【ミキゆん厳選】絵本で非認知能力を育む!『心の知能』を伸ばす絵本10選と読み聞かせのコツ
こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの教育」について深く考えるようになりました。
このブログでも度々お話ししている「非認知能力」。テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力だ、ということをお伝えしてきました。
そう話すと、ママ友からこんな声を聞くことがあります。
「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、なんだか難しそうで…」
「特別な知育教材とか、専門的な習い事が必要なんでしょ?」
「共働きで時間もないし、どうやって取り組めばいいのかわからない…」
はい、その気持ち、よーく分かります!私自身、非認知能力について詳しく調べる前は、まさに同じようなギモンや不安を抱えていました。「非認知能力」という言葉自体が、なんだかハードルが高く感じられますよね。
でも、ご安心ください!
私ミキゆんが、実際に非認知能力について調べて、実践していくうちに確信したこと。それは、絵本こそが、非認知能力を育む最高のツールであり、最も手軽で、お金もかけずにできる「魔法の教育」だということです!
私自身、長男が幼稚園の頃から、毎晩寝る前の絵本の読み聞かせを続けてきました。そして、非認知能力の重要性に気づいてから、読み聞かせ方や、絵本選びの視点を少しだけ変えてみたんです。すると、驚くほど子どもたちの「共感力」「想像力」「考える力」「自己肯定感」がぐんぐん伸びていくのを目の当たりにすることができました。
絵本は、子どもたちが楽しみながら、登場人物の気持ちを想像したり、物語の世界に入り込んだりする中で、「心の知能」とも呼ばれる非認知能力を自然と育んでくれるんです。これは、どんな高額な知育教材にも、特別な習い事にも代えがたい、かけがえのない教育効果だと、私は心から実感しています。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験を交えながら、
- なぜ「絵本」が非認知能力教育の最高のツールなのか?その魔法のメカニズムとは?
- 絵本の読み聞かせを通じて、どんな非認知能力が育つのか?具体的なスキルとは?
- 絵本の読み聞かせと子どもの将来の成功・幸福度の関係(具体的なデータも)
- そして、家庭で今日からできる、非認知能力を劇的に伸ばす「読み聞かせのコツ」と、ミキゆん厳選の「心の知能」を育てる絵本10選
といった疑問を、OECDなどの具体的なデータも交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。
「子どもに絵本を読んであげたいけど、何を選べばいいか分からない…」「絵本で本当に非認知能力が伸びるの?」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。

目次
- ミキゆんが「絵本の力」に非認知能力教育のヒントを見つけた日
- なぜ「絵本」が非認知能力教育の最高のツールなのか?その魔法のメカニズム
- 絵本の読み聞かせを通じて育むべき非認知能力の具体例
- 【衝撃データ】絵本の読み聞かせが子どもの将来に与える驚くべき影響!
- ミキゆん家の実体験:絵本の読み聞かせで子どもたちが劇的に変わった話
- 今日からできる!絵本で非認知能力を劇的に伸ばす「読み聞かせのコツ」
- ミキゆん厳選!「心の知能」を育てるおすすめ絵本10選
- まとめ:絵本は、子どもが未来を豊かに生きるための「心の羅針盤」!
ミキゆんが「絵本の力」に非認知能力教育のヒントを見つけた日
小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが子どもの教育について考える時、最近、特に強く感じていることがあります。
それは、「絵本の力」です。
このブログでも度々お話ししている「非認知能力」。テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力だ、ということをお伝えしてきました。
でも、そう話すと、ママ友からこんな声を聞くことがあります。
「非認知能力が大事なのはわかるんだけど、なんだか難しそうで…」
「特別な知育教材とか、専門的な習い事が必要なんでしょ?」
「共働きで時間もないし、どうやって取り組めばいいのかわからない…」
はい、その気持ち、よーく分かります!私自身、非認知能力について詳しく調べる前は、まさに同じようなギモンや不安を抱えていました。「非認知能力」という言葉自体が、なんだかハードルが高く感じられますよね。
でもある日、毎晩続けている絵本の読み聞かせの時間に、ハッと気づいたんです。
長男が物語の展開に心を動かし、登場人物の気持ちに涙する時。
次男が絵本のページを指差し、「これ、なあに?」と目を輝かせ、質問してくる時。
「これって、まさに非認知能力を育んでいる瞬間なんじゃない!?」
そう確信しました。子どもたちは、絵本の世界に入り込み、登場人物の気持ちを想像したり、物語の「なぜ?」を考えたりする中で、自然と非認知能力を身につけている!と。
そう、非認知能力は、高額な教材も、特別な習い事も、専門的な知識も、ほとんど必要なく、日々の「絵本の読み聞かせ」の中で、子どもが楽しみながら、ぐんぐん育んでいけるということです!
