【海外在住者の引越し・荷物術】ミキゆんが伝授!費用を抑える裏技から失敗談まで完全ガイド
こんにちは、ミキゆんです!これまで、海外での家計管理、子育て、キャリア形成、帰国準備、日々の生活術、資産形成、日本の不動産管理、海外旅行術、通信術、自己成長戦略、日本食文化、運転免許、美容・ファッション術、自動車管理、家事効率化術、ヘルスケア、そして家電選び、税金対策について、私のリアルな体験をたっぷりご紹介してきました。
今回は、海外生活の始まりと終わり、そして途中でも発生しうる、**「引越し」と「荷物」**という、費用も労力もかかる大きなテーマに焦点を当てて、私の経験と学びを余すところなくお伝えします!
「海外への引越しって、どれくらい費用がかかるの?」「どの引越し業者を選べばいい?」「船便、航空便、手荷物…どう使い分けるのが正解?」「大量の不用品、どうやって処分すればいいの?」「もっとこうしておけばよかった…という失敗談も知りたい!」
私も、夫の海外赴任が決まった時、まず驚いたのが引越しの見積もり費用でした。「こんなにかかるの!?」と、家計管理担当の私としては、かなり頭を抱えました。そして、実際に荷物をまとめる作業も、いるもの・いらないものの判断、梱包と、想像以上に大変な大仕事でした。
でも、試行錯誤を重ねるうちに、**引越し費用を抑えるための裏技**や、**荷物仕分けのコツ**、**不用品の賢い処分方法**、そして**引越しでよくある失敗談とその回避術**まで、具体的なノウハウを見つけることができました。
このブログでは、ミキゆんの実体験に基づいた、**海外引越し業者の賢い選び方と交渉術**、**船便・航空便・手荷物の最適な使い分け**、**後悔しない持ち物リストと断捨離の極意**、**海外から日本へ、日本から海外への引越しをスムーズにするためのチェックリスト**まで、具体的なノウハウを徹底解説します。
この長い記事を読み終える頃には、きっとあなたも「引越し、これなら怖くない!」「費用を抑えて、スムーズに荷物を運べる!」と、自信と安心感が湧いてくるはず。一緒に、海外への引越しを成功させ、新しい生活を快適にスタートさせましょう!
※本記事で解説する引越しに関する情報や費用、手続きは一般的なものであり、国や地域、時期、引越し業者によって異なります。必ずご自身の責任で最新情報を確認し、事前に十分な準備を行ってください。
- 目次
- 1. 海外引越しの基本:費用を抑えるために知っておくべきこと
- 2. 荷物仕分けと持ち物:後悔しない断捨離と厳選リスト
- 3. 不用品の処分術:賢く手放してお小遣い稼ぎ!
- 4. 引越しトラブル回避術:ミキゆんの失敗談から学ぶ
- 5. 日本から海外、海外から日本へ:帰国時も役立つ引越し術
- まとめ:引越しは最高の「人生の棚卸し」!
目次
1. 海外引越しの基本:費用を抑えるために知っておくべきこと
海外への引越しは、国内の引越しとは比べ物にならないほど複雑で、そして**費用**がかかります。夫の海外赴任が決まった時、まず驚いたのが引越しの見積もり費用でした。「こんなにかかるの!?」と、家計管理担当の私としては、かなり頭を抱えました。しかし、事前に知識を持ち、計画的に進めることで、費用を抑え、スムーズに引越しを成功させることは可能です。まずは、海外引越しの費用相場と、費用を抑えるための基本から見ていきましょう。
1-1. 海外引越しの費用相場は?内訳と費用を抑える裏技
海外引越しの費用は、荷物の量、距離、輸送方法(船便・航空便)、サービス内容、時期などによって大きく変動します。一般的な相場とその内訳、そして費用を抑えるための**裏技**を知っておきましょう。
海外引越しの費用相場と内訳(一般的な目安)
- 単身者の場合:**20万円~50万円**程度(航空便がメインの場合、さらに高額に)
- 家族(3~4人)の場合:**50万円~150万円**程度(荷物の量やサービス内容で大きく変動)
- ※会社からの補助が出る場合も多いですが、上限があることがほとんどです。
主な費用内訳は以下の通りです。
- 基本運賃:輸送費(船便、航空便)
- 梱包作業費:プロによる梱包作業費用
- 通関手続き費:輸出入に関する税関手続き費用
- 保険料:万が一の破損・紛失に備える保険費用
- 港湾・空港諸費用:輸送ターミナルでの取り扱い費用
