【ミキゆん直伝】習い事を辞めたいと言われたら?非認知能力が育む「決断力」を尊重するミキゆん流
こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの教育」について深く考えるようになりました。
子どもの習い事って、本当に悩みどころですよね。私も日々、長男のサッカークラブや、次男の英会話教室の月謝を払いながら、「この習い事、ちゃんと続けてくれるかな?」「途中で飽きてしまわないかな?」と、不安になることがあります。
そして、多くの親御さんが一度は直面するであろう、こんな言葉。
「ママ、サッカー辞めたい…」
小学3年生の長男が、ある日、そう言ってきたんです。彼はサッカークラブに通っていますが、その頃、練習でうまくいかないことが続き、自信をなくしていました。その言葉を聞いた時、私は正直、戸惑いました。
「え、せっかく始めたのに?」「まだ続けてほしいんだけど…」「高い月謝、もったいないな…」「もし辞めたら、またすぐ飽きちゃうんじゃないかな…」
親としては、費用や、子どもの「飽きっぽい性格」を心配して、つい「もう少し頑張ってみたら?」と引き止めたり、無理に続けさせようとしたりしてしまいがちですよね。私もそうでした。
でも、同時にこんな疑問もよぎりました。
いくら学力や特定のスキルを身につけても、自分で「決める力」がなければ?
自分の人生の選択を、いつも誰かに委ねてしまっていたら、本当に幸せな人生を送れるのだろうか? 変化の激しいAI時代に、自ら道を切り拓く「決断力」がなければ、将来、チャンスを掴むことができないのではないか?そう強く感じるようになりました。
そんな漠然とした不安を抱える中で出会ったのが、今、教育界で最も注目されているキーワードの一つ、「非認知能力」でした。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力こそが、子どもが「習い事を辞めたい」と言い出した時に、「決断力」を育む最高のチャンスに変える「魔法」だと確信するようになりました。
実際に、私が非認知能力を意識して長男への接し方を変えるようになってから、驚くほど彼が自分から考え、責任を持って決断できるようになり、その後の行動にも主体性が生まれたんです。その変化は、私にとって何よりの「喜びの声」です。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(特に長男の変化)を交えながら、
- なぜ「習い事を辞めたい」は、子どもの「決断力」を育む最高のチャンスなのか?その驚きのメカニズムとは?
- 「決断力」を構成する非認知能力の具体例とは?
- 非認知能力が育む決断力が、子どもの将来にどう影響するのか?(具体的なデータも)
- そして、家庭で今日からできる、子どもの「決断力」を尊重する具体的な接し方
といった疑問を、OECDや最新の研究データも交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。
「うちの子、習い事を辞めたいって言ってきたらどうしよう…」「子どもに、自分で決める力をつけてあげたい!」と願うあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。

目次
- ミキゆんが長男に「習い事を辞めたい」と言われ悩んだ日
- なぜ「習い事を辞めたい」は、子どもの「決断力」を育む最高のチャンスなのか?その驚きのメカニズム
- 「決断力」を構成する非認知能力の具体例
- なぜ今、子どもに「決断力」が必要なのか?激変する社会のリアル
- 【衝撃データ】非認知能力が育む「決断力」の有無で、将来にこれだけの差が!
- ミキゆん長男の事例:「習い事を辞めたい」から「決断力」が劇的に伸びた話
- 今日からできる!家庭で子どもの「決断力」を尊重し、育む実践アイデア集
- まとめ:「決断力」は、子どもが未来を「創造」するための「最強の羅針盤」!
ミキゆんが長男に「習い事を辞めたい」と言われ悩んだ日
小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが子どもの教育について考える時、多くの方が共感してくれるであろう悩みの一つが、「習い事の継続」でした。
長男は小学校入学後からサッカークラブに通っています。私は、彼がサッカーを通じて、体力だけでなく、チームワークや協調性を学んでくれることを願っていました。月謝も払っているからには、もちろんしっかり続けてほしい、と思っていました。
でもある日、長男が「ママ、サッカー辞めたい…」と、ぽつりとそう言ってきたんです。彼はその頃、練習でうまくいかないことが続き、自信をなくしていました。その言葉を聞いた時、私は正直、戸惑いました。
- 「え、せっかく始めたのに?もう少し頑張ってみたら?」
- 「まだ3年生なのに、途中で辞めたら飽きっぽい子になっちゃうかな…」
- 「高い月謝を払っているし、もったいないな…」
- 「もし辞めたら、他に何も続かなくなっちゃうんじゃないかな…」
親としては、費用や、子どもの「飽きっぽい性格」を心配して、つい「もう少し頑張ってみたら?」と引き止めたり、無理に続けさせようとしたりしてしまいがちですよね。私もそうでした。彼の気持ちに寄り添いつつも、どうすればいいか分からず、頭を抱えていました。
でも、同時にこんな疑問もよぎりました。
いくら学力や特定のスキルを身につけても、自分で「決める力」がなければ?