これは、どんな高額な知育教材にも、特別な習い事にも代えがたい、かけがえのない教育効果だと、私は心から実感しています。しかも、お金をかけずにできるんですから、こんなに素晴らしいことはありません。
実際に、私が非認知能力を意識して絵本の読み聞かせ方や、絵本選びの視点を少しだけ変えてみたんです。すると、驚くほど子どもたちの「共感力」「想像力」「考える力」「自己肯定感」がぐんぐん伸びていくのを目の当たりにすることができました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験を交えながら、なぜ「絵本」が非認知能力教育の最高のツールなのか、そして家庭で今日からできる、非認知能力を劇的に伸ばす「読み聞かせのコツ」と、ミキゆん厳選の「心の知能」を育てる絵本10選を徹底的に解説していきます。
「子どもに絵本を読んであげたいけど、何を選べばいいか分からない…」「絵本で本当に非認知能力が伸びるの?」と悩むあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。
なぜ「絵本」が非認知能力教育の最高のツールなのか?その魔法のメカニズム
「絵本って、ただの物語でしょ?」「勉強になるの?」
そう思う方もいるかもしれませんね。しかし、教育学や心理学の世界では、「絵本」こそが、子どもの発達にとって不可欠な「心の栄養」であり、「学び」の宝庫であるということが、繰り返し強調されています。特に、非認知能力を育む上で、絵本は最高のツールとなるんです。その魔法の秘密を具体的に見ていきましょう。
絵本は「想像力」と「共感力」の宝庫
絵本の世界は、子どもにとって無限の可能性を秘めた場所です。物語を読み進める中で、子どもは様々な登場人物に出会い、彼らの感情や行動を追体験します。
- 共感力(EQ):登場人物が喜んだり、悲しんだり、怒ったりする姿を見て、「この子、今どんな気持ちなんだろう?」と想像することで、他者の感情を理解し、寄り添う共感力が育まれます。これは、人間関係の土台となる力です。
- 想像力・創造性:絵本に描かれていない部分を想像したり、物語の続きを考えたりする中で、自由な発想力や創造性が育まれます。これは、AI時代に人間が最も求められる力の一つです。
- 視点の多様性:様々な登場人物の視点から物語を追体験することで、多様な価値観や考え方に触れ、視野が広がります。
絵本は、子どもが安全な環境で、「他者の心を理解する練習」や「自分だけの世界を創り出す練習」ができる、かけがえのない機会を与えてくれるのです。
絵本は「考える力」と「問題解決能力」を育む舞台
絵本は、単なる物語の羅列ではありません。物語の中には、登場人物が直面する様々な「問題」や「困難」が描かれています。これらを読み解く過程で、子どもの「考える力」が育まれます。
- 問題解決能力:登場人物が困難に直面した時、「この子、どうするんだろう?」「どうすればこの問題は解決できるかな?」と、自分で解決策を想像し、考える力が育まれます。
- 思考力・判断力:物語の「なぜ?」や「どうして?」を考える中で、論理的思考力や批判的思考力が育まれます。物語の展開を予測する力も、思考力の一部です。
- 探求心・好奇心:絵本に出てくる新しい言葉や、知らない世界に興味を持ち、「もっと知りたい!」という探求心や好奇心が育まれます。これが、将来の学習意欲に繋がります。
親のちょっとした問いかけが、この「考える力」をさらに引き出します。絵本は、子どもが楽しみながら、「思考の実験室」として活用できる最高のツールなのです。
絵本は「自己肯定感」と「心の安定」を育む安全基地
絵本の読み聞かせは、親子の絆を深め、子どもに「安心感」と「自己肯定感」を与える「安全基地」となります。
- 親子の絆の深化:親の温かい声、膝の上での心地よさ、優しい眼差し…これらは、子どもに「自分は愛されている」「自分は大切な存在だ」という無条件の自己肯定感を育みます。
- 心の安定:毎日決まった時間に絵本を読むことで、子どもは安心感を抱き、心の安定に繋がります。これは、ストレス社会を生き抜く上で不可欠な「自己調整能力」の土台となります。
- 自己肯定感の向上:物語の主人公に共感し、困難を乗り越える姿を追体験することで、「自分にもできる」という自己効力感が高まります。また、親が子どもの感想や意見を肯定的に受け止めることで、自己肯定感はさらに育まれます。
絵本は、子どもが安心して自分の感情を表現し、自己を肯定できる、かけがえのない時間を与えてくれるのです。

