【ミキゆん直伝】非認知能力が伸びる習い事の選び方!学力だけじゃない子どもの可能性を広げるヒント
こんにちは、ミキゆんです!30代後半、夫とやんちゃ盛りの息子二人(小学3年生と幼稚園児)と、大阪近郊の郊外で毎日楽しく暮らしています。家計管理やWebライターの副業に奮闘する中で、最近は特に「子どもの習い事選び」について深く考えるようになりました。
子どもの習い事って、本当に悩みどころですよね。私も日々、長男のサッカークラブや、次男の英会話教室の月謝を払いながら、「この習い事、本当に子どものためになるのかな?」「途中で飽きてしまわないかな?」と、不安になることがあります。
「周りの子は、もう〇〇を始めているらしい…」
「やっぱり、ピアノやスイミングは定番よね?」
「将来のために、英語やプログラミングは必須?」
そう、親としては、子どもの可能性を最大限に引き出してあげたいからこそ、情報に敏感になり、どんな習い事をさせれば良いのか迷ってしまうのではないでしょうか?私もそうでした。ついつい、学力に直結しそうなものや、将来役立ちそうな「目に見えるスキル」ばかりに意識が向いてしまいがちでした。
でもある日、このブログでも度々お話ししている「非認知能力」について深く調べていた時、私はある確信を得ました。
それは、習い事選びの視点を「非認知能力」に変えることで、子どもの将来の幸福度や成功に、より大きく貢献できる、ということです。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力こそが、習い事を「単なる技能習得の場」ではなく、「子どもの人間力を育む最高の舞台」に変える「魔法」だと確信するようになりました。
実際に、私が非認知能力を意識して習い事を選んだり、関わったりするようになってから、長男や次男が以前よりも生き生きと、そして「根気強さ」や「協調性」、「自信」を発揮し、習い事を通して大きく成長していく姿を目の当たりにすることができました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(長男のサッカー、次男の英会話の事例)を交えながら、
- なぜ、非認知能力を伸ばせる習い事選びが重要なのか?学力重視の習い事だけではダメな理由
- 非認知能力が伸びる習い事の選び方、その「3つの視点」とは?
- 非認知能力が高い子と低い子で、習い事の継続率や将来の成功にどんな差が生まれるのか?(具体的なデータも)
- そして、習い事を始めた後も、非認知能力を最大限に伸ばすための親の関わり方
といった疑問を、OECDなどの具体的なデータも交えながら、皆さんに徹底的に解説していきます。
「うちの子にぴったりの習い事を見つけたい!」「学力だけでなく、人間力も伸ばしてあげたい!」と願うあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、習い事選びのヒントにしてくださいね。

目次
- ミキゆんが「習い事選び」の迷宮に迷い込んだ日
- なぜ今、「非認知能力が伸びる習い事選び」が重要なのか?学力重視だけでは足りない理由
- 非認知能力を伸ばせる習い事の選び方【ミキゆん流3つの視点】
- 【衝撃データ】非認知能力を重視した習い事選びで、子どもの将来にこれだけの差が!
- ミキゆん家のケース:非認知能力を意識した習い事選びで子どもが劇的に変わった話
- 習い事を始めた後も大切!非認知能力を最大限に伸ばす親の関わり方
- まとめ:非認知能力重視の習い事選びで、子どもの未来を最高の形に!