- 現地での配送・開梱・設置費用:現地での自宅への配送、荷解き、家具の組み立てなど
- その他:関税、一時保管料、特殊品輸送費など
費用を抑える裏技
- 荷物の量を極限まで減らす!:
- これが最大の裏技であり、最も効果的な節約方法です。引越し費用は「荷物の体積」または「重量」で決まります。不要なものは思い切って処分しましょう(後述の不用品処分術を参考に)。
- 船便をメインにする:
- 航空便に比べて、船便は運賃が圧倒的に安いです。時間的な余裕があれば、船便をメインにしましょう。
- 複数の業者から見積もりを取る:
- 最低でも3社以上から見積もりを取り、比較検討しましょう。業者によって料金体系や得意なルートが異なるため、必ず相見積もりを取りましょう。
- 自分で梱包できるものは梱包する:
- 業者に梱包を依頼すると費用がかかります。壊れにくいものや、自分で梱包できるものは、自力で梱包することで費用を抑えられます。ただし、保険適用外になる場合もあるので注意。
- 段ボールを無料でもらう:
- スーパーやドラッグストアで、不要になった段ボールを無料でもらえることがあります。
- 時期をずらす:
- 3月~4月の引越しシーズンや、年末年始などの繁忙期は料金が高くなる傾向があります。時期をずらせるなら、閑散期を狙いましょう。
- 家電・家具は現地調達を基本に:
- 大型家電や家具は輸送費用が高額になります。現地で調達したり、レンタルしたりすることも検討しましょう(後述の家電選びも参考に)。
これらの裏技を実践することで、ミキゆん家も引越し費用を会社からの補助の範囲内に抑えることができました。事前の計画と努力が、費用節約に直結します。
1-2. 海外引越し業者選びのポイントと交渉術:日系?現地系?(再確認)
海外への引越しは、国内の引越しとは比べ物にならないほど複雑です。特に**引越し業者選び**は、荷物の安全、費用、そしてあなたのストレスに直結するため、非常に重要です。**日系**と**現地系**のどちらを選ぶか、その**ポイントと交渉術**を知っておきましょう。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
海外引越し業者選びのポイント
- 複数の業者から見積もりを取る(相見積もり):
- 最低でも3社以上から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較検討しましょう。業者によって料金体系や得意なルート、サービス範囲が異なるため、必ず相見積もりを取りましょう。
- 対応言語:
- 日本語でのサポートが受けられるか確認しましょう。複雑なやり取りが多いので、言葉の壁がない方が安心です。日系業者であれば、日本語での対応が基本です。
- 実績と評判:
- 海外引越しの実績が豊富か、利用者からの評判が良いか(オンラインレビューや日本人コミュニティの口コミ)を確認しましょう。特に、赴任先国での実績が重要です。
- 保険内容:
- 万が一の破損・紛失に備え、保険内容が充実しているか、補償額は十分かを確認しましょう。保険の加入は必須です。
- 通関手続きのサポート:
- 国によって持ち込み禁止品や関税のルールが異なります。通関手続きの代行サービスやサポート体制がしっかりしているか確認しましょう。
- 現地でのサービス内容:
- 現地での配送、荷解き、家具の組み立て、梱包資材の回収など、どこまでサービスに含まれるかを確認しましょう。
日系 vs 現地系業者の特徴と選び方
- 日系業者(例:日本通運、ヤマト運輸、アート引越センターなど):
- メリット:日本語でのサポートが充実。日本の品質基準での梱包・輸送。海外赴任者の引越し実績が豊富でノウハウがある。通関手続きも安心。
- デメリット:費用が高めになる傾向がある。
- こんな方におすすめ:費用よりも安心感とサービス品質を重視したい方。言語に不安がある方。
- 現地系業者/国際業者:
- メリット:日系業者よりも費用が安価な場合が多い。
- デメリット:日本語でのサポートが期待できない。日本の品質基準ではない。トラブル時の交渉が難しいことも。
- こんな方におすすめ:費用を徹底的に抑えたい方。英語や現地語での交渉に自信がある方。
交渉術
- **相見積もりを武器に交渉**:他の業者の見積もり額を伝え、「この価格まで下げてくれたら契約します」と交渉してみましょう。