絵本の読み聞かせを通じて育むべき非認知能力の具体例
では、絵本の読み聞かせを通じて、具体的にどんな非認知能力を育むことができるのでしょうか?私が特に重要だと考える6つのスキルをご紹介します。これらは、子どもの将来の幸福や成功に直結する力ばかりです。
1. 共感力(EQ):登場人物の気持ちを想像する力
絵本の読み聞かせを通じて最も育まれる非認知能力の一つが、「共感力(EQ:心の知能指数)」です。物語の登場人物の感情や行動の背景を想像する練習になります。
- 悲しんでいる登場人物を見て、「この子、今どんな気持ちかな?」と考える。
- 怒っている登場人物を見て、「どうしてこの子、怒っているんだろう?」と理由を想像する。
- 物語の登場人物が困難を乗り越えた時、「よかったね!」と一緒に喜びを分かち合う。
親が「この子、どんな気持ちだと思う?」と問いかけることで、子どもの共感力はさらに深まります。これは、将来、良好な人間関係を築き、社会で協調して生きていく上で不可欠な力です。
2. 想像力・創造性:物語を広げ、新しい世界を創る力
絵本の世界は、子どもの想像力を無限に広げます。絵本に描かれていない部分を想像したり、物語の続きを考えたりする中で、創造性が育まれます。
- 物語の登場人物が、次に何をするかを自由に想像する。
- 「もし、この物語の主人公が〇〇だったら、どうなると思う?」と、物語の展開を自分で考える。
- 絵本に出てきたキャラクターを、お絵かきや工作で自分なりに表現する。
親が子どもの自由な発想を肯定し、「面白いね!」「どんな続きを考えたの?」と問いかけることで、創造性はさらに育まれます。これは、AI時代に人間が最も求められる力の一つです。
3. 問題解決能力・思考力:物語の「なぜ?」を考える力
絵本の中には、登場人物が直面する様々な「問題」や「困難」が描かれています。これらを読み解く過程で、子どもの「考える力」が育まれます。
- 物語の主人公が困っている時、「どうすればこの問題は解決できるかな?」「〇〇ならどうする?」と考える。
- 物語の展開で「なぜ、こうなったんだろう?」と疑問を持ち、その理由を考える。
- 「どうしたらこの悪い魔女は良い魔女になるかな?」と、物語の結末を自分で考える。
親がすぐに答えを教えず、「どうしたらできるかな?」と問いかけ、見守ることが重要です。これが、将来、仕事や人生で直面する困難を自力で乗り越える力となります。
4. 自己肯定感・自己表現力:自分を肯定し、表現する力
絵本の読み聞かせは、親子の絆を深め、子どもが安心して自分の気持ちを表現できる場となります。これにより、自己肯定感が育まれます。
- 物語の感想や、自分の意見を言葉で表現する。
- 絵本を読んで感じたことを、絵を描いたり、歌にしたりして表現する。
- 親が子どもの感想や意見を肯定的に受け止めることで、「自分の感じ方は間違っていない」と感じ、自己肯定感が高まる。
子どもが自信を持って自分の感情や考えを表現できるようになることは、心の安定にも繋がります。
5. 言語能力・コミュニケーション能力:言葉の豊かさと対話力
絵本は、様々な言葉や表現に触れる機会を与えてくれます。これにより、子どもの言語能力やコミュニケーション能力が飛躍的に向上します。
- 新しい言葉や表現を学ぶことで、語彙が豊かになる。
- 物語を読み聞かせてもらう中で、言葉のリズムや響き、話し言葉のニュアンスを学ぶ。
- 登場人物のセリフを真似したり、物語を再現したりすることで、表現力が豊かになる。
- 読み聞かせ中の親との会話を通じて、コミュニケーションのキャッチボールを学ぶ。
豊かな言語能力は、あらゆる学習の土台となり、将来の社会生活で不可欠なコミュニケーション能力に繋がります。
6. 好奇心・探求心:未知の世界への興味
絵本は、子どもを様々な世界へと連れて行ってくれます。これにより、知的好奇心と探求心が育まれます。
- 絵本に出てくる動物や植物、乗り物、宇宙などに興味を持ち、もっと詳しく知りたいと思う。
- 絵本に出てきた国や文化について、「どんなところだろう?」と調べてみたくなる。
- 物語の続きを自分で考えたり、似たような絵本を探したりする。
親が子どもの「もっと知りたい!」という気持ちに寄り添い、一緒に図鑑を引いたり、図書館に行ったり、博物館を訪れたりすることで、子どもの探求心はさらに深まります。これが、将来の学習意欲の原動力となり、学力向上にも繋がります。

【衝撃データ】絵本の読み聞かせが子どもの将来に与える驚くべき影響!