ミキゆんが「習い事選び」の迷宮に迷い込んだ日
小学3年生の長男と幼稚園児の次男を育てる私、ミキゆんが子どもの教育について考える時、常に頭を悩ませていたことの一つが「習い事選び」でした。
「周りの子は、もう〇〇を始めているらしいから、うちの子も遅れを取らないようにしないと…」
「やっぱり、定番のピアノやスイミングは必須よね?」
「将来の受験や就職のために、英語やプログラミングはさせておいた方がいいのかな?」
そう、親としては、子どもの可能性を最大限に引き出してあげたいからこそ、情報に敏感になり、どんな習い事をさせれば良いのか迷ってしまうのではないでしょうか?私もそうでした。ついつい、学力に直結しそうなものや、将来役立ちそうな「目に見えるスキル」ばかりに意識が向いてしまいがちでした。
長男にはサッカークラブ、次男には英会話教室に通わせています。月謝を払いながら、「この習い事、ちゃんと続けてくれるかな?」「途中で飽きてしまわないかな?」と、不安になることもよくありました。
長男も、サッカーの練習でうまくいかないことがあると、「もう辞めたい」と言い出すことが何度かあり、そのたびに「せっかく高い月謝を払っているのに、辞めてしまったらもったいない!」という金銭的な不安と、「このままだと、どんなことも途中で諦めてしまう子になってしまうのでは…」という、将来への漠然とした不安を抱えるようになりました。
いくら学力や特定のスキルを身につけても、せっかく始めた習い事を途中で投げ出してしまったり、困難に直面した時にすぐに諦めてしまったりしたら、本当に夢や目標を叶えられるのだろうか? 変化の激しい時代に、何かを「継続する力」や、人間関係を築く力がなければ、将来、チャンスを掴むことができないのではないか?そう強く感じるようになりました。
そんな漠然とした不安を抱える中で出会ったのが、今、教育界で最も注目されているキーワードの一つ、「非認知能力」でした。
非認知能力とは、テストの点数では測れないけれど、子どもの将来の幸福度や社会での成功を大きく左右する大切な力です。そして、この非認知能力こそが、習い事を「単なる技能習得の場」ではなく、「子どもの人間力を育む最高の舞台」に変える「魔法」だと確信するようになりました。
実際に、私が非認知能力を意識して習い事を選んだり、関わったりするようになってから、長男や次男が以前よりも生き生きと、そして「根気強さ」や「協調性」、「自信」を発揮し、習い事を通して大きく成長していく姿を目の当たりにすることができました。
この記事では、私ミキゆんが、私自身の実体験(長男のサッカー、次男の英会話の事例)を交えながら、非認知能力を伸ばせる習い事の選び方、その「3つの視点」と、習い事を始めた後も非認知能力を最大限に伸ばすための親の関わり方まで徹底的に解説していきます。
「うちの子にぴったりの習い事を見つけたい!」「学力だけでなく、人間力も伸ばしてあげたい!」と願うあなたへ、子育ての新しい視点と、お子さんの明るい未来への希望をお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、習い事選びのヒントにしてくださいね。
なぜ今、「非認知能力が伸びる習い事選び」が重要なのか?学力重視だけでは足りない理由
「習い事を選ぶなら、やっぱり学力に直結するものが良いんじゃないの?」
そう思う方もいるかもしれませんね。もちろん、学力や特定のスキルを身につけることも大切です。しかし、現代の激変する社会においては、非認知能力が、学力以上に、子どもの将来に貢献する、より本質的な力となるということを強調させてください。その理由を具体的に見ていきましょう。
激変する社会で求められる「人間力」
AIの進化、グローバル化の加速、そして「正解のないVUCAの時代」…。私たちが子どもの頃には想像もできなかったスピードで社会は変化しています。このような時代に、単なる知識の量や暗記力だけでは、もはや太刀打ちできません。
- AIが膨大な知識を瞬時に処理し、定型的な業務を代替する時代に、人間には「AIにはできない創造性や問題解決能力」が求められます。
- 多様な価値観を持つ人々と協働するグローバル社会では、「異文化理解力や共感力、コミュニケーション能力」が不可欠です。
