【ミキゆん直伝】共働きでもOK!時間がない親でも結果を出せる非認知能力教育の秘密
こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの教育」について深く考えるようになりました。
このブログでも度々お話ししている「非認知能力」。テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力だ、ということをお伝えしてきました。
そう話すと、ママ友からこんな声を聞くことがあります。
「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、うちは夫婦共働きで、毎日時間がないから…」
「子どもとゆっくり向き合う時間なんて、ほとんど取れないのよね。」
「やっぱり、専業主婦の方みたいに、じっくり関わってあげないと育たないんじゃない?」
「特別なことをする時間も体力もないわ…。」
はい、その気持ち、よーく分かります!私自身、専業主婦といっても、家事や育児、副業と、毎日時間との戦いです。もし、私が共働きで、仕事に追われていたら、同じように感じたことでしょう。
でも、ご安心ください!
私が非認知能力について深く調べ、実践していくうちに確信したこと。それは、非認知能力は、親が子どもと接する「時間の長さ」だけでは決まらないということです。
むしろ、「時間の短さ」を補う「関わりの質」が、非認知能力を育む上で最も重要なんです。そして、その「質の高い関わり」は、忙しい共働き家庭でも、ちょっとした工夫で実践できるんです!
実は、時間がない共働き家庭でも、子どもの非認知能力を効果的に育むことができ、結果を出せるという、具体的なデータも存在します。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の経験と本音を交えながら、
- 共働き家庭でも、なぜ非認知能力教育で「結果を出せる」のか?その秘密とは?
- 「時間の長さ」ではなく「関わりの質」が重要である理由
- 具体的なデータが示す、共働き家庭での非認知能力教育の効果とは?
- そして、今日からできる、時間がない親でも実践できる非認知能力教育の具体的な方法
といった疑問を、OECDやノーベル経済学賞受賞者の研究といった具体的なデータも交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。
「子どもの将来のために何かしたいけど、時間がない…」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。
目次
- ミキゆんが共働き家庭の非認知能力教育への悩みに気づいた日
- なぜ共働き家庭でも非認知能力教育で「結果を出せる」のか?その秘密を徹底解説!
- 非認知能力って何?「心の力」の重要性を再確認
- 【衝撃データ】時間がない共働き家庭でも「結果を出せる」これだけの根拠!
- ミキゆん家の実体験:短時間の「質の高い関わり」で子どもが劇的に変わった話
- 今日からできる!共働き家庭のための「短時間で結果を出す」非認知能力教育アイデア集
- まとめ:共働きは強み!非認知能力教育で「時間がない」を「質の高い関わり」に変えよう!
ミキゆんが共働き家庭の非認知能力教育への悩みに気づいた日
小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが子どもの教育について考える時、最近、特にママ友との会話で気になることがあります。
このブログでも度々お話ししている「非認知能力」の重要性について、熱く語ると、多くのママ友が深く頷いてくれます。でも、その後に続く言葉は、決まってこんな感じです。
「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、うちは夫婦共働きで、毎日時間がないから、なかなかそこまで手が回らなくて…」
「朝はバタバタで、夜は子どもを寝かせるだけで精一杯。ゆっくり向き合う時間なんて、ほとんど取れないのよね。」
「やっぱり、専業主婦のミキゆんみたいに、じっくり関わってあげないと、非認知能力は育たないんじゃない?」
「特別なことをする時間も体力もないわ。うちの子には無理なのかな…。」
はい、その気持ち、よーく分かります!私自身、専業主婦といっても、家事や育児、Webライターの副業と、毎日時間との戦いです。もし、私がフルタイムで共働きだったら、もっと切実に「時間がない」と感じたことでしょう。
正直、私自身も、非認知能力を深く調べる前は、「子どもの成長には、親がどれだけ長い時間、関われるかが重要だ」という漠然とした思いがありました。
でもある日、この非認知能力について深く調べていた時、私はある驚きの事実に遭遇しました。
それは、「子どもの非認知能力は、親が子どもと接する『時間の長さ』だけでは決まらない」ということです。むしろ、「時間の短さ」を補う「関わりの質」が、非認知能力を育む上で最も重要である、という科学的なデータでした。
そして、そのデータは、時間がない共働き家庭でも、子どもの非認知能力を効果的に育むことができ、結果を出せることを明確に示していたんです!