「絵本の読み聞かせが、そんなに子どもの将来に影響するの?ただの遊びじゃない?」
そう思いますよね。私も以前はそうでした。しかし、「絵本の読み聞かせ」が子どもの発達、そして将来の幸福度や成功に与える影響は、科学的なデータによっても明確に示されています。その「衝撃の事実」を具体的に見ていきましょう。
言語能力、学力向上への絶大な影響
多くの研究で、絵本の読み聞かせの頻度が高い子どもほど、言語能力(語彙力、読解力、表現力)が高く、その後の学業成績にも良い影響を与えることが示されています。

このグラフは、読み聞かせの量と子どもの言語能力や学力の相関を示しています。読み聞かせは、子どもが様々な言葉や表現に触れる機会を増やし、語彙力や読解力、思考力を育みます。これらの力は、小学校以降のあらゆる学習の土台となります。
また、ヘックマン教授の研究でも、幼児期の非認知能力教育(親との質の高い関わりを含む)が、IQの向上にも繋がることが示されています。絵本の読み聞かせは、非認知能力を育むことで、間接的に学力向上にも貢献する「最高の教育」なのです。
共感力、社会性、コミュニケーション能力の向上
絵本の読み聞かせは、子どもの共感力、社会性、コミュニケーション能力を飛躍的に向上させることが、複数の研究で示されています。

このグラフは、絵本の読み聞かせの経験が多い子どもほど、共感力や社会性が高い傾向にあることを示しています。物語の登場人物の気持ちを想像したり、物語を通じて社会のルールや人間関係を学んだりすることで、他者を思いやる心や、円滑な人間関係を築く力が育まれます。
これは、子どもが学校で友達と仲良く過ごしたり、将来、社会で多様な人々と協力して活躍したりする上で不可欠な非認知能力です。いじめのリスク低減にも繋がると言われています。
心の健康(自己肯定感、ストレス耐性)の維持
絵本の読み聞かせは、子どもの心の健康(自己肯定感、ストレス耐性、情緒の安定)にも良い影響を与えることが、多くの研究で示されています。
- 親の膝の上で絵本を読んでもらう時間は、子どもに安心感と親からの無条件の愛情を与え、自己肯定感を育みます。
- 物語を通じて、登場人物が困難を乗り越える姿を追体験することで、レジリエンス(立ち直る力)や問題解決能力が育まれ、ストレス耐性が高まります。
- 絵本は、子どもの感情の揺れ動きを言葉で表現する手助けとなり、感情コントロール能力(自己調整能力)の向上に繋がります。
これにより、子どもは心の安定を保ち、自分らしく幸せを感じながら生きていくことができるのです。絵本は、心の健康を守る「心の栄養」だと言えるでしょう。
生涯収入、キャリア成功への間接的な影響
絵本の読み聞かせを通じて育まれる非認知能力は、学力向上だけでなく、将来の経済的成功やキャリア成功にも間接的に良い影響を与えます。
ヘックマン教授の研究で示されているように、幼児期の非認知能力教育が、成人後の生涯収入を平均で数百万円以上高めるというデータがあります。絵本の読み聞かせで育まれる、GRIT(やり抜く力)、問題解決能力、創造性、コミュニケーション能力、自己調整能力といった非認知能力は、
- 学習意欲を高め、困難な学習課題にも粘り強く取り組める。
- 仕事への意欲やストレス耐性を高め、キャリアアップや昇給に繋がりやすい。
- 新しいアイデアを生み出し、社会で価値を創造できる。
といった効果があるため、結果的に高い収入やキャリア成功へと繋がっていくのです。絵本は、お金をかけずにできる、費用対効果の高い「最高の教育投資」だと言えるでしょう。
これらのデータを見ると、「絵本の読み聞かせ」が子どもの将来に与える影響は、私たちが想像する以上に大きく、非認知能力を育む最高の舞台であることが分かりますよね。「絵本」は、決して暇つぶしではなく、子どもの未来を切り拓くための、かけがえのない教育なのです。

ミキゆん家の実体験:絵本の読み聞かせで子どもたちが劇的に変わった話