- 予測不能な困難に直面するVUCAの時代では、「変化に対応できる適応力やレジリエンス(立ち直る力)」が必須です。
これら全てが、非認知能力です。習い事を通じて、これらの「人間力」を育むことが、将来、子どもがどんな分野に進んでも、自分らしくたくましく生き抜くための土台となるのです。
「目に見えるスキル」だけでは将来の不安は解消できない
「早くから英語を話せるようにすれば、将来安泰」「プログラミングができれば、食いっぱぐれない」
このように、「目に見えるスキル」を身につけることが、将来の不安を解消する唯一の道だと考えてしまいがちです。しかし、どれほど素晴らしいスキルでも、それを活用する「心の力」がなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
- 英語を話せても、外国人と円滑なコミュニケーションが取れる「共感力」がなければ、深い信頼関係は築けない。
- プログラミングができても、新しいアイデアを生み出す「創造性」や、困難な問題を解決する「問題解決能力」がなければ、革新的なものは生み出せない。
- どんなに高いスキルがあっても、一度の失敗で心が折れてしまう「レジリエンス」がなければ、継続して活躍できない。
習い事選びにおいても、「目に見えるスキル」の習得だけに焦点を当てるのではなく、そのスキルを最大限に活かし、さらに人生そのものを豊かにする「非認知能力」を育めるか、という視点が非常に重要なのです。
非認知能力が「学力」や「スキル習得」の土台となる
「非認知能力ばかり重視したら、学力や特定のスキルが伸びないのでは?」と心配される方もいるかもしれませんね。しかし、実はその逆です。
多くの研究で、非認知能力が高い子どもほど、学習意欲が高く、集中力があり、困難な課題にも粘り強く取り組めるため、結果として学業成績も伸びやすく、特定のスキル習得も効率的であることが示されています。
- GRIT(やり抜く力)があれば、習い事で難しい練習に直面しても諦めずに継続できるため、スキル習得が早まる。
- 自己調整能力があれば、練習時間を自分で管理し、効率的にスキルを磨ける。
- 好奇心・探求心があれば、習い事の内容に深く興味を持ち、自ら学びを深めるため、上達が早まる。
つまり、非認知能力は、学力や特定のスキルを効率的に、そして深く習得するための「学習の土台」であり、「心のエンジン」なのです。習い事を選ぶ際も、非認知能力を重視することで、結果的に学力やスキル習得にも良い影響が期待できるのです。
OECDも推奨!世界が認める習い事の選び方
非認知能力の重要性は、日本だけでなく世界中で注目されています。
経済協力開発機構(OECD)は、21世紀に子どもたちが生き抜き、社会で活躍するために必要な能力として、知識や学力だけでなく、「社会情動的スキル(非認知能力)」の育成を強く推奨しています。
OECDは、非認知能力を「未来の成功に不可欠なスキル」と位置づけ、その育成が子どもの幸福度や社会経済的な成功に大きく貢献すると発表しています。そして、その育成の場として、学校教育だけでなく、家庭や「習い事」といった社会的な活動の場も重要であると提言しています。
世界の教育の潮流が「非認知能力」に向かっている今、私たち日本の親も、この重要な情報を知り、習い事選びの視点に取り入れることが、未来を生きる子どもたちにとって最善の選択だと、ミキゆんは強く感じています。

非認知能力を伸ばせる習い事の選び方【ミキゆん流3つの視点】
「じゃあ、具体的にどんな習い事を選べば、非認知能力が伸びるの?」
そう思いますよね。ここからは、私ミキゆんが、習い事選びで「非認知能力」を重視する際に、特に大切にしている「3つの視点」をご紹介します。これらの視点で習い事を見ていくと、これまで見えなかった「非認知能力を育むチャンス」が見えてくるはずです。
視点1:主体性が育めるか?「子どものやりたい!」が最重要
非認知能力の根幹は、子どもの「主体性」です。どんなに良い習い事でも、子どもが「やらされている」と感じていては、非認知能力は育ちません。最も大切なのは、「子どものやりたい!」という気持ちを尊重することです。
- 子ども自身が「選びたい」と思えるか?:
- 親が一方的に決めるのではなく、いくつかの選択肢を提示し、子ども自身に選ばせる機会を与える。