この事実を知って、私は本当に衝撃を受けました。「時間がないからできない」と諦めていた共働きの親御さんたちに、この事実を伝えたい!という強い思いが込み上げてきました。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力は、共働き家庭の親御さんでも、ちょっとした工夫で、短時間でも「質の高い関わり」を積み重ねることで、十分に育んでいける「魔法の力」だと確信するようになりました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の経験と本音を交えながら、共働き家庭でもなぜ非認知能力教育で「結果を出せる」のか、その秘密と、今日からできる具体的な方法を徹底的に解説していきます。
「子どもの将来のために何かしたいけど、時間がない…」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。
なぜ共働き家庭でも非認知能力教育で「結果を出せる」のか?その秘密を徹底解説!
「本当に?共働きで毎日忙しいのに、どうやったら非認知能力なんて育てられるの?」
そう思う方もいるかもしれませんね。ここでは、その秘密を解き明かしていきます。
非認知能力は「時間の長さ」ではなく「関わりの質」で育つ
これが、最も重要なポイントです。非認知能力は、学校の勉強のように、長時間机に向かって詰め込むことで育つものではありません。
むしろ、親が子どもとどれだけ「質高く」関わったかが重要なんです。
- 子どもが話している時に、目を見て、真剣に耳を傾ける10分間。
- 子どもが何か新しいことに挑戦しようとした時、「大丈夫だよ、やってごらん!」と背中を押す一言。
- 子どもが失敗した時、「よく頑張ったね!次は何を学べるかな?」とポジティブに励ます声かけ。
- 寝る前のたった5分の絵本の読み聞かせで、登場人物の気持ちを話し合う時間。
これらの「質の高い関わり」は、たとえ短時間でも、子どもの心に深く響き、非認知能力を育む種となります。長時間一緒にいることよりも、短い時間でも「心が通じ合う」瞬間をどれだけ多く作れるかが鍵なのです。
「ポジティブな関わり」が非認知能力を育む鍵
非認知能力は、子どもが「自分は愛されている」「自分は大切な存在だ」「自分はできる」と感じる「安心感」と「自己肯定感」が土台となって育まれます。そのためには、親の「ポジティブな関わり」が非常に重要です。
- 笑顔とスキンシップ:忙しい中でも、朝の挨拶、抱っこ、頭を撫でるなど、短い時間でも愛情を伝える。
- 肯定的な言葉がけ:「すごいね!」「よく頑張ったね!」「ありがとう!」と、具体的に褒める。
- 子どもの挑戦を応援する姿勢:失敗を恐れず、「やってごらん!」と背中を押す。
- 共感的な傾聴:子どもの話を、たとえ短時間でも真剣に聞く。
ネガティブな言葉や、指示ばかりの関わりでは、子どもの心は閉じこもってしまいます。共働きで時間がないからこそ、限られた時間の中で、意識的にポジティブな関わりを増やすことが、非認知能力を育む上で非常に効果的なのです。
共働き家庭ならではの「非認知能力」育成のチャンス
実は、共働き家庭ならではのメリットも、非認知能力育成に繋がることがあります。
- 自立心と自己管理能力:親が仕事で不在の時間があることで、子どもが自分で準備をしたり、時間を管理したりする機会が増え、自然と自立心や自己管理能力が育まれます。
- 協力と役割分担の意識:夫婦で家事や育児を分担する姿を見せることで、子どもは「家族で協力する」ことの大切さを学び、協調性や責任感が育まれます。
- 問題解決能力:親が不在の時間帯に、子どもが自分で小さな問題を解決する経験を積むことで、問題解決能力が育まれます。
- 親の背中から学ぶ職業観:親が仕事に真剣に取り組む姿を見ることで、子どもは「働くこと」の意義や、社会との繋がりを感じ、勤労意欲や目的意識が育まれることがあります。
「時間がない」と嘆くばかりではなく、共働き家庭の状況を「非認知能力育成のチャンス」と捉え直すことで、子育ての可能性はぐっと広がるのです。
非認知能力って何?「心の力」の重要性を再確認
「共働きでも非認知能力教育で結果を出せるのは分かったけど、そもそも非認知能力って何?どんな力が育つの?」