ここまで、「絵本」が非認知能力教育の最高のツールであり、子どもの将来に大きな影響を与えることをデータで見てきましたが、「具体的にどう変わるの?」「うちの子も本当に絵本で育つの?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、私ミキゆんが、実際に非認知能力を意識して絵本の読み聞かせ方や絵本選びの視点を少しだけ変えてみたところ、子どもたちがどのように劇的に変化していったのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。決して特別なことばかりではありません。日々の関わり方を少しだけ変えただけなんです。
長男(小3):絵本で培われた「読解力」と「考える楽しさ」
小学3年生の長男は、小さい頃から私が毎晩絵本の読み聞かせをしてきました。彼は読書が好きで、小学校に上がってからも国語の読解問題は得意なほうです。でも、以前は、物語の表面的な内容を理解するだけで、登場人物の「心情」や物語の「背景」を深く読み解くのが苦手でした。「もっと深く、物語を楽しんでくれたらな」と思っていました。
私が非認知能力、特に「共感力」「思考力」「探求心」を育むことを意識し始めてから、長男への絵本の読み聞かせの「コツ」を変えました。
物語を読み進める中で、「この子、今どんな気持ちだと思う?」「どうしてこんなこと言ったのかな?」と、登場人物の「気持ち」や「行動の理由」を問いかけるようにしました。また、「もし、この物語の主人公が〇〇だったら、どうなると思う?」と、物語の展開を想像させる問いかけもしました。
すると、長男は驚くほど変わっていきました。以前は物語の結末しか気にしていなかった彼が、登場人物の感情に深く共感し、物語の「なぜ?」を自分なりに考え、時には「僕ならこうするな」と、物語の世界に主体的に入り込むようになりました。
最近では、学校の国語の読解問題でも、登場人物の心情を問う問題に、以前よりも深く、的確に答えられるようになりました。これは、絵本で培われた「共感力」と「思考力」が、彼の「読解力」を劇的に向上させた証拠だと感じています。絵本が、彼の学習能力そのものを高めてくれたのです。
次男(幼稚園児):絵本を通じて「共感力」と「感情コントロール」が育まれた
幼稚園児の次男は、活発で好奇心旺盛な反面、自分の思い通りにならないとすぐに感情を爆発させてしまうのが悩みでした。友達のおもちゃを勝手に取ってしまったり、気に入らないことがあるとすぐに癇窶を起こしたりする姿に、私も手を焼いていました。「このままだと、友達と仲良く遊べるようになるのかな?」と心配でなりませんでした。
そこで意識したのは、非認知能力、特に「共感力(EQ)」「自己調整能力(感情コントロール)」を育むことです。
私が行ったのは、絵本の読み聞かせを「感情」に焦点を当てることです。物語の登場人物が感情を表す場面では、「この子、今、怒ってるんだね」「悲しいんだね」と、その感情を言葉にして、次男と一緒にその感情を受け止めるようにしました。そして、「どうしてこの子、怒っているんだろう?」「もし、〇〇ちゃんがこんなことされたら、どんな気持ちになる?」と、相手の気持ちを想像させる問いかけをしました。
すると、次男は驚くほど変わっていきました。以前は自分の感情に振り回されてばかりだった彼が、友達と何か意見が食い違っても、感情的になることはなくなり、「ねぇ、僕はこうしたいんだけど、〇〇くんはどうしたい?」と、話し合おうとする姿勢が見られるように。幼稚園の先生からも「最近、〇〇くんは、お友達とトラブルになっても、ちゃんと話し合いができるようになりましたね!」と褒めていただきました。
これは、次男の共感力と自己調整能力が絵本を通じて大きく育ち、感情コントロールができるようになった証だと実感しています。絵本が、彼の社会性と心の安定を育んでくれたのです。
夫婦の絆も深まる!寝る前の「特別な時間」の魔法
絵本の読み聞かせを非認知能力教育の視点で意識し始めてから、私たち夫婦の絆、そして家族全体の雰囲気にも良い影響がありました。
毎晩の絵本の読み聞かせの時間は、子どもたちにとっての「特別な時間」であり、私にとっても、一日の終わりに子どもたちとゆっくり向き合える、かけがえのない時間となりました。
