので、後日の証拠にもなります。
通信トラブルは誰にでも起こりえます。言葉の壁を恐れず、積極的にコミュニケーションを取ることで、問題を解決できる可能性が高まります。
5-4. 引っ越し時のネット回線切り替え・解約手続きの注意点
海外での**引っ越し**(同じ国内での引っ越し)や、**帰国**の際にも、ネット回線の切り替えや解約手続きが必要です。ここでもいくつかの注意点があります。
引っ越し時のネット回線手続きの注意点
- **移転手続きか新規契約か**:
- 同じプロバイダで「移転手続き」ができる場合と、一度解約して新しい住所で「新規契約」が必要な場合があります。移転の方が手間が少ないことが多いです。
- **工事の有無と期間**:
- 新しい住居での工事が必要な場合、開通までに時間がかかることがあります。インターネットが使えない期間が発生しないよう、早めに手続きを始めましょう。
- **レンタル機器の返却・設置**:
- 現在のルーターやモデムを返却し、新しい住居で新しい機器を設置する場合があります。返却忘れに注意。
- **違約金**:
- 契約期間の途中で移転すると、違約金が発生することもあります。
帰国時のネット回線解約手続きの注意点
- **解約月の料金**:
- 日割り計算になるのか、月額料金が全額かかるのか確認しましょう。
- **レンタル機器の返却**:
- モデムやルーターなど、レンタルしている機器は、指定された方法で返却する必要があります。返却しないと、損害金が請求されることがあります。日本へ持ち帰ってしまわないように注意しましょう。
- **解約のタイミング**:
- 自宅を退去する最終日や、出国日を考慮し、インターネットが使えなくなるタイミングを調整しましょう。
- **最終請求書の送付先**:
- 最終請求書を日本の住所や、信頼できる友人・会社の住所に送ってもらうよう手配しておきましょう。
引っ越しや帰国の際は、ただでさえやることが多いので、通信環境の手続きは早めに着手し、余裕を持って進めることが大切です。
まとめ:通信は海外生活の生命線!万全の準備で快適な日々を
いかがでしたでしょうか?海外での生活において、**通信環境**はもはや空気のような存在です。スマホやインターネットが当たり前に使えることで、私たちは海外にいながらも、日本と繋がり、情報を得て、仕事をし、学び、そして日々の暮らしをより豊かにすることができます。
この記事では、私ミキゆんのリアルな体験談を交えながら、海外での**スマホ・インターネット契約の賢い選び方**、**国際電話の節約術**、**LINEやSkypeなどの主要メッセージアプリの賢い使い分け**、そして**通信トラブルの回避と対処法**まで、多岐にわたるテーマを詳しく解説してきました。
海外生活をストレスフリーで快適に送るための通信環境を整える鍵は、以下の3つにあると私は考えています。
- 「事前の情報収集と準備」:
- 渡航前から、現地の通信環境や契約形態、料金プランを徹底的にリサーチし、SIMフリースマホの準備、eSIMの活用、日本のサービスの手続きなど、計画的に準備を進めること。
- 「賢い選択と使い分け」:
- 大手キャリアと格安SIMのメリット・デメリットを理解し、自分の利用状況に合わせて最適なプランを選ぶこと。また、国際電話アプリや無料Wi-Fiスポットなどを賢く使い分けること。
- 「トラブルへの備えと冷静な対処」:
- 契約書は隅々まで確認し、「隠れた料金」に注意すること。万が一トラブルが発生しても、冷静に状況を整理し、適切な連絡先に助けを求めること。
私自身、海外での通信環境確保には、最初は戸惑いや苦労もありました。しかし、一つ一つクリアしていくことで、今ではストレスなく、快適にオンラインでの副業もこなせるようになりました。この経験が、皆さんの海外生活をより豊かなものにする一助となれば幸いです。
このブログが、海外で奮闘する皆さんにとって、少しでも役立つ情報となり、安心して海外生活を楽しんでいただける一助となれば嬉しいです。
これからも、ミキゆんのリアルな生活やお金に役立つ情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!
あなたの海外生活が、素晴らしい通信環境に恵まれますように!
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