そう思いますよね。ここで改めて、非認知能力の基本的な定義と、なぜそれが子どもの将来の幸福度や成功に重要なのかを再確認しておきましょう。
認知能力(学力)と非認知能力の役割分担
非認知能力の価値を理解するためには、私たちがこれまで重視してきた「認知能力」との違いを明確にすると、ぐっと分かりやすくなります。
- 認知能力(学力・IQ):
- 「測れる能力」です。学力テストの点数、IQテストの数値、資格の有無、専門知識など、数値や資格で客観的に評価できる知的な能力を指します。
- これは、社会で生きていく上での「道具」や「ツール」のようなものです。
- 非認知能力(心の力):
- 「測りにくい能力」です。数値化したり、テストで明確な点数をつけたりするのが難しい、人の内面にある力です。
- 例:自己肯定感、協調性、忍耐力、問題解決能力、コミュニケーション能力、好奇心、自制心、主体性、創造性、レジリエンス(立ち直る力)、GRIT(やり抜く力)、EQ(心の知能指数)など。
- これは、知識やスキルという「道具」を使いこなし、人生を切り拓くための「心のエンジン」のような役割を果たします。
もちろん、認知能力(学力)も社会で生きていく上で非常に大切です。知識がなければ、考えるための材料がありませんからね。しかし、現代社会では、認知能力だけでは不十分で、非認知能力と認知能力がバランスよく育まれることが、子どもの真の成長、そして大人になってからの成功と幸福には不可欠なんです。非認知能力こそが、学力を「生きた知識」として活用するための鍵なのです。
「質の高い関わり」で育むべき非認知能力の具体例
共働き家庭で「質の高い関わり」を通じて特に育むべき非認知能力は、子どもの「心の豊かさ」と「生き抜く力」に直結するものです。具体的なスキルをいくつかご紹介します。
- 自己肯定感:「ありのままの自分を受け入れ、自分には価値があり、自分ならできる」と信じられる心の力。どんなに短い時間でも「あなたは大切な存在だ」と伝えることで育まれます。
- 自己調整能力(感情コントロール・自制心):自分の感情や行動、思考をコントロールし、状況に合わせて適切に対応できる力。忙しい中でつい感情的になりそうになった時に親が冷静に対応する姿も、子どもへの学びとなります。
- レジリエンス(立ち直る力):逆境や困難、失敗に直面したときに、それを乗り越え、しなやかに立ち直り、適応し、成長する力。短時間でも、失敗を前向きに捉える声かけで育むことができます。
- 共感力(EQ):他人の感情や立場を理解し、寄り添う力。寝る前の絵本の読み聞かせや、短い会話の中で、登場人物や相手の気持ちを話し合うことで育まれます。
- コミュニケーション能力:自分の考えや気持ちを適切に伝え、相手の話を理解する力。短時間でも、子どもの話を遮らずに聞くことで、信頼関係が築かれ、表現する力が育ちます。
- 問題解決能力・主体性:自分で課題を見つけ、解決策を考え、実行する力。忙しい中でも「どうしたらできるかな?」と問いかけることで、考える機会を与えられます。
- GRIT(やり抜く力):目標に向かって、情熱と粘り強さを持って努力を継続できる力。小さな目標達成を応援し、褒めることで育まれます。
これらは、学力のように時間や量を必要とするものではなく、親子の心の交流の中で育まれるものばかりです。
OECDも推奨!世界が認める非認知能力の重要性
非認知能力の重要性は、日本だけでなく世界中で注目されています。
経済協力開発機構(OECD)は、21世紀に子どもたちが生き抜き、社会で活躍するために必要な能力として、知識や学力だけでなく、「社会情動的スキル(非認知能力)」の育成を強く推奨しています。
OECDは、非認知能力を「未来の成功に必要なスキル」と位置づけ、その育成が子どもの幸福度や社会経済的な成功に大きく貢献すると発表しています。そして、その土台となるのが「家庭での質の高い関わり」であることは言うまでもありません。
世界の教育の潮流が「非認知能力」に向かっている今、共働き家庭でも、この重要な情報を知り、日々の親子の関わり方を見つめ直すことが、子どもたちの明るい未来に繋がると、ミキゆんは強く感じています。
【衝撃データ】時間がない共働き家庭でも「結果を出せる」これだけの根拠!