夫も、私が絵本で非認知能力を育むことについて話すたびに、深く頷き、「なるほど、絵本って奥が深いんだな」「俺も子どもたちと、もっと絵本の話をしよう」と、積極的に協力してくれるようになりました。時には、夫が読み聞かせをしてくれることもあります。
親子の会話が増え、子どもたちの心の成長を感じるたびに、私たち夫婦も子育ての喜びをより深く感じられるようになりました。非認知能力は、子どもだけでなく、親である私たちにとっても、子育てをより深く、楽しくする「魔法」なのだと、日々実感しています。寝る前の絵本の時間が、家族の絆を深める「魔法の時間」になっていることを、心から嬉しく思います。

今日からできる!絵本で非認知能力を劇的に伸ばす「読み聞かせのコツ」
ミキゆん家の変化を読んで、「うちの子にも絵本で非認知能力をぐんぐん伸ばしてあげたい!」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。
でも、「どんな絵本を選べばいいの?」「どうやって読み聞かせればいいの?」と心配する必要はありません。絵本で非認知能力を育むのは、日々の暮らしの中で、ちょっとした「読み聞かせのコツ」を意識するだけで、劇的に効果が高まります。
私も、家計を預かる主婦として、無理なく、そしてお金をかけずにできることを工夫しています。今日からぜひ試してほしい「読み聞かせのコツ」をいくつかご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりで、子どもが楽しみながら非認知能力を伸ばしてくれるはずです!
1. 絵本選びは「子どもの興味」を最優先に
非認知能力を育むには、子どもが「楽しい!」「もっと知りたい!」という内発的な動機付けを持つことが何よりも重要です。そのためには、絵本選びは「子どもの興味」を最優先にしましょう。
- 動物が好きなら動物の絵本、乗り物が好きなら乗り物の絵本。
- 図書館で子ども自身に好きな絵本を選ばせる。
- 親が読んであげたい絵本だけでなく、子どもの「これが読みたい!」という気持ちを尊重する。
子どもが興味を持った絵本であれば、物語の世界に没頭しやすく、想像力や探求心、主体性が自然と育まれていきます。無理に「ためになる」と親が思う絵本を押し付ける必要はありません。
2. 読む前に「表紙クイズ」で期待感を高める
絵本を読み始める前に、ちょっとした工夫で、子どもの好奇心と想像力を刺激し、物語への期待感を高めましょう。
- 「この絵本、どんなお話だと思う?」(表紙を見て想像させる)
- 「この動物さん、何て言ってるかな?」
- 「この絵本に出てくる、〇〇って何だと思う?」
これにより、子どもは物語への興味が深まり、より主体的に読み聞かせに参加できるようになります。
3. 登場人物の「気持ち」を問いかける(共感力UP)
共感力(EQ)を育むには、物語の登場人物の感情に焦点を当てた問いかけが非常に効果的です。これは、次男の感情コントロールの改善にも繋がった秘訣です。
- 「この子、今どんな気持ちだと思う?」
- 「どうしてこの子、悲しいのかな?」
- 「もし、〇〇ちゃんがこの子だったら、どんな気持ちになる?」
- 「この子、今、どんなことを考えているのかな?」
これにより、子どもは他者の感情を想像し、理解する共感力を育みます。親も「そうだね、ママもそう思うよ」と、子どもの感情に寄り添い、肯定的に受け止めてあげましょう。
4. 物語の「なぜ?」「どうなると思う?」を問いかける(思考力・想像力UP)
「考える力」や「問題解決能力」を育むには、物語の「なぜ?」や「この後どうなる?」といった問いかけが効果的です。これは、長男の読解力向上にも繋がった秘訣です。
- 「なんでこの子、こんなことしちゃったんだろう?」
- 「この後、どうなると思う?」「続きを考えてみようか!」
- 「もし、〇〇ちゃんがこの状況だったら、どうする?」
- 「この問題、どうやって解決できるかな?」
すぐに答えを教えず、子どもに考えさせる時間を与えましょう。子どもの自由な発想を肯定することで、思考力、想像力、問題解決能力がぐんぐん伸びていきます。