- **サービス内容の取捨選択**:不要なサービス(例:家具の組み立て、開梱作業)を削ることで、費用を抑えられるか交渉しましょう。
ミキゆん家は、会社からの補助があったため、安心を優先し日系業者を選びました。担当者との密なコミュニケーションが、スムーズな引越しに繋がります。
1-3. 船便・航空便・手荷物…荷物仕分け術と最適な使い分け(再確認)
海外への引越しでは、全ての荷物を一度に運ぶのではなく、**「船便」**、**「航空便」**、そして**「手荷物」**に分けて送るのが一般的です。それぞれの特徴を理解し、賢く使い分けることが、費用を抑え、かつ現地での生活をスムーズにスタートさせるための鍵となります。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
荷物仕分け術:最適な使い分けのポイント
- 船便(海上輸送):
- 特徴:費用が最も安い。大型家具や大量の荷物を送れる。
- デメリット:到着まで非常に時間がかかる(1~3ヶ月以上)。輸送中に温度・湿度の影響を受ける可能性あり。
- こんなものにおすすめ:
- 普段使わない季節もの衣類、日本でしか手に入らない本や漫画(大量の場合)、思い出の品(写真アルバム、アルバム)、日本の食器、調理器具、調味料のストック、趣味の道具など。
- ミキゆんの場合: 日本の炊飯器(変圧器必須)、日本の学習ドリル、子どもの日本の絵本、冬服などを送りました。
- 航空便(航空輸送):
- 特徴:比較的早く到着する(1~2週間)。
- デメリット:費用が高い(船便の数倍~10倍以上)。送れる荷物の量や重量に制限がある。
- こんなものにおすすめ:
- 赴任後すぐに必要なもの(到着から船便が届くまでの間に使うもの)。
- 子どもの学習教材(特に、現地到着後すぐに使うもの)、最低限の衣類(季節に合わせたもの)、普段使う調理器具の一部(包丁、フライパン)、日本の常備薬(多めに)、子どものお気に入りのおもちゃやぬいぐるみなど。
- ミキゆんの場合: 日本の薬、子どもの学校で使う文房具、数週間分の衣類、最低限の化粧品などを航空便で送りました。
- 手荷物(自身で持ち帰る):
- 特徴:すぐに使える。最も安全に運べる。
- デメリット:量に制限がある。航空会社の規定の重さやサイズを超えると、追加料金がかかる。
- こんなものにおすすめ:
- パスポート、ビザ、航空券、保険証券、銀行書類、運転免許証など**重要書類の原本**。
- ノートPC、スマホ、カメラなど**貴重品や精密機器**。
- 数日分の着替え、洗面用具。
- 子どものお気に入りのぬいぐるみ、抱っこ紐など、子どもの心の安定に繋がるもの。
- ミキゆんの場合: 大切な書類は手荷物に入れ、片時も離しませんでした。
荷物の仕分けは、本当に神経を使いました。特に、赴任後すぐに何が必要かをリストアップし、航空便に入れるべきものを厳選しました。不要なものは、この機会に思い切って処分する「断捨離」も重要です(後述)。
1-4. 引越し見積もりで損しない!業者との打ち合わせのコツ
海外引越しの費用は高額になるため、**引越し業者との打ち合わせ**は非常に重要です。見積もりで損しないための**コツ**を知っておくことで、費用を抑え、かつ安心してサービスを受けられます。
引越し見積もりで損しないためのコツ
- 複数の業者から見積もりを取る(相見積もり):
- これは鉄則です。最低でも3社以上から見積もりを取り、比較検討しましょう。他社の見積もり額を業者に伝えることで、価格交渉の余地が生まれることがあります。
- 訪問見積もりを依頼する:
- 正確な見積もりを出すためには、必ず業者に自宅に来てもらい、荷物の量や内容を直接見てもらいましょう。これにより、後から追加料金が発生するのを防げます。
- 荷物の量と種類を正確に伝える:
- 「だいたいこれくらい」ではなく、段ボールの数、大型家具・家電のサイズ、特殊品の有無(美術品、ピアノ、自転車など)を正確に伝えましょう。
- 処分する予定のものは、見積もりには含めないようにしましょう。
- サービス内容を細かく確認する:
- 見積もり書に記載されているサービス内容(梱包資材の提供、梱包作業、通関手続き代行、保険、現地での開梱・設置、梱包資材の回収など)が、どこまで含まれているか、追加料金が発生する項目がないか、細かく確認しましょう。