自分の人生の選択を、いつも誰かに委ねてしまっていたら、本当に幸せな人生を送れるのだろうか? 変化の激しいAI時代に、自ら道を切り拓く「決断力」がなければ、将来、チャンスを掴むことができないのではないか?そう強く感じるようになりました。
そんな漠然とした不安を抱える中で出会ったのが、今、教育界で最も注目されているキーワードの一つ、「非認知能力」でした。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力こそが、子どもが「習い事を辞めたい」と言い出した時に、「決断力」を育む最高のチャンスに変える「魔法」だと確信するようになりました。
実際に、私が非認知能力を意識して長男への接し方を変えるようになってから、驚くほど彼が自分から考え、責任を持って決断できるようになり、その後の行動にも主体性が生まれたんです。その変化は、私にとって何よりの「喜びの声」です。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(特に長男の変化)を交えながら、なぜ「習い事を辞めたい」が子どもの「決断力」を育む最高のチャンスなのか、決断力を構成する非認知能力の具体例、そして家庭で今日からできる具体的な接し方を徹底的に解説していきます。
「うちの子、習い事を辞めたいって言ってきたらどうしよう…」「子どもに、自分で決める力をつけてあげたい!」「将来、迷うことなく自分らしい人生を歩んでほしい!」と願うあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、子育てのヒントにしてくださいね。
なぜ「習い事を辞めたい」は、子どもの「決断力」を育む最高のチャンスなのか?その驚きのメカニズム
「子どもに『辞めたい』と言われたら、親は焦るばかりで、教育のチャンスだなんて思えない…」
そう思いますよね。私も以前はそうでした。しかし、子どもが「習い事を辞めたい」と意思表示をした時こそ、子どもの非認知能力を飛躍的に伸ばす、「決断力」を育む最高のチャンスなんです。その驚きのメカニズムを解き明かしていきましょう。
決断は「主体性」の現れ!
子どもが「辞めたい」と親に伝えるのは、まさに「自分の意思」を示す行動であり、「主体性」の現れです。親がこの主体性を尊重し、適切に対応することで、子どもの非認知能力は大きく育まれます。
- 自己肯定感の向上:自分の意見が親に「尊重された」「受け入れられた」という経験は、子どもに「自分は大切な存在だ」「自分の意見には価値がある」という揺るぎない自己肯定感を与えます。
- 自律性の育成:親の言う通りにするのではなく、自分で選択し、行動することで、「自分で自分をコントロールできる力」である自律性が育まれます。
- 内発的動機付けの強化:自分で決めたことだからこそ、その後の行動に「やる気」が生まれます。もし辞める選択をしたとしても、それは前向きな「自己決定」となり、次の挑戦への意欲へと繋がります。
「習い事を辞めたい」という一言は、子どもの「成長したい」「変わりたい」という心の叫びであり、親がその自主性を適切に受け止めることで、非認知能力がぐんぐん伸びていく魔法の機会となるのです。
「自分で決める」経験が「自己肯定感」と「責任感」を育む
子どもが「辞める」という選択を「自分で決める」経験をすることは、自己肯定感と責任感を育む上で、非常に効果的です。
- 自己肯定感の向上:
- 自分で決めたことだからこそ、たとえそれが「辞める」という選択でも、後悔しにくくなります。自分で決めたことの結果を自分で受け止める経験は、「自分には決断できる力がある」という確かな自信(自己効力感)を与えます。
- 親が子どもの決断を尊重することで、「自分は認められている」「自分の意見には価値がある」と感じ、自己肯定感が深まります。
- 責任感の醸成:自分で習い事を辞めるという決断をしたからには、その後の時間(辞めたことで生まれた時間)や、次の行動に対して責任が伴います。「自分で決めたことだから、次はこれを頑張ろう!」と、責任感や当事者意識が育まれます。
この「自分で決める→責任を持つ」という一連のプロセスこそが、子どもの非認知能力を深く、強く育むのです。
「考えるプロセス」が問題解決能力を鍛える