「共働きで時間がないのに、本当に非認知能力教育で結果を出せるの?」「具体的なデータがあるなら知りたい!」
そう思いますよね。ここからは、私が衝撃を受けた、共働き家庭でも非認知能力教育が効果的であることを示す具体的なデータや研究結果を交えながらお話ししていきたいと思います。
きっと、その「秘密」に驚かれることでしょう。
ノーベル経済学賞受賞者の研究が示す「関わりの質」の重要性
非認知能力の経済的価値を証明したノーベル経済学賞受賞者ジェームズ・ヘックマン教授の研究は、「親が子どもと過ごす時間の長さ」よりも「関わりの質」が、子どもの非認知能力の発達に大きく影響することを示唆しています。
ヘックマン教授の研究では、特定の幼児教育プログラムに参加した子どもたちが、その後の生涯収入や学歴、犯罪率などでポジティブな結果を出したことを証明しました。これらのプログラムは、必ずしも長時間子どもと関わることを重視していたわけではなく、「質の高い対話」「ポジティブなフィードバック」「子どもの自主性を尊重する関わり」といった「関わりの質」に重点を置いていました。
また、別の研究でも、親が子どもにどれだけ話しかけ、どれだけ応答したか、どれだけポジティブな言葉がけをしたかといった「質」が、子どもの言語能力や認知能力、そして非認知能力の発達に大きく影響することが示されています。これは、短い時間でも、親が意識的に「質の高い関わり」を積み重ねることで、非認知能力が十分に育まれる可能性を示しているのです。
夫の年収が約600万円の我が家にとって、子どもの将来の経済的な土台を築く上で、ヘックマン教授の研究は大きな希望となりました。「時間がないからできない」と諦める必要はないのです。

「共働き家庭の子ども」が持つ非認知能力の強みとは?