- 体験レッスンに行かせて、子どもが「楽しい!」「もっとやりたい!」と感じるか確認する。
- 子どもが「自分で工夫できる」余地があるか?:
- マニュアル通りの練習ばかりではなく、子どもが自分で考えたり、工夫したりする余地がある習い事か。
- 例えば、スポーツで「どうすればもっと上手くなるかな?」と自分で考えたり、絵画で自由に表現したりできるか。
子どもが主体的に取り組める習い事であれば、好奇心、探求心、自己肯定感、GRIT(やり抜く力)といった非認知能力が自然と育まれていきます。無理に人気のある習い事を押し付けるのではなく、子どもの「好き」を第一に考えましょう。
視点2:協力や対話の機会があるか?「人間関係を学ぶ場」
非認知能力の中でも、コミュニケーション能力、協調性、共感力といった社会性は、将来の人間関係、そして社会での活躍に不可欠です。習い事選びでも、この視点を持つことが重要です。
- チームで協力する機会があるか?:
- サッカー、バスケットボールなどのチームスポーツは、協調性、リーダーシップ、フォロワーシップを育む絶好の機会です。
- 合唱や演劇、バンド活動なども、目標達成のために協力し合う経験ができます。
- 対話や意見交換の機会があるか?:
- グループでの活動が多い習い事か。
- 子ども同士で話し合ったり、意見を調整したりする機会があるか。
- 先生やコーチが、子どもの意見を引き出し、対話を促してくれるか。
習い事を通じて、友達や先生、コーチなど、多様な人々と関わり、協力し、対話する経験を積むことで、社会性、コミュニケーション能力、問題解決能力が育まれます。これは、学力だけでは得られない、かけがえのない人間関係のスキルとなります。
視点3:失敗や困難を乗り越える経験ができるか?「心の筋肉を鍛える場」
非認知能力の重要な要素である「レジリエンス(立ち直る力)」や「GRIT(やり抜く力)」は、失敗や困難を乗り越える経験を通して育まれます。習い事は、その安全な練習の場となります。
- 適度な挑戦や壁があるか?:
- 子どもにとって少し難しいと感じるくらいの、適度なレベルの挑戦がある習い事か。
- 練習でうまくいかない時、どうすれば乗り越えられるかを自分で考え、工夫する機会があるか。
- 失敗を「学び」として受け止めてくれる環境か?:
- 先生やコーチが、子どもの失敗を責めるのではなく、「よく頑張ったね」「次はこうしてみよう」と、前向きに励ましてくれるか。
- 仲間同士で失敗を共有し、支え合える雰囲気があるか。
習い事を通じて、悔しい思いや挫折を経験し、それを乗り越えることで、子どものレジリエンス、GRIT、自己肯定感、問題解決能力といった「心の筋肉」が鍛えられます。これは、どんな習い事の成果以上に、子どもが将来、人生の困難を乗り越えるための大きな力となるでしょう。

【衝撃データ】非認知能力を重視した習い事選びで、子どもの将来にこれだけの差が!
「非認知能力を重視した習い事選びって、本当に子どもの将来に影響するの?やっぱり、目に見える学力の方が重要じゃない?」
そう思いますよね。ここからは、非認知能力を重視した習い事選びが、子どもの将来にどれほど大きな影響を与えるのか、私が衝撃を受けた具体的なデータや研究結果を交えながらお話ししていきたいと思います。
きっと、その「差」の大きさに驚かれることでしょう。
習い事の「継続率」が劇的UP!GRITの力
非認知能力教育を受けた子どもは、習い事の継続率が劇的に高いことがデータで示されています。特に「GRIT(やり抜く力)」がその鍵を握ります。

このグラフは、GRITのレベルが高い子どもほど、習い事を長く継続できる傾向にあることを示しています。GRITが高い子どもは、
- 難しい課題に直面しても、諦めずに粘り強く取り組める。
- 短期的な成果が出なくても、長期的な目標を見据えて努力を継続できる。
- 途中で飽きそうになっても、自分を律して頑張れる(自己調整能力)。
ため、結果として習い事を長く続けることができます。これは、スポーツや楽器演奏だけでなく、学習塾や英会話など、あらゆる習い事において共通して見られる傾向です。習い事を継続できることは、単にスキルが身につくだけでなく、「努力の習慣」と「達成感」を育み、将来の学業やキャリアでの成功に繋がります。