子どもが「習い事を辞めたい」と伝えてきた時、親がすぐに「いいよ」と受け入れたり、逆に「ダメ!」と頭ごなしに否定したりするのではなく、「なぜ辞めたいのか?」を深掘りし、一緒に「どうする?」と考えるプロセスが、子どもの問題解決能力や思考力を劇的に鍛えます。
- 「なぜ辞めたいの?(原因の分析)」
- 「辞めたら、どんな良いことがある?どんな困ったことがある?(メリット・デメリットの検討)」
- 「辞めないで続けるとしたら、どうすれば続けられる?(解決策の模索)」
- 「辞めたら、次に何をしたい?(新しい目標設定)」
これらの「考えるプロセス」は、子どもが将来、仕事や人生で困難な問題に直面した時に、感情的に反応するのではなく、冷静に、論理的に、そして建設的に解決策を見つけ出す力となります。親が「どうする?」と問いかけ、見守ることが、この問題解決能力を育む最高の機会なのです。

「決断力」を構成する非認知能力の具体例
では、「習い事を辞めたい」という子どもの言葉をきっかけに、「決断力」を育むために、具体的にどんな非認知能力が伸びるのでしょうか?私が特に重要だと考える6つのスキルをご紹介します。これらは、子どもの将来の幸福や社会での成功に直結する力ばかりです。
1. 意思決定力:「複数の選択肢から最適なものを決める力」
決断力の核となる非認知能力が、「意思決定力」です。
- 情報(辞めたい理由、続けた場合のメリットなど)を収集し、分析する。
- それぞれの選択肢のメリット・デメリットを比較検討する。
- 最終的な決断を下し、その理由を説明できる。
親が「どっちがいい?」「どうしてそれを選んだの?」と問いかけ、子どもの選択を尊重することで、この力は育まれます。
2. 主体性・自律性:「自分の意思で選択し、行動する力」
自分で決断することは、自分の意思で選択し、行動する「主体性」や「自律性」の現れです。親に言われるがままではなく、自分軸で生きる力を育みます。
- 親に言われる前に、自分の気持ちを「辞めたい」と表明する。
- 自分で決めたことだからこそ、その後の行動に責任を持つ。
- 新しいことへの挑戦も、自分で決めて行動に移す。
この主体性があれば、将来、どんな道に進んでも、自分らしく道を切り拓いていくことができるでしょう。
3. 責任感・当事者意識:「自分で決めたことへの責任」
自分で決断したことには、その結果がどうであれ「責任」が伴います。この責任を経験することで、子どもは「自分の行動には責任が伴う」ことを学び、責任感や当事者意識が育まれます。
- 習い事を辞めるという決断をしたからには、その後の時間(辞めたことで生まれた時間)や、次の行動に対して責任を持つ。
- 親や先生に、辞める理由を自分の言葉で説明する。
- 自分で選んだ道だからこそ、その後の努力も継続できる。
親が「自分で決めたことだから、最後まで頑張ろうね」と声かけし、結果を受け止める姿勢が重要です。
4. 問題解決能力・思考力:「決断に伴う課題を解決する力」
習い事を辞めるという決断には、様々な課題が伴います(例:友達との別れ、辞めた後の時間の使い方など)。これらを解決する過程で、問題解決能力や思考力が育まれます。
- 「辞めたら、友達と会えなくなるのが寂しいな。どうすれば、これからも会えるかな?」と考える。
- 「辞めた後の時間、何をして過ごそうかな?」と、新しい活動を計画する。
- 辞めることを親や先生にどう伝えればいいか、考える。
親がすぐに答えを教えず、「どうしたらできるかな?」と問いかけ、見守ることが重要です。これが、将来、仕事や人生で直面する困難を自力で乗り越える力となります。
5. 自己肯定感・自己効力感:「自分の決断を信じる自信」
自分で決断し、行動することで、「自分には決断できる力がある」「自分はできる!」という自信(自己効力感)が高まります。そして、それが「ありのままの自分」を受け入れる自己肯定感へと繋がります。
- 自分の決断が親に「尊重された」「受け入れられた」経験。
- 自分で決めたことをやり遂げた達成感。
- たとえ失敗しても、「自分で決めたことだから」と前向きに受け止められる。
親が子どもの決断を尊重し、「よく頑張ったね!」「自分で決めてすごいね!」と具体的に褒めることで、この自己肯定感は大きく育まれます。
6. GRIT(やり抜く力)・レジリエンス(立ち直る力):「決断したことをやり抜き、困難を乗り越える力」
「辞める」という決断も、それを実行し、その後の新しい道で努力を続けるには、GRIT(やり抜く力)やレジリエンス(立ち直る力)が不可欠です。