一見すると「時間がない」というデメリットに見える共働き家庭ですが、実は、子どもたちの非認知能力育成において、共働き家庭ならではの強みがあることが、複数の研究で指摘されています。
- 自立心・自己管理能力が高い:親が仕事で不在の時間があることで、子どもが自分で準備をしたり、時間を管理したりする機会が増え、自然と自立心や自己管理能力が育まれる傾向があります。
- 問題解決能力が高い:親がすぐに手を出せない環境で、子どもが自分で小さな問題を解決する経験を積むことで、問題解決能力が育まれます。
- 協調性・責任感が高い:親が家事や育児、仕事の役割分担をする姿を見ることで、子どもも「家族で協力する」ことの大切さを学び、協調性や責任感が育まれる傾向があります。
- 勤労意欲・目的意識が高い:親が仕事に真剣に取り組む姿を見ることで、子どもは「働くこと」の意義や、社会との繋がりを感じ、勤労意欲や目的意識が育まれることがあります。
これらの強みは、まさに非認知能力そのものです。共働き家庭の親御さんは、「時間がない」と後ろめたさを感じる必要はありません。むしろ、家庭の状況を「非認知能力育成のチャンス」と捉え直し、意識的にこれらの力を伸ばしていくことができるのです。
「親の関わりの量」と「子どもの幸福度」の意外な関係
「親の関わりの量が少ないと、子どもの幸福度が下がるのでは?」と心配する声もありますが、実はそうではないことを示す研究も存在します。
ある研究では、親が子どもと過ごす時間の長さと、子どもの幸福度には、直接的な強い相関は認められないという結果が示されています。むしろ、親のストレスレベルの低さや、子どもの個性や意見を尊重する関わりといった「関わりの質」の方が、子どもの幸福度に強く影響することが分かっています。
共働きで忙しい親御さんでも、ご自身がストレスを抱えすぎず、短時間でも子どもとの「質の高いポジティブな関わり」を意識することで、子どもの幸福度を十分に高められることを示唆しています。無理に長時間子どもと向き合おうとして、親自身が疲弊し、ネガティブな関わりが増えてしまう方が、かえって子どもの幸福度を下げてしまうリスクがあるのです。
非認知能力がもたらす「生涯収入」と「心の健康」へのポジティブな影響
非認知能力は、共働き家庭の子どもたちにとっても、将来の「生涯収入」と「心の健康」に絶大な影響を与えます。
ノーベル経済学賞受賞者ジェームズ・ヘックマン教授の研究で示されているように、非認知能力が高い子どもは、成人後の生涯収入が平均で数百万円以上高いというデータがあります。
また、レジリエンスや自己調整能力といった非認知能力が高いと、ストレス社会を生き抜く「心の健康」を保ちやすく、うつ病や不安障害などの精神疾患のリスクが低いことも示されています。
共働き家庭でも、非認知能力教育を意識し、実践することで、子どもたちは学力だけでなく、将来の経済的安定と心の豊かさ、そして幸福を両立させることができるのです。まさに「時間がない」を言い訳にせず、この教育に取り組むことこそが、子どもへの最高の贈り物となるでしょう。

ミキゆん家の実体験:短時間の「質の高い関わり」で子どもが劇的に変わった話
ここまで、共働き家庭でも非認知能力教育で「結果を出せる」根拠をデータで見てきましたが、「具体的にどう変わるの?」「本当に短時間でも効果があるの?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、私ミキゆんが、専業主婦ながらも日々の時間との戦いの中で、「短時間の質の高い関わり」を意識するようになってから、子どもたちがどのように劇的に変化していったのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。これは、共働きの親御さんにもきっと役立つヒントになるはずです。
長男(小3):たった5分の「今日の出来事」共有で自信がUP!
小学3年生の長男は、以前はどこか自信なさげで、自分の意見をはっきり言えないタイプでした。学校であったことも、あまり自分から話してくれませんでした。
私は、非認知能力、特に「自己肯定感」「コミュニケーション能力(表現力)」を育むことを意識し始めてから、長男との関わり方を大きく変えました。
以前は、忙しさに紛れて「学校どうだった?」と漠然と聞くばかりでしたが、今は、毎日、寝る前にたった5分でも、長男とマンツーマンで「今日の出来事」を共有する時間を作るようにしました。