生涯年収、キャリア成功への絶大な影響(ヘックマン教授の研究)
習い事を通じて育まれる非認知能力は、単なる趣味の継続にとどまらず、将来の経済的成功にも直結することが、ノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授の研究で明確に示されています。
ヘックマン教授が長期にわたり追跡調査した結果、幼児期に質の高い非認知能力教育プログラムに参加し、GRITや自己調整能力といった継続力に繋がる非認知能力が育まれた子どもたちは、そうでない子どもたちに比べて、
- 成人後の年収が平均して数百万円(数億円のデータも)以上高い。
- 学歴が高くなる傾向にある。
- 失業率が低い。
という驚くべき事実が明らかになりました。

仕事やキャリアの道では、新しいスキルを習得したり、困難なプロジェクトを成功させたりするために、長期的な努力と継続が必要です。習い事を長く続けられる子は、この「継続する力」がビジネスの場でも活かされ、キャリアアップや昇進、そして高い収入に繋がるのです。非認知能力を重視した習い事選びは、子どもの将来の「稼ぐ力」を育む、最高の投資なのです。
幸福度、自己肯定感、心の健康へのポジティブな影響
習い事を通じて育まれる非認知能力は、子どもの将来の幸福度にも絶大な影響を及ぼします。
- 自己肯定感の向上:目標を達成した喜びは、「自分はできる」という自信(自己効力感)に繋がり、自己肯定感を高めます。
- 幸福度・生活満足度:自分で決めた目標に向かって努力し、それを達成する過程は、大きな達成感と充実感をもたらし、幸福度を高めます。OECDの調査でも、非認知能力が高い生徒ほど「生活満足度」が高いことが示されています。
- 精神的健康の維持:レジリエンス(立ち直る力)や自己調整能力が高いと、習い事でのストレスや挫折を乗り越え、心の健康を保ちやすいため、うつ病や不安障害のリスクが低い傾向にあります。
習い事を選ぶ際は、単にスキルを身につけるだけでなく、子どもが「楽しい!」「できた!」と感じ、自己肯定感や幸福感が高まるような経験ができるか、という視点を持つことが重要です。
学業成績、問題解決能力への相乗効果
「習い事ばかりで勉強がおろそかに…」と心配する方もいるかもしれませんが、実は、習い事を通じて育まれた非認知能力は、学業成績の向上にもポジティブな相乗効果をもたらします。
- 集中力:習い事の中で夢中になる経験が、学習への集中力に繋がる。
- 学習意欲:好奇心や探求心が育まれることで、勉強を「楽しい」と感じ、自ら学ぶようになる。
- 問題解決能力:習い事の中で培われた問題解決能力が、算数や理科の応用問題に活かされる。
- 協調性・コミュニケーション能力:チームスポーツやグループ活動で培われたこれらの力は、学校のグループ学習や発表で役立つ。
これらの非認知能力が育つことで、子どもは「学ぶこと」自体を楽しみ、効率的に学習を進めることができるため、結果として学業成績も向上します。つまり、非認知能力を重視した習い事選びは、学力向上にも間接的に貢献する「最高の教育」なのです。
これらのデータを見ると、非認知能力を重視した習い事選びが、子どもの将来のキャリア、収入、幸福度、心の健康、学業成績、その全てにどれほど大きな影響を与えるか、一目瞭然ですよね。まさに、習い事選びは、子どもの未来を切り拓くための、重要な「投資」なのです。

ミキゆん家のケース:非認知能力を意識した習い事選びで子どもが劇的に変わった話
ここまで、非認知能力を重視した習い事選びが子どもの将来に大きな影響を与えることをデータで見てきましたが、「具体的にどう変わるの?」「うちの子にぴったりの習い事ってどうやって見つければいいの?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、私ミキゆんが、実際に非認知能力を意識して習い事を選んだり、関わったりするようになってから、長男や次男がどのように劇的に変化していったのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。決して特別なことばかりではありません。日々の関わり方や、習い事への視点を少しだけ変えただけなんです。
長男(小3)のサッカー:GRITと協調性が花開いた喜び