- 自分で決めた新しい目標に向かって、困難でも諦めずに粘り強く取り組める(GRIT)。
- 決断した後に後悔したり、うまくいかないことがあっても、心が折れずに立ち直り、次へと活かせる(レジリエンス)。
- 自分で選んだ道だからこそ、その後の努力も継続できる。
親が「自分で決めたことだから、頑張ろうね」「失敗しても、また考えればいいよ」と励ますことで、この力はぐんぐん育まれます。

なぜ今、子どもに「決断力」が必要なのか?激変する社会のリアル
「子どもに自分で決めさせるのは、まだ早いんじゃない?」「親がレールを敷いてあげた方が、失敗しないのでは?」
そう思う方もいるかもしれませんね。私も以前はそうでした。しかし、現代の激変する社会においては、子どもに「決断力」を育むことが、将来の成功と幸福に、より本質的に貢献する、ということを強調させてください。その理由を具体的に見ていきましょう。
「正解のないVUCAの時代」で、自分で道を切り拓くために
現代社会は「VUCA(ブーカ)」の時代と呼ばれています。これは、変化が激しく、不確実で、複雑で、曖昧な状況を指します。
つまり、子どもたちは将来、「正解が一つではない」「答えのない問題」に常に直面し、予期せぬ困難や選択を迫られる社会を生きることになります。教科書通りの答えや、親が敷いたレールが、必ずしも最適な道とは限りません。
このような時代を生き抜くためには、自分で情報を収集し、考え、複数の選択肢の中から最適なものを判断し、行動する「決断力」が不可欠です。自分で決断できる子は、どんな変化が起きても、自ら道を切り拓いていくことができるでしょう。
AI時代に人間が本当に求められる「意思決定」の価値
AI(人工知能)の進化は目覚ましく、私たちの仕事や生活に大きな影響を与えています。定型的な作業や、データに基づいた論理的な判断はAIが代替できるようになってきました。
しかし、「未来を見据え、リスクを負いながら、最終的な意思決定を下す力」は、人間ならではの能力であり、AIにはできません。企業の経営者やリーダーに求められるのは、まさにこの「決断力」です。
AI時代の子どもたちが「稼ぐ力」を持つためには、知識の量やテストの点数よりも、複雑な情報の中から最適な選択肢を見つけ、責任を持って決断できる「決断力」が不可欠となるでしょう。企業も、指示待ち人間ではなく、自ら動いて価値を生み出せる、決断力のある人材を求めています。
将来のキャリアパスが多様化する時代に
かつての社会では、「良い大学に入って、良い会社に入れば安泰」という、比較的明確なキャリアパスがありました。しかし、現代は、職業の多様化が進み、生涯にわたって転職を繰り返したり、自分で新しいキャリアを創造したりすることが当たり前になっています。
このような時代に、子どもたちが自分らしいキャリアを築いていくためには、「自分で情報を収集し、自分の興味や価値観に基づいて、進路やキャリアを選択し、決断する力」が不可欠です。親が一方的にレールを敷くのではなく、子ども自身が「決断力」を持つことで、自分らしい幸せなキャリアを築ける可能性が広がります。
大学入試改革でも、「主体性、多様性、協働性」が重視されるようになり、「自分で考えて決める力」が、入試の評価項目にも含まれるようになっています。
OECDも推奨!世界が認める「決断力」の重要性
非認知能力の重要性を世界中で推奨しているOECD(経済協力開発機構)も、21世紀に子どもたちが生き抜き、社会で活躍するために必要な能力として、知識や学力だけでなく、「社会情動的スキル(非認知能力)」の育成を強く推奨しています。
OECDは、特に「意思決定力」「主体性」「責任感」「問題解決能力」といった、まさに「決断力」を構成するスキルを「未来の成功に不可欠なスキル」と位置づけ、その育成が子どもの幸福度や社会経済的な成功に大きく貢献すると発表しています。実際に、OECD加盟国を中心に、多くの国々で、決断力を育むための教育プログラムが導入され、その効果が実証されています。
世界の教育の潮流が「決断力」に向かっている今、私たち日本の親も、この重要な情報を知り、子どもたちの教育に取り入れることが、未来を生きる子どもたちにとって最善の選択だと、ミキゆんは強く感じています。

【衝撃データ】非認知能力が育む「決断力」の有無で、将来にこれだけの差が!