その際、「今日、どんな面白いことあった?」「一番頑張ったこと教えてくれる?」と、具体的に、そして彼が話しやすいように問いかけます。そして、彼が話している間は、家事の手を止めて、彼の目を見て、真剣に耳を傾けます。「うんうん」「なるほどね」と相槌を打ち、彼の感情に共感する言葉をかけるようにしました。
すると、長男は少しずつ、自分から学校であったことや、友達との出来事、自分の感じたことを細かく話してくれるようになりました。「ママに話したら、心が軽くなるんだ」と言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。彼の自己肯定感と表現力が育まれ、「自分の話を聞いてもらえた」という自信に繋がっているのだと感じています。たった5分の濃密な時間が、彼のコミュニケーション能力を劇的に向上させたのです。
次男(幼稚園児):寝る前の絵本が「共感力」と「自己調整能力」を育んだ
幼稚園児の次男は、活発で好奇心旺盛な反面、自分の思い通りにならないとすぐに感情を爆発させてしまうのが悩みでした。友達のおもちゃを勝手に取ってしまったり、気に入らないことがあるとすぐに癇窶を起こしたりする姿に、私も手を焼いていました。彼の衝動的な行動が、将来の人間関係に悪影響を与えないか、心配でなりませんでした。
そこで意識したのは、非認知能力、特に「自己調整能力(感情コントロール)」「共感力」を育むことです。
私が行ったのは、毎晩の寝る前の絵本の読み聞かせを「質重視」にすることです。絵本を読む際、ただ読むだけでなく、登場人物の感情や行動について「この子、今どんな気持ちだと思う?」「もし〇〇ちゃんだったら、どうする?」と問いかけるようにしました。そして、彼が感情的になった時、「怒ってるんだね。ママに言葉で教えてくれる?」と、彼の感情を言葉にする手助けをしました。
すると、次男は少しずつ、自分の感情をコントロールし、友達と話し合おうとする姿勢が見られるようになりました。友達と何か意見が食い違っても、感情的になることはなくなり、「ねぇ、僕はこうしたいんだけど、〇〇くんはどうしたい?」と、話し合おうとするように。幼稚園の先生からも「最近、〇〇くんは、お友達とトラブルになっても、ちゃんと話し合いができるようになりましたね!」と褒めていただきました。
たった10分程度の絵本の読み聞かせの時間でも、このような「質の高い関わり」を積み重ねることで、次男の自己調整能力と共感力が大きく育ち、彼の感情が安定したことを実感しています。時間がない共働き家庭でも、絵本の読み聞かせはぜひ取り入れてほしい非認知能力教育なんです。
夫婦の「質の高いコミュニケーション」が子育ての連携を強化
共働き家庭では、夫婦間での子育ての連携が非常に重要ですよね。私も夫とのコミュニケーションで、非認知能力を意識するようになりました。
私が非認知能力の重要性について夫に話すたびに、彼は自身の仕事での経験と照らし合わせ、「なるほど、結局そういう人間力が大事なんだよな」と共感してくれるようになりました。夫婦で「非認知能力が子どもの成長に不可欠だ」という共通認識を持てたことで、子どもたちへの声かけや、日々の関わり方もブレがなくなりました。
また、忙しい中で、夫婦で子どものことで意見が分かれた時も、感情的にぶつかるのではなく、お互いの意見をじっくりと聞き、なぜそう思うのかを言葉で伝え合い、建設的に解決策を話し合うように心がけました。これが、非認知能力でいう「コミュニケーション能力」と「協調性」「問題解決能力」です。
結果として、夫婦間の無駄な衝突が減り、子育ての連携がスムーズになりました。これは、子どもたちにとっても「両親が協力し合っている」という安心感に繋がり、彼らの非認知能力育成にも良い影響を与えています。共働き家庭だからこそ、夫婦間の「質の高いコミュニケーション」が、子育ての成功に不可欠だと実感しています。
今日からできる!共働き家庭のための「短時間で結果を出す」非認知能力教育アイデア集
ミキゆん家の変化を読んで、「うちの子にも非認知能力を育んであげたい!」「でも、やっぱり時間がない…」そう思っているあなたへ。
ご安心ください!共働き家庭でも、「短時間で結果を出す」ための非認知能力教育のアイデアはたくさんあります。私も、家計を預かる主婦として、無理なく、そしてお金をかけずにできることを工夫しています。今日からぜひ試してほしいことをいくつかご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりです!