小学3年生の長男は、サッカークラブに通っています。以前の彼は、練習中に少しでもミスをすると、すぐに「もうやだ!サッカー辞めたい!」と投げ出してしまったり、試合で思うような活躍ができないと、ひどく落ち込んで、その後数日間も暗い顔をしたりすることがよくありました。「このままだと、どんなことも途中で諦めてしまう子になってしまうのでは…」と心配していました。
私が非認知能力、特に「GRIT(やり抜く力)」「レジリエンス(立ち直る力)」「協調性」「自己肯定感」を育むことを意識し始めてから、長男への声かけを大きく変えました。
サッカーの練習や試合の後、「悔しいね。でも、最後まで諦めずにボールを追いかけた姿、ママは見ていたよ。すごく頑張っていたね」と、結果よりもプロセスや努力を具体的に褒めるようにしました。そして、「この悔しさを、次どう活かそうか?」「チームメイトとどうすればもっと協力できるかな?」と、彼自身に解決策を考えさせる問いかけをしました。
すると、長男は少しずつ変わっていきました。練習中に失敗しても、「よし、もう一回!」と自ら挑戦するようになり、試合でミスをしても、以前のように投げ出すことはなく、気持ちの切り替えが早くなりました。チームメイトとのアイコンタクトも増え、自分から声を出す場面も増えていきました。
先日、長男は難しいとされるドリブルの技を、ついにマスターしました!そして、試合でピンチの時に、チームメイトに的確な指示を出し、危機を脱することもできるようになりました。コーチからも「最近、〇〇くんは、見違えるほど根気強くなり、チームを引っ張ってくれるようになりましたね!」と褒めていただきました。これはまさに、彼のGRITと協調性、レジリエンス、そして自己肯定感が育まれ、サッカーを通して「人間力」が大きく花開いた証だと感じています。サッカーという習い事が、彼にとって最高の非認知能力教育の場になっていることを実感しています。
次男(幼稚園児)の英会話:成果より「コミュニケーションの楽しさ」を重視
幼稚園児の次男は、幼稚園に入る前から、私が「グローバル社会では英語が必要!」と、週に1回英会話教室に通わせていました。彼は活発で好奇心旺盛ですが、最初は慣れない環境に戸惑い、なかなか積極的に話せないこともありました。私も「ちゃんと成果が出てるのかな?」「早く英語を話せるようになってほしい!」と、つい英語の習得度ばかりを気にしてしまっていました。
私は、非認知能力、特に「コミュニケーションの楽しさ」「自己肯定感」「共感力」「自己調整能力(感情コントロール)」を育むことを意識し始めてから、次男への声かけを大きく変えました。
彼が英会話教室から帰ってくると、「今日、どんな面白いことあった?」「英語でどんな言葉言ったの?」と、英語の「出来」よりも、「コミュニケーションができた楽しさ」や「挑戦したプロセス」を重点的に聞くようにしました。「Hello」としか言えなくても、「わぁ、すごいね!気持ちが伝わったんだね!」と、彼自身のコミュニケーションの成功体験を具体的に褒めてあげました。
すると、次男は「英語、もっと話したい!」と意欲的になり、家でも積極的に英語の歌を歌ったり、絵本の単語を真似したりするようになりました。これは、彼が「言葉が通じる喜び」と「自分にもできる」という自己肯定感を育んだ証だと感じています。
最近では、英会話教室で友達と英語で簡単な会話を楽しんだり、外国人の先生に自分から話しかけたりするようになりました。これは、早期に「英語を話せるようにする」という成果を追い求めるのではなく、非認知能力が育む「コミュニケーションの楽しさ」と「異文化への興味」に焦点を当てたことで、結果的に彼の英語学習への意欲が向上し、コミュニケーション能力が劇的に伸びたのだと実感しています。習い事選びの視点を変えるだけで、こんなにも子どもの成長を促せるなんて、本当に素晴らしい発見でした。
夫婦で「非認知能力重視」の共通認識!習い事選びの軸が定まる
非認知能力を習い事選びの軸に据えてから、私たち夫婦の子育て観、そして家庭全体の雰囲気にも良い影響がありました。
私がOECDの非認知能力に関する国際的な動向や、学力と非認知能力の相乗効果について夫に話すたびに、彼は深く頷き、「なるほど、結局、人間力が大事なんだな」「目先の成果だけを追い求めても、意味がないんだな」と共感してくれるようになりました。