「決断力が、本当に子どもの将来にそんなに影響するの?大げさじゃない?」
そう思いますよね。ここからは、非認知能力が育む「決断力」が、子どもの将来のキャリア、幸福度、そして心の健康にどれほど大きな影響を与えるのか、私が衝撃を受けた具体的なデータや研究結果を交えながらお話ししていきたいと思います。
きっと、その「差」の大きさに驚かれることでしょう。
幸福度、自己実現、生活満足度への絶大な影響
私たち親が子どもに願うのは、何よりも「幸せな人生を送ってほしい」ということですよね。キャリアで成功しても、毎日が苦痛では、本当の幸せとは言えません。
様々な研究で、自分で決断し、主体的に行動できる人ほど、人生の幸福度や生活満足度が高く、自己実現を達成しやすいことが明らかになっています。

このグラフは、決断力の高さが幸福度と強い相関を持つことを示しています。自分で決断できることで、
- 自分の興味や価値観に基づいて行動し、自分らしい人生を創造できるため、大きな達成感と幸福感を得られます。
- 困難にぶつかっても、自分で選択し、乗り越える経験を通じて、自己肯定感が高まります。
- 精神的な安定を保ちやすく、日々の生活の満足度が高まります。
OECDの調査でも、意思決定力を含む非認知能力が「生活の満足度」と強く関連していることが示されています。親が子どもの「決断力」を育むことは、子どもの心の豊かさを育み、幸福な人生の土台を築けることは、まさに「魔法」のような効果だと言えるでしょう。
生涯年収、キャリア成功へのポジティブな影響(ヘックマン教授の研究)
「決断力」は、直接的にお金を生む能力ではないように思えますが、驚くことに、決断力が高く、非認知能力が高い人ほど、将来的に高い収入を得て、キャリアで成功しているという研究結果が多数報告されています。
ノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授の研究では、幼児期の非認知能力教育が、将来の学歴向上や収入増加に大きく貢献することが示されています。特に、主体性、意思決定力、問題解決能力、GRIT(やり抜く力)といった、まさに「決断力」を構成する非認知能力が高い子どもたちは、成人後の年収がそうでない子どもたちに比べて、平均で数百万円(数億円のデータも)以上高いという驚くべきデータもあります。

このグラフは、決断力の高さが、生涯収入やキャリア成功にもポジティブに影響することを示しています。これらの非認知能力が高いことで、
- 新しい仕事や役割にも臆せず、自ら挑戦し、決断できるため、チャンスを掴みやすい。
- 困難なプロジェクトも、自分で決めたからこそ粘り強くやり遂げられる。
- 自ら問題を発見し、解決策を創造し、決断できるため、企業で高い価値を発揮できる。
- 指示を待つのではなく、自らビジネスチャンスを創出し、キャリアを切り拓ける。
という相乗効果が期待できます。親が子どもの「決断力」を育むことで、子どもの「稼ぐ力」の土台を築き、将来の経済的豊かさにも繋がるのです。
学業成績、学習意欲への相乗効果
決断力は、学業成績にも良い影響を与えます。
例えば、主体性や意思決定力が高い子どもは、
- 自分で学習目標を設定し、計画的に取り組むことができるため、学習効率が向上する。
- 学習課題に対し、自ら「なぜ?」と疑問を持ち、深く探求し、決断するため、知識の定着が良く、応用力も高まる。
- 失敗を恐れず、積極的に質問したり、意見を発表したりできるため、学びが深まる。
結果として学業成績が伸びる傾向にあります。非認知能力が育む決断力は、学力向上のための「学習能力」そのものを高める力なのです。
精神的健康、ストレス耐性、いじめリスクの低減
決断力は、子どもの精神的健康にも絶大な影響を与えます。
- ストレス耐性の向上:自分で決断し、行動した結果を受け止める経験を通じて、ストレスに強くなる。
- レジリエンス(立ち直る力)の向上:決断した結果がうまくいかなくても、自分を責めすぎず、そこから学び、立ち直る力が強くなる。これにより、うつ病や不安障害などの精神疾患のリスクも低減します。
- いじめリスクの低減:自己肯定感が高く、自分で判断できるため、周りに流されたり、いじめの標的になりにくくなる。