「質を重視」したスキンシップと愛情表現
共働き家庭で時間がないからこそ、限られた時間の中で「質の高い愛情表現」を意識しましょう。これが、子どもの自己肯定感を育む土台となります。
- 朝の「いってらっしゃい」:笑顔で抱きしめる、頭を撫でる、目を見て「今日も一日頑張ってね!」と声をかける。たった数十秒でも、子どもは親の愛情を感じ取ります。
- 帰宅時の「おかえりなさい」:笑顔で迎え入れ、ハグをする。その日の子どもの様子に「楽しかった?」「疲れたね」などと短い言葉で共感を示す。
- 寝る前の「おやすみ」:絵本の読み聞かせが難しければ、短いお話や子守唄を歌う、ぎゅっと抱きしめて「大好きだよ」と伝える。
時間が長くなくても、心が通じ合うようなスキンシップや言葉がけ
を意識することで、子どもは「自分は大切にされている」と感じ、自己肯定感を育んでいきます。
「ながら時間」を有効活用したコミュニケーション
家事や移動中など、「ながら時間」も非認知能力教育のチャンスです。意識的に子どもとのコミュニケーションを増やしましょう。
- 料理中:「今日の夕ご飯、何にしようかな?〇〇ちゃん、何か食べたいものある?」「この野菜、なんていう名前かな?」などと、話しかける。
- 移動中(車、自転車、徒歩など):「今日、学校で一番楽しかったこと教えてくれる?」「信号が赤になったね。次、青になるまで、〇〇数えようか!」などと、積極的に会話をする。
- お風呂の時間:一日の出来事を話したり、今日の感謝を伝え合ったりする時間にする。
まとまった時間が取れなくても、このような「ながら時間」を活用することで、子どものコミュニケーション能力、共感力、探求心を育むことができます。会話のキャッチボールを意識し、子どもの話に耳を傾けることが大切です。
「自分で考えて選ぶ」機会を増やす(選択の自由)
「主体性」や「意思決定力」は、子どもの将来のキャリアや幸福に不可欠な力です。忙しい共働き家庭でも、日常のちょっとした場面で、子どもに「自分で選ぶ」機会を与えましょう。
- 「今日の朝ご飯、パンとご飯どっちがいい?」
- 「今日、着ていく服はどれにする?自分で選んでみよう!」
- 「週末のおやつ、おせんべいとゼリーどっちがいい?」
どんなに小さなことでも構いません。自分で選んで決める経験を繰り返すことで、「自分の意見を持つ力」と「その結果に責任を持つ力」が育まれます。これにより、子どもは自信を持って自ら行動できるようになります。時間がない中で親が全て決めるのではなく、意識的に「任せる」勇気を持ちましょう。
「失敗を恐れない」声かけでチャレンジを応援
「チャレンジ精神」や「レジリエンス(立ち直る力)」は、失敗経験から学び、次へと活かすことで育まれます。共働きで子どもの失敗をすぐに見てあげられない時もあるかもしれませんが、だからこそ「声かけ」が重要です。
子どもが何か新しいことに挑戦してうまくいかなくても、ついつい「あーあ、失敗しちゃったね」とガッカリしたり、叱ってしまったりすることがありますが、それは避けましょう。
非認知能力を育むためには、「失敗しても大丈夫」「まずはやってみよう」「失敗は学びのチャンス」というメッセージを常に子どもに伝え、チャレンジを応援する環境を作ってあげることが大切です。
例えば、子どもが難しい工作に挑戦してうまくいかなくても、「よく頑張ったね!」「次にどうしたらもっと良くなるか、一緒に考えてみようか?」と、前向きな姿勢で寄り添いましょう。短時間でも、このようなポジティブな声かけを意識することで、子どもは「自分は挑戦していいんだ」という安心感を得て、レジリエンスが育まれていきます。
「家事」を非認知能力教育のチャンスに変える
家事は、共働き家庭にとって大きな負担ですが、実は非認知能力を育む最高のチャンスなんです!子どもに家事を手伝ってもらうことで、様々な非認知能力が育まれます。
- 責任感・自律性:自分の役割を果たすことで、「自分も家族の一員として役に立っている」という貢献感と責任感が育ちます。
- 計画性・問題解決能力:「どうしたら効率よくお片付けできるかな?」「どうすれば洗濯物を早く畳めるかな?」などと、自分で考えて工夫する力が育ちます。
- 協調性・コミュニケーション能力:家族で役割分担をしたり、一緒に家事をしたりする中で、「協力する」ことの大切さを学びます。