- 保険内容を理解する:
- 保険の対象範囲、補償額、自己負担額(免責金額)などを確認しましょう。高価なものがある場合は、別途特約が必要か相談しましょう。
- キャンセルポリシーを確認する:
- 万が一、引越しが延期・中止になった場合のキャンセル料や、日程変更料を確認しておきましょう。
- 質問リストを用意する:
- 事前に疑問点や不安なことをリストアップしておき、打ち合わせの際に全て質問しましょう。不明な点はその場でクリアにしましょう。
- 担当者との相性も重要:
- 親身になって相談に乗ってくれるか、レスポンスが早いかなど、信頼できる担当者かを見極めましょう。
ミキゆん家は、相見積もりを取り、細かくサービス内容を確認したおかげで、納得のいく価格で引越し業者と契約できました。面倒でも、この打ち合わせに時間をかける価値は十分にあります。
1-5. 赴任先での通関手続き:注意すべき点と持ち込み禁止品
海外への引越しで、最も注意が必要な手続きの一つが、赴任先での**通関手続き**です。荷物が無事に現地に届いても、通関手続きで問題があると、荷物がストップしたり、高額な関税を請求されたりすることがあります。特に、**持ち込み禁止品**には細心の注意を払いましょう。
通関手続きの基本
- 引越し業者による代行が基本:
- ほとんどの海外引越し業者(特に日系業者)は、通関手続きの代行サービスを提供しています。これが最もスムーズで確実な方法です。
- 必要書類の提出:
- パスポートのコピー、ビザのコピー、到着便の情報、現地での住所、**「携帯品・別送品申告書」**など、様々な書類を提出する必要があります。
- 「携帯品・別送品申告書」の記入:
- これは、入国時に空港で提出する書類です。引越しの荷物(別送品)があることを税関に申告するために必要です。これがないと、荷物に高額な関税がかかる可能性があります。
- ※ミキゆんも、入国時に忘れずに申告書を提出しました。
特に注意すべき持ち込み禁止品・制限品
- **肉製品・乳製品**:
- 生肉、ハム、ソーセージ、チーズ、牛乳など、多くの国で持ち込みが禁止されています。加工品でも禁止されることが多いです。
- **植物・土壌**:
- 植物の種、苗、土壌などは、病害虫の持ち込みを防ぐため、ほとんどの国で禁止されています。
- **医薬品**:
- (前々回の記事で詳しく解説しましたが)特定の成分を含む薬は、持ち込みが制限されたり、禁止されたりすることがあります。医師の診断書や処方箋の英文翻訳が必須です。
- **銃器・武器類、麻薬**:
- 当然ながら、厳しく禁止されています。
- **食品**:
- 米、麺類、醤油、味噌などの加工品は一般的に問題ないことが多いですが、生鮮食品や、肉・卵・乳成分を含む加工品は注意が必要です。
- ※「〇〇の素」「レトルトカレー」なども、肉エキスが入っていると禁止されることがあります。成分表示をよく確認しましょう。
- **電化製品**:
- PSEマークがない日本の電化製品は、現地での使用が認められない場合があります。
- **アルコール・タバコ**:
- 量に制限があることが多いです。
注意!:申告を怠ったり、禁止品を持ち込もうとしたりすると、**荷物の没収、高額な罰金、最悪の場合、逮捕**される可能性もあります。引越し業者に任せきりにせず、自分でも渡航先の通関ルールをしっかり確認しましょう。
2. 荷物仕分けと持ち物:後悔しない断捨離と厳選リスト
海外への引越しでは、荷物の量が費用に直結するため、**荷物仕分け**は非常に重要な作業です。「いるもの」「いらないもの」「持っていくもの」「置いていくもの」の判断は、想像以上に頭を使います。後悔しないための**断捨離**の極意と、海外生活で**本当に役立った持ち物リスト**を参考に、賢く荷物をまとめましょう。
2-1. 海外生活で「本当に役立った」持ち物厳選リスト【100均グッズも!】(再確認)
海外赴任・移住の際、「あれもこれも必要かも…」と荷物が増えがちですが、本当に役立つものは意外と限られています。ミキゆんが実際に海外生活で使って**「これは持ってきてよかった!」「これなしでは過ごせない!」**と感じた**持ち物**を厳選してご紹介します。中には、日本の100均グッズも大活躍しました!(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