親が子どもの決断力を育むことで、子どもの「心の健康」を守り、どんな困難にも負けない「心の強さ」を育めることは、何よりも大切なことだと言えるでしょう。
これらのデータとグラフを見ると、非認知能力が育む「決断力」が、子どもの将来の幸福度、精神的健康、キャリア、収入、学業成績、その全てに大きな影響を与えることが分かりますよね。まさに、「決断力」は、子どもが未来を切り拓くための「最強の羅針盤」なのです。

ミキゆん長男の事例:「習い事を辞めたい」から「決断力」が劇的に伸びた話
ここまで、「習い事を辞めたい」という子どもの言葉が、実は「決断力」を育む最高のチャンスであり、それが将来に大きな影響を与えることをデータで見てきましたが、「具体的にどう変わるの?」「うちの子も本当に自分で決断できるようになる?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、私ミキゆんが、実際に非認知能力を意識して長男への「決断力」を尊重する接し方を変えるようになってから、彼の「決断力」がどのように劇的に伸びていったのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。決して特別なことばかりではありません。日々の関わり方や、声かけを少しだけ変えただけなんです。
「辞めたい理由」を徹底的に深掘り!自分で「考える」を促す
小学3年生の長男が「サッカー辞めたい」と言ってきた時、私は正直焦りました。でも、非認知能力、特に「問題解決能力」「思考力」「自己認識」を育むことを意識し、彼の「辞めたい理由」を徹底的に深掘りすることから始めました。
以前なら「もう、どうしたの?!」と感情的に聞いていたかもしれませんが、その時は「そうなんだね。辞めたい気持ちになったんだね。ママにもその気持ち、教えてくれる?」と、まず彼の感情を受け止めました。そして、「どうして辞めたいと思うの?」「どんなことが嫌なのかな?具体的に教えてくれる?」と、彼の言葉で理由を言語化させ、自分で「なぜ?」を考えるよう促しました。
長男は「練習が難しい」「試合で勝てないからつまらない」「友達が上手だから」など、様々な理由を話してくれました。私が「そうなんだね」と最後までじっくり傾聴し、彼の気持ちに寄り添うことで、彼は安心して本音を話してくれました。
これにより、長男は自分の感情や考えを整理し、問題の本質に自分で気づくことができました。そして、「なぜ辞めたいのか」を自分で言語化できたことが、次のステップである「決断」への大きな一歩になったのです。
「続けること」と「辞めること」の「メリット・デメリット」を一緒に考える
長男が辞めたい理由を話してくれた後、私はすぐに「じゃあ辞めようか」と決断を下しませんでした。非認知能力、特に「意思決定力」「論理的思考力」「計画性」を育むために、「続けること」と「辞めること」それぞれの「メリット・デメリット」を一緒に考えるようにしました。
- 「サッカーを続けると、どんな良いことがあるかな?(例:友達と会える、体力がつく、新しい技ができるようになるかも)」
- 「サッカーを辞めたら、どんな良いことがあるかな?(例:自由な時間が増える、他の遊びができる)」
- 「サッカーを続けると、どんな困ったことがあるかな?(例:難しい練習で悔しい思いをする)」
- 「サッカーを辞めたら、どんな困ったことがあるかな?(例:友達と会えなくなる、体力が落ちるかも)」
このように、親が客観的な視点を与え、論理的に物事を考える手助けをしました。もちろん、最終的な決断は彼に委ねることを伝えておきました。
すると、長男は「続けること」と「辞めること」のそれぞれの側面を深く考えるようになりました。そして、「やっぱりサッカーは楽しいし、友達と会えなくなるのは嫌だ。難しい練習も、頑張ればできるようになるかもしれないから、もう少し続けてみる!」と、自分自身で「続ける」という決断を下したんです!
これは、彼が複数の選択肢の中から、自分で情報を収集し、比較検討し、最終的な決断を下せた証だと感じています。親が一方的に「続けた方がいい」と説得するのではなく、彼自身が「考えるプロセス」を踏んで決断できたことが、彼の「決断力」を大きく育みました。
「自分で決めた」からこそ、次の行動に主体性が生まれた!