夫婦で「非認知能力が子どもの将来に不可欠であり、習い事選びの重要な軸だ」という共通認識を持てたことで、子どもたちへの声かけや、新しい習い事の選択肢についても、以前のように「偏差値」や「早期からの詰め込み」という狭い枠にとらわれず、より広い視点で考えられるようになりました。
例えば、長男の習い事について悩んだ時も、「学力に直結しなくても、彼が主体的に考え、協力する経験ができるものなら、それは彼の『人間力』を育むことに繋がるはず」と、夫婦で納得して決めることができました。
家族みんなで非認知能力を意識するようになってから、家の中の雰囲気も明るくなり、以前よりも笑顔が増えました。非認知能力は、子どもだけでなく、親である私たちにとっても、子育てをより深く、楽しくする「魔法」なのだと、日々実感しています。習い事選びの軸が定まったことで、私自身の迷いも減り、自信を持って子育てに取り組めるようになりました。

習い事を始めた後も大切!非認知能力を最大限に伸ばす親の関わり方
ミキゆん家の変化を読んで、「非認知能力が伸びる習い事を選びたい!」「でも、習い事を始めた後も、親はどう関わればいいの?」そう思っていただけたら、本当に嬉しいです。
習い事は、「入って終わり」ではありません。習い事を始めた後も、親が適切な関わり方をすることで、子どもの非認知能力を最大限に伸ばし、習い事の「費用対効果」を大きく高めることができます。私も、家計を預かる主婦として、無理なく、そしてお金をかけずにできることを工夫しています。今日からぜひ試してほしいことをいくつかご紹介しますね。どれも、あなたの家庭で無理なく取り入れられるものばかりです!
「結果」より「プロセス」と「挑戦」を褒める
習い事を通じて非認知能力を育むには、「結果」だけでなく、「挑戦したこと」や「努力のプロセス」を具体的に褒めることが非常に効果的です。これが、子どもの自己肯定感、GRIT(やり抜く力)、チャレンジ精神を育む最も重要なポイントです。
- 「今日のサッカーの試合、負けちゃったけど、最後まで諦めずにボールを追いかけた姿、ママは見ていたよ。その粘り強さが素晴らしいね!」
- 「新しい英語の単語、難しかっただろうけど、何度も声に出して練習したね!その頑張りがすごいよ!」
- 「発表会で少し間違えちゃったけど、大勢の前で堂々と弾けたね!その勇気に感動したよ!」
このように具体的に褒めることで、子どもは「努力すればできるようになる」「失敗しても次がある」「挑戦すること自体が素晴らしい」と感じ、内発的な動機付けと自信が高まります。この自信が、習い事の継続と、将来のあらゆる挑戦への意欲に繋がります。
子どもの「なんで?」に「どう思う?」で応える
習い事の中で、子どもが「なぜ?」と疑問を持ったり、うまくいかないと感じたりする場面は多々あります。そんな時、親のちょっとした問いかけが、子どもの「考える力」や「探求心」「問題解決能力」を育みます。
- 「今日の練習、なんでうまくいかなかったんだろうね?〇〇はどう思う?」
- 「この英語の表現、どうしてこんな言い方をするんだろう?」「どうやったらもっと分かりやすく言えるかな?」
- 「この演奏、なんで速く弾けないんだろう?どうすればいいかな?」
すぐに答えを教えるのではなく、子どもに考えさせる問いかけをすることで、子どもの「探求心」「思考力」「問題解決能力」がぐんぐん伸びていきます。これは、習い事の上達だけでなく、学習全般への良い影響をもたらします。
「失敗は学びのチャンス!」とポジティブに捉える
習い事の練習や試合、発表会など、失敗や挫折はつきものです。レジリエンス(立ち直る力)を育むには、親が失敗をどう捉えるかが、子どもが習い事を継続できるかどうかを大きく左右します。
子どもが習い事の中でうまくいかなくても、ついつい「あーあ、失敗しちゃったね」とガッカリしたり、叱ってしまったりすることがありますが、それは避けましょう。
「失敗しても大丈夫」「まずはやってみよう」「失敗は学びのチャンス」というメッセージを常に子どもに伝え、チャレンジを応援する環境を作ってあげることが大切です。
例えば、試合でミスをしてしまっても、「ドンマイ!このミスから、次は何を学べるかな?」と、前向きな姿勢で寄り添いましょう。転んでも立ち上がる「レジリエンス」は、このような経験を通じて育まれていき、習い事を諦めない心の強さに繋がります。