本当に役立った持ち物厳選リスト
- 日本の常備薬、子ども用医薬品(多めに):
- 使い慣れた風邪薬、胃腸薬、アレルギー薬、絆創膏、体温計、消毒液など。海外では手に入りにくかったり、成分が違ったりすることがあります。特に子どもの薬は、日本で使い慣れたものが安心です。
- 日本の調味料(少量、液体物は機内持ち込み不可):
- 最初は味覚の慣らしに。粉末のだしの素、顆粒だし、乾燥わかめ、チューブのわさび・しょうがなど。醤油や味噌は、アジア系スーパーで手に入ることも多いですが、こだわりがあるなら少量持参。
- 日本の文房具:
- 品質が良く、使いやすい日本のペン、ノート、消しゴム、ハサミ、のり、修正テープなど。子どもの学習用にも重宝します。
- S字フック、粘着フック(100均):
- 収納スペースが限られる海外の家で大活躍。ちょっとしたものを吊るしたり、収納を増やしたりするのに便利です。
- 圧縮袋(100均):
- かさばる衣類や寝具をコンパクトにできるので、引っ越し時や一時帰国の際に重宝します。
- 洗濯ネット(100均):
- デリケートな衣類を洗うのに必須。海外でも似たものはありますが、日本のものが丈夫で使いやすいです。
- 小分け容器、ジップロック(100均):
- 食材の保存や子どものおやつ入れに。日本のものがきめ細かく、使い勝手が良いです。
- 携帯用ウェットティッシュ、除菌シート:
- 外出先でサッと使えるので、子連れには必須アイテム。
- 水筒・お弁当箱:
- 日本の品質の良い水筒やお弁当箱は、海外でも重宝します。
- 日本の風呂桶・椅子(ユニットバス以外なら):
- 海外の浴室にはバスタブがあっても、風呂桶や椅子がないことが多いです。子どもを座らせて洗うのに便利です。
- 変換プラグ・変圧器(必要に応じて):
- 現地電圧に対応していない精密機器など、どうしても持っていきたいものがある場合に。
- 子ども用のお気に入りの絵本、おもちゃ:
- 特に渡航直後、慣れない環境での子どもの心の安定に役立ちます。
- 防災グッズ(懐中電灯、非常食、モバイルバッテリーなど):
- 海外でも災害は起こります。最低限の備えは持参しましょう。
出発前はあれこれ詰め込みたくなりますが、本当に必要なもの、現地で代替できないものを見極めることが大切です。「なくても困らないもの」は、思い切って置いていきましょう。
2-2. 電化製品は現地調達?日本から持っていく?ミキゆんの失敗談から学ぶ(再確認)
海外赴任・移住が決まったら、**電化製品**をどうするかは悩ましい問題です。「日本から持っていくべき?」「現地で買った方が良い?」判断を誤ると、無駄な出費やストレスに繋がります。ミキゆんの失敗談から学んでいきましょう。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
日本の家電を持参するメリット・デメリット
- メリット:使い慣れた家電で安心感がある。日本の品質や機能性、デザインに満足できる。初期費用がかからない(手持ちの場合)。
- デメリット:荷物が増え、引っ越し費用がかさむ。変圧器が必要な場合、追加費用と手間がかかる。現地の電圧や周波数に合わず、性能が落ちる、故障するリスクがある。海外で故障した場合の修理が困難。
現地調達のメリット・デメリット
- メリット:荷物が少なくなり、引っ越し費用を抑えられる。現地の電圧・周波数に合った家電を使えるため、安全で性能も発揮される。故障時の修理や保証が受けやすい。
- デメリット:初期費用がかかる。日本の家電と比べて機能性やデザイン、品質が劣る場合がある。使い慣れるまで時間がかかる。
後悔しない判断基準(ミキゆんの結論)
- 【最優先】電圧・周波数・消費電力に注意!:
- ドライヤー、ヘアアイロン、電気ケトル、電子レンジなど、**消費電力が大きい家電は、基本的に現地調達がおすすめ**です。変圧器を使ってもリスクが伴います。
- ミキゆんの失敗談: 日本のドライヤーをどうしても使いたかったので変圧器を持っていきましたが、結局うまく使えず、現地で買い直しました。高額な変圧器代がもったいなかったです。
- マルチボルテージ対応品は持ち込む:
- スマホやPCの充電器、電動歯ブラシ、一部のシェーバーなど、家電本体に「100V-240V」と記載のあるものは、変換プラグがあれば使えるので、安心して持ち込みましょう。