長男が「続ける」という決断をしてから、彼のサッカーへの取り組み方が劇的に変わりました。
以前は、練習でうまくいかないことがあると、「もうやだ!」と投げ出したり、私に「できない」とばかり言ってくることが多かったのですが、今では、「自分で決めたことだから」という強い意志を持って、粘り強く練習に取り組めるようになりました。
難しい技の練習でも、「どうすればできるようになるかな?」と、自分からコーチに質問したり、プロ選手の動画を見て研究したりと、主体的に行動するように。ミスをしても、以前のように深く落ち込むことはなく、「大丈夫!次はこうする!」と、レジリエンス(立ち直る力)を発揮できるようになりました。
これはまさに、「自分で決めた」という経験が、彼の「決断力」を強固なものにし、その後の「GRIT(やり抜く力)」「主体性」「問題解決能力」といった非認知能力を劇的に向上させた証拠だと感じています。親が子どもの決断を尊重することで、子どもの内発的なやる気を引き出し、その後の行動に大きな変化をもたらすことができるのです。
習い事を「辞めたい」という子どもの言葉は、親にとっての一大イベントですが、非認知能力教育の視点で見れば、それは子どもの「決断力」を育む、最高の「成長のチャンス」なのだと、心から実感しています。

今日からできる!家庭で子どもの「決断力」を尊重し、育む実践アイデア集
ミキゆん長男の事例を読んで、「うちの子にもっと『決断力』を育んで、将来、迷うことなく自分らしい人生を歩んでほしい!」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。
でも、「どうやって子どもに決めさせればいいの?」「子どもが変な選択をしたらどうしよう?」と心配する必要はありません。非認知能力が育む決断力は、日々の暮らしの中での、ちょっとした親子の関わり方一つで、劇的に高めることができるんです。しかも、お金をかけずにできるものばかりです!
私も、家計を預かる主婦として、無理なく、そしてお金をかけずにできることを工夫しています。今日からぜひ試してほしい「決断力アップ」の実践アイデアをいくつかご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりで、子どもが楽しみながら「決断力」をぐんぐん伸ばしてくれるはずです!
1. どんなに小さなことでも「自分で選ぶ」機会を与える
決断力を育む第一歩は、「自分で選ぶ」という経験を積ませることです。親が全て決めるのではなく、小さな選択の機会をたくさん与えましょう。
- 「今日の夜ご飯、カレーとハンバーグ、どっちがいい?理由も教えてくれる?」
- 「今日着る服は、この2枚のうち、どっちがいい?」
- 「公園に行くなら、ブランコと滑り台、どっちから遊びたい?先にどっちがいいかな?」
- 「お風呂に入ったら、どのおもちゃで遊びたい?」
ポイントは、親が選んでほしいものだけを提示すること。そうすれば、子どもがどんな選択をしても親は困りません。自分で選んだことで、子どもは「自分の意見は尊重される」と感じ、自己肯定感が高まります。そして、「自分で決める力(意思決定力)」が育ち、将来の主体的な行動に繋がります。
2. 「どうしたい?」「どうする?」と「問いかける」習慣
親が先回りして指示するのではなく、子どもの「決断力」と「考える力」を引き出す問いかけを習慣にしましょう。
- 宿題でつまずいた時:「どこが分からない?」「どうしたら解けそう?」
- 友達と遊びたい時:「誰と遊びたい?」「何して遊びたい?」「どうやって誘う?」
- おもちゃを片付ける時:「どこから片付ける?」「どうやったら早く片付けられる?」
- 「これ、どうすればいい?」と子どもに聞かれた時:「どうしたい?」「〇〇はどう思う?」と、まず子どもの意見を尋ねる。
「なぜ?」と問い詰めるのではなく、「どうしたい?」「どうする?」と、子どもの意思や行動に焦点を当てることで、子どもは自分で考え、行動するようになります。これが、主体性、問題解決能力、思考力を育みます。
3. 子どもが選んだ結果を「尊重し、見守る」親の姿勢
決断力を育む上で、最も難しく、最も重要なのが、子どもが選んだ結果を「尊重し、見守る」親の姿勢です。たとえ親が「それは失敗するだろうな」と思っても、すぐに手を出したり、口を出したりしない勇気を持ちましょう。
- 子どもが選んだ服がちょっと変でも、口出ししない。
- 自分で選んだ遊びでうまくいかなくても、すぐに手伝わない。
- 選んだおやつが気に入らなくても、「だから言ったでしょ」と言わない。
もちろん、危険な場合や、明らかに子どもが困り果てている場合はサポートが必要ですが、そうでない時は、子ども自身に「自分で選んだ結果を受け止める経験」をさせましょう。うまくいかなかった時も、「自分で決めたことだから、次は何を学べるかな?」と、ポジティブな声かけをすることで、責任感とレジリエンス(立ち直る力)が育まれます。
4. 「失敗しても大丈夫!」と安心感を与える声かけ
決断力を発揮するには、失敗を恐れない心が不可欠です。親が「失敗しても大丈夫」という安心感を与えることで、子どもは臆せず挑戦し、決断できるようになります。
- 「このやり方でやってごらん。もし失敗しても、ママがいるから大丈夫だよ。」