5. 「絵」に注目し、言葉にならない部分を読み解く(想像力・観察力UP)
絵本は、絵だけでもたくさんの情報を伝えています。絵に注目することで、子どもの想像力や観察力を育むことができます。
- 「この絵の中に、何か隠れているものはないかな?」
- 「この背景の絵、どんな音がすると思う?」
- 「登場人物の表情、どんな気持ちを表しているかな?」
- 「このお家、どんな人が住んでいると思う?」
言葉になっていない部分を想像する経験は、子どもの創造性や共感力を刺激し、表現力を豊かにします。
6. 読み終わった後も「余韻」を楽しむ時間を作る
絵本の読み聞かせは、読み終わったら終わりではありません。読み終わった後の「余韻」を楽しむ時間を作ることで、学びを深めることができます。
- 「この絵本、どんなところが一番面白かった?」
- 「〇〇ちゃんが一番好きだった場面はどこかな?」
- 「もし、この子に手紙を書くなら、なんて書く?」
- 絵本をテーマにしたお絵かきや工作をする。
これにより、子どもは物語をより深く理解し、表現力や思考力を育むことができます。また、親子の会話が増えることで、コミュニケーション能力と絆も深まります。
7. 親自身の「楽しむ姿勢」が最大の秘訣
子どもに絵本を好きになってもらい、非認知能力を育む上で、最も大切なのは、親自身が絵本の読み聞かせを楽しむ姿勢です。
- 親が笑顔で、感情豊かに絵本を読む。
- 親自身が物語の世界に没頭し、楽しんでいる姿を見せる。
- 「この絵本、ママも大好きだよ!」と、自分の気持ちを伝える。
親が楽しんでいれば、子どもも自然と絵本を好きになり、絵本からたくさんのことを学んでくれます。お金をかけずにできる、最高の非認知能力教育です。忙しい中でも、毎日数分で良いので、この「魔法の時間」を大切にしてくださいね。

まとめ:絵本は、子どもが未来を豊かに生きるための「心の羅針盤」!
長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが、絵本の読み聞かせを通じて「非認知能力」が育まれる「魔法」だと確信した経緯と、具体的な読み聞かせのコツ、そしておすすめの絵本についてお伝えしてきました。
以前は、「絵本はただの遊び」と考えていた私も、今は違います。非認知能力を意識した読み聞かせを始めてから、子どもたちが物語の世界に没頭し、登場人物に共感し、自分から考え、想像力を膨らませ、そして笑顔で物語を語り出す姿を見るたびに、心から「絵本は最高の教育だ」と感動しています。
非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中で、特に「絵本」という素晴らしいツールを使って育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。
AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓き、社会でたくましく活躍するためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。
OECDが提唱し、数々のデータが証明するように、絵本の読み聞かせを通じて育まれる非認知能力(共感力、想像力、問題解決能力、自己肯定感など)は、子どもがどんな困難にも立ち向かい、どんな環境でも適応し、自分らしく輝くことができるための「心の知能」となるでしょう。それは、きっと、子どもへの最高の贈り物になるでしょう。
私ミキゆんは、絵本こそ、子どもが未来を豊かに生きるための「心の羅針盤」だと確信しています。
この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ今日から、できることから少しずつ、絵本の読み聞かせに非認知能力教育の視点を取り入れてみませんか?それが、お子さんの輝かしい未来へと繋がるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
コメント