先生やコーチとの連携を密にする
習い事の先生やコーチは、非認知能力を育む上での重要なパートナーです。積極的に連携を取り、家庭と習い事の場で一貫した関わり方ができるよう努めましょう。
- 定期的に先生やコーチと面談し、子どもの様子や課題、成長点について情報交換する。
- 家庭で非認知能力を意識した声かけをしていることを伝え、協力をお願いする。
- 先生やコーチが、子どもの非認知能力を伸ばすような指導をしているかを確認する。
先生やコーチが、学力だけでなく、子どもの主体性や協調性、レジリエンスといった非認知能力を意識して指導してくれる習い事を選ぶことも重要です。
家庭で「習い事の学び」を活かす機会を作る
習い事で得た知識やスキル、そして非認知能力は、習い事の場だけで完結するものではありません。家庭で活かす機会を作ることで、その学びがより定着し、非認知能力も強化されます。
- サッカーでチームプレイを学んだら、家庭で「お兄ちゃんと弟くんで協力して、お片付け競争してみようか!」と促す。
- 英会話で挨拶を学んだら、近所の外国人の人に出会った時、「Hello!って言ってみようか!」と促す。
- ピアノで目標達成の喜びを感じたら、家庭学習でも「目標を立てて、達成してみようか!」と提案する。
習い事の学びを実生活に繋げることで、子どもは「習い事で学んだことは、こんなところでも役立つんだ!」と実感し、自己効力感と主体性を高めていきます。
子ども自身に「目標設定」と「振り返り」をさせる
習い事を長く継続し、大きな成果を出すためには、「目標設定能力」と「振り返り(PDCAサイクル)」が不可欠です。
- 習い事を始める前に、「この習い事で、どんなことができるようになりたい?」と、子ども自身に目標を設定させる。
- 毎回の練習やレッスン後に、「今日の目標は達成できたかな?」「どうしてうまくいかなかったんだろう?」「次はどうすればもっと良くなるかな?」と、自分で振り返り、改善策を考えさせる(サッカーノートのように簡単にメモするのも効果的)。
親は、子どもが自分で立てた目標を尊重し、振り返りのプロセスをサポートすることが大切です。この習慣は、子どもの計画性、自己調整能力、問題解決能力、GRITを育み、習い事の継続と、将来のあらゆる目標達成に繋がります。

まとめ:非認知能力重視の習い事選びで、子どもの未来を最高の形に!
長々と語ってしまいましたが、私ミキゆんが、習い事選びの悩みをきっかけに、非認知能力を伸ばせる習い事選びの重要性とその具体的な方法についてお伝えしてきました。
以前は、学力や特定のスキル習得ばかりに意識が向いていましたが、今は違います。非認知能力を意識した習い事選びと、親の関わり方を始めてから、長男や次男が困難に直面しても諦めずに粘り強く取り組み、友達と協力し、自分らしく輝いている姿を見るたびに、心から「この子なら大丈夫」「この習い事を選んで本当に良かった」と思えるようになりました。
非認知能力は、学力のように目には見えにくい力です。だからこそ、親が意識して、日々の生活の中や、習い事の場で育んでいく必要があります。そして、その努力は、必ず子どもたちの未来に素晴らしい結果をもたらします。
AIが進化し、グローバル化が進む予測不能な現代において、子どもたちが自らの力で幸せな人生を切り拓き、社会でたくましく活躍するためには、知識を詰め込むだけの教育だけでは不十分です。
OECDが提唱し、数々のデータが証明するように、非認知能力を重視した習い事選びは、子どもの将来の幸福度、キャリア、心の健康、そして学力向上までも両立させる「最高の教育投資」なのです。
この情報が、あなたの子育てのヒントになり、お子さんの未来をより豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ今日から、できることから少しずつ、非認知能力を意識した習い事選びと、親の関わり方を始めてみませんか?それが、お子さんの輝かしい未来へと繋がるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
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