- 「間違えてもいいんだよ。失敗は、新しい発見のチャンスだからね!」
- 「たくさん失敗して、たくさん学ぼうね!」
親が常にこのようなメッセージを伝えることで、子どもの自己肯定感とチャレンジ精神が育まれます。子どもは、「親は自分の挑戦を応援してくれている」と感じ、安心して自分で決断できるようになります。
5. 「自分で決めたね!」「責任を持ってやり遂げたね!」と具体的に褒める
子どもの「決断力」をさらに伸ばすためには、「自分で選んだこと」「自分で決めたこと」をやり遂げた時に、具体的に褒めることが非常に効果的です。これにより、自己肯定感、責任感、GRIT(やり抜く力)が育まれます。
- 「今日の夜ご飯、〇〇ちゃんが選んでくれたから、美味しく食べられたよ!自分で決めたね、すごいね!」
- 「自分で選んだお手伝い、最後まで責任を持ってやり遂げたね!ママ、本当に助かったよ!ありがとう!」
- 「自分で決めた学習計画、毎日コツコツ続けているね!その粘り強さが素晴らしいよ!」
「自分で決めたから頑張れた」という達成感を味わうことで、子どもは「自分で決めること」の価値を実感し、さらに主体的に行動するようになります。
6. 「情報の収集」と「比較検討」のプロセスを教える
より良い決断を下すためには、「情報の収集」と「複数の選択肢の比較検討」が不可欠です。これは、非認知能力である思考力、判断力、問題解決能力を育みます。
- 「このおもちゃ、本当に必要かな?買う前に、お店でよく見てみようか?」と、情報収集を促す。
- 「習い事を辞めたいなら、辞めたらどんな良いことと悪いことがあるかな?」「続けるとしたら、どんな良いことと悪いことがあるかな?」と、メリット・デメリットを書き出したり、話し合ったりする。
- 「もし、Aを選んだらどうなる?Bを選んだらどうなる?」と、結果を予測させる。
親が一方的に情報を与えるのではなく、子ども自身が主体的に情報を集め、比較検討するプロセスをサポートしましょう。これが、将来の複雑な意思決定の土台となります。
7. 家族で「意思決定」のプロセスを共有する
子どもは親の背中を見て育ちます。親自身が、日々の生活の中で、「意思決定」のプロセスを家族に共有することは、子どもが「決断力」を育む上で何よりも大きな学びとなります。
- 「週末の旅行先、どこにしようか悩んでいるんだけど、こんな選択肢があるんだ。パパ(ママ)はこう思うんだけど、みんなはどう思う?」と、家族みんなで話し合う。
- 大きな買い物をする時、「これは、〇〇なメリットと△△なデメリットがあるから、こっちを選んだよ」と、決断の理由を言葉で説明する。
- 夫婦間で何か決断をする際も、子どもたちの前で冷静に話し合い、お互いの意見を尊重し、合意形成する姿を見せる。
親が「自分で考えて決断している姿」を見せることで、子どもは「決断することは、難しいけれど大切なことなんだ」と学び、自然と決断力を育んでくれます。これは、子どもに勇気を与える「魔法の教え」です。

まとめ:「決断力」は、子どもが未来を「創造」するための「最強の羅針盤」!
長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが、長男の「習い事を辞めたい」という悩みをきっかけに、非認知能力が「決断力」を育む「魔法」だと確信した経緯と、具体的な育て方についてお伝えしてきました。
以前は、子どもが「辞めたい」と言い出した時に、親としてどうすればいいか分からず、ただ引き止めるばかりでした。でも、今は違います。非認知能力を意識して「決断力」を尊重する教育を始めてから、長男が自分自身の頭で考え、自分の意思で選択し、その結果に責任を持ち、自分らしく輝いている姿を見るたびに、心から「この子ならどんな困難も乗り越えられる」「この子には無限の可能性がある」と思えるようになりました。
非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中で育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。
AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓き、社会でたくましく活躍するためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。
OECDが提唱し、数々のデータが証明するように、「非認知能力」が育む「決断力」は、子どもたちがどんな困難にも立ち向かい、どんな環境でも適応し、自分らしく輝くことができるための「心の筋肉」となるでしょう。それは、きっと、子どもへの最高の贈り物になるでしょう。
私ミキゆんは、「決断力」こそ、子どもが未来を「創造」するための「最強の羅針盤」だと確信しています。
この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ今日から、できることから少しずつ、非認知能力を意識した「決断力教育」を始めてみませんか?それが、お子さんの輝かしい未来へと繋がるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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