親が「ありがとう!助かったよ!」と感謝の気持ちを伝えることで、子どもの自己肯定感も高まります。忙しいからこそ、家事を「子どもを巻き込む非認知能力教育の場」と捉え直してみましょう。
「休日の過ごし方」を工夫して体験の質を高める
平日は時間がなくても、休日は子どもと過ごすまとまった時間が取れるはずです。この時間を「質の高い体験」に変えることで、非認知能力を効果的に育めます。
- 自然体験:公園、山、海、川などで、五感を使って自然に触れる経験は、好奇心、探求心、問題解決能力、適応力を育みます。「なんでこの葉っぱはギザギザなの?」「どうしたらこの石を積み上げられるかな?」などと、問いかけながら一緒に探求しましょう。
- 文化体験:博物館、美術館、地域のイベント、図書館など、本物に触れる機会を作りましょう。知らなかった世界に触れることで、新しい興味が芽生え、多様性を受け入れる心が育まれます。
- 家族で新しい挑戦:親子で一緒に新しい料理に挑戦したり、簡単なDIYをしたり、これまで行ったことのない場所にでかけてみたりするのも良いでしょう。うまくいかなくても、そのプロセスを楽しむことが大切です。
高額なレジャーでなくても大丈夫です。大切なのは、子どもが主体的に楽しみ、五感を使い、「考える」「工夫する」「協力する」「感動する」経験を積めるかどうかです。限られた休日だからこそ、「質の高い体験」を意識して計画してみましょう。
夫婦で「子どもの成長」を語り合う時間を作る
共働きで時間がなくても、夫婦で「子どもの成長」について語り合う時間を意識的に作りましょう。これが、夫婦間の非認知能力(共感力、コミュニケーション能力)を高め、子育ての連携を強化します。
- 「最近、〇〇が自分でできるようになったね!」
- 「今日は〇〇が悔しくて泣いていたけど、よく頑張ったと思うんだ。」
- 「〇〇ちゃんの、こんな良いところを見つけたよ!」
短い時間でも、ポジティブな視点で子どもの成長を共有することで、夫婦で子育ての喜びを分かち合い、共通認識を深めることができます。また、子どもの課題について話し合う際も、お互いの意見を尊重し、建設的な解決策を探す練習になります。この夫婦間の質の高いコミュニケーションが、子どもたちの非認知能力育成の土台を支えます。
まとめ:共働きは強み!非認知能力教育で「時間がない」を「質の高い関わり」に変えよう!
長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが、共働き家庭でもなぜ非認知能力教育で「結果を出せる」のか、その秘密と、短時間で結果を出すための具体的なアイデアについてお伝えしてきました。
以前は、「時間がないからできない」と諦めがちだった共働きの親御さんたちの声を聞いて、私も心を痛めていました。でも、今は違います。
ノーベル経済学賞受賞者の研究やOECDのデータが証明するように、非認知能力は「時間の長さ」ではなく「関わりの質」で育まれます。 そして、共働き家庭だからこそ育まれる非認知能力の強みも存在するのです。
非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中で育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。
AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓き、社会でたくましく活躍するためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。
共働きは決してデメリットではありません。むしろ、「質の高い関わり」を意識することで、時間がない中でも非認知能力を効果的に育み、子どもたちの将来の幸福度、キャリア、心の健康を向上させる「強み」となるのです。
この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ今日から、できることから少しずつ、非認知能力を意識した子育てを始めてみませんか?それが、お子さんの輝かしい未来へと繋がるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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