- 日本の品質・機能性にこだわるもの(炊飯器など)は検討:
- 日本の炊飯器のように、どうしても譲れないこだわりがある家電であれば、海外対応モデルの購入や、大型変圧器の使用を検討しても良いでしょう。ただし、リスクと費用を理解した上で。
- ミキゆんの場合: 美味しいご飯のためなら!と日本の炊飯器は持っていきました。これは大正解でした。
- 現地で入手困難な便利グッズは少量持っていく:
- (前々回の記事でも解説しましたが)S字フック、洗濯ネット、小分け容器など、日本の100均で手に入るような便利グッズは、海外では手に入りにくいので持っていくと重宝します。
- レンタルや中古も選択肢に:
- 一時的に必要な家電は、レンタルサービスや中古品販売店、フリマアプリなども活用しましょう。
家電は、日々の生活の快適さに直結します。費用、手間、安全性を総合的に判断し、後悔しない選択をしましょう。
2-3. 薬の持ち込み、海外で必要な常備薬と持ち込み制限の確認(再確認)
海外へ渡航する際、**常備薬**を持参したいと思う方も多いでしょう。しかし、国によっては持ち込み制限があったり、成分によっては持ち込みが禁止されていたりする場合があります。事前に確認し、必要なものを準備しましょう。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
持ち込み制限の確認(最重要!)
- **渡航先の国の**大使館や領事館のウェブサイト**で、医薬品の持ち込みに関する規定を必ず確認しましょう。**
- 特に、**麻薬成分や向精神薬に指定されている成分**を含む薬(睡眠導入剤、一部の鎮痛剤、ADHD治療薬など)は、持ち込みが厳しく制限されることが多いです。医師の診断書や処方箋の英文翻訳(公証役場での認証が必要な場合も)が必要になる場合があります。
- 風邪薬や胃腸薬など、一般的な市販薬であっても、多量に持ち込むと問題になることもあるので注意が必要です。
- ※医薬品を郵送で送る場合も、送付先の国の規制に従う必要があります。
海外で必要な常備薬(ミキゆんのおすすめ)
- 解熱鎮痛剤:子ども用、大人用。発熱や頭痛、生理痛などに対応できるものを。
- 胃腸薬:食べ慣れないものによる胃もたれ、下痢止め、便秘薬など。
- アレルギー薬:花粉症やアレルギー体質の方は、日本で飲み慣れたものを。
- 絆創膏・消毒液:ちょっとした擦り傷や切り傷に。
- 虫刺され薬・かゆみ止め:特に温暖な地域や、蚊が多い地域では必須。
- のど飴・うがい薬:乾燥対策や風邪の初期症状に。
- 使い捨てマスク:感染症対策として。
- 体温計:子どもが熱を出した時にすぐに測れるもの。
- 乗り物酔い薬:移動が多い場合は念のため。
- 塗り薬:湿疹、かぶれ、水虫など、普段から使っているものがあれば。
- 目薬:ドライアイやアレルギー用など。
現地でも薬は手に入りますが、成分や効能が日本のものと異なることもあります。特に子どもの薬は、日本で使い慣れたものを少量持っていくと安心です。英語での説明書や、成分表示の英語訳も持参すると良いでしょう。
2-4. 日本の書籍・教材の持ち込みと現地での調達方法(再確認)
海外生活中に、日本の**書籍や子どもの学習教材**が必要になることは多いものです。特に、子どもの日本語教育を継続したい場合、どのようにこれらを確保するかが課題となります。持ち込みのコツと、現地での調達方法を知っておきましょう。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
日本の書籍・教材の持ち込み
- 船便で送る:
- 重たい本は、引っ越し時に船便でまとめて送るのが費用を抑える方法です。ただし、到着まで時間がかかるので、すぐに読みたいものは手荷物や航空便で。
- 電子書籍を活用(最もおすすめ!):
- 最もおすすめの方法です。日本の電子書籍ストアで本を購入すれば、タブレットやスマホで海外どこからでも読めます。紙の本よりはるかに持ち運びが楽で、保管場所も取りません。
- ミキゆんの場合: 子どもたちの日本の参考書や、私が読むビジネス書、雑誌は、ほとんど電子書籍に切り替えました。新刊もすぐに手に入るので非常に便利です。
- 厳選して手荷物・航空便で持ち込む:
- 子どもが好きな絵本や、読み書きの学習に必須のドリル、日本の教科書など、厳選して手荷物や航空便で持っていくと、到着後すぐに使えて安心です。
現地での調達方法
- アジア系スーパー・日系スーパー:
- 一部のスーパーでは、日本の雑誌や漫画、児童書が販売されていることがあります。
- 現地の日本語書店:
- 一部の大都市には、日本の書籍を専門に扱う書店があります。
- オンラインショップ(海外発送対応):
- 日本のオンライン書店(Amazon.co.jpなど)の中には、海外発送に対応しているところもあります。送料はかかりますが、新刊や特定の書籍を手に入れるには便利です。
- 日本人コミュニティでの譲渡・交換:
- 帰国する日本人家庭から、使わなくなった書籍や教材を譲ってもらったり、交換したりする機会もあります。
- 現地の図書館:
- 一部の図書館には、日本語の書籍コーナーが設けられています。
日本の書籍は、子どもの日本語教育だけでなく、親の心の安定にも繋がります。工夫して、日本の文化に触れる機会を確保しましょう。
2-5. 日本の服は持っていく?現地調達?後悔しない持ち物選び(再確認)
海外赴任・移住の際、日本から**服**をどれくらい持っていくか、それとも現地で調達するかは、パッキングで悩む大きなポイントです。後悔しない持ち物選びのコツをご紹介します。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
日本の服を持参するメリット・デメリット
- メリット:
- 着慣れた服で安心感がある。
- 日本のサイズ感に合う。
- 初期費用がかからない(手持ちの場合)。
- 品質やデザインに満足できる。
- デメリット:
- 荷物が増え、引っ越し費用がかさむ。
- 現地の気候や文化に合わない場合がある。
- 海外で壊れたり汚れたりするリスク。
現地調達のメリット・デメリット
- メリット:
- 荷物が少なくなり、引っ越し費用を抑えられる。
- 現地の気候や文化に合った服を選べる。
- 新しいファッションに挑戦できる。
- デメリット:
- 初期費用がかかる。
- サイズ感が合わないことがある。
- 品質やデザインが希望通りでない場合も。
後悔しない持ち物選びのコツ
- 気候と文化に合わせる:
- 赴任先の気候(年間を通しての気温、湿度)と、現地の服装文化(カジュアルか、フォーマルか、肌の露出度など)を事前にリサーチしましょう。
- 着回しの効くベーシックな服を多めに:
- 白シャツ、デニム、シンプルなトップス、カーディガンなど、着回しが効き、季節を問わず着られるベーシックなアイテムを多めに持っていきましょう。
- フォーマルな服も少量持参:
- 会社のパーティや、子どもの学校行事などで必要になる場合があります。
- 下着・肌着・靴下は多めに:
- これらは肌に直接触れるもので、日本の品質が優れているため、多めに持っていくと安心です。
- ファストファッションは現地で調達:
- ZARAやH&Mなどのファストファッションは世界中どこでも手に入るので、無理に持っていく必要はありません。
- セールやアウトレットを活用する:
- 現地到着後、セール時期を狙って服を調達することで、費用を抑えられます。
ミキゆんも、最初から大量の服は持っていかず、必要になったら現地で買い足す、というスタイルでした。おかげで荷物も軽くなり、現地での買い物も楽しむことができました。
2-6. 思い出の品、どこまで持っていく?デジタル化と厳選術
海外への引越しで、最も悩ましいのが**「思い出の品」**の扱いです。写真アルバム、手紙、子どもの作品、大切なコレクション…。全てを持っていきたいけど、荷物には限りがあります。後悔しないための**デジタル化と厳選術**を身につけましょう。
思い出の品のデジタル化
- 写真アルバム:
- アルバムごとスキャンし、デジタルデータ(PDFやJPEG)として保存しましょう。データとして持っていけば、いつでもどこでも見返すことができます。
- 古いプリント写真も、専門店でスキャンサービスを利用できます。
- 手紙や子どもの作品:
- これもスキャンしてデータ化することが可能です。立体的な作品は、多角度から写真を撮っておきましょう。
- 動画・VHSテープなど:
- 古いビデオテープなどは、DVD化サービスやデジタルデータ化サービスを利用して、データとして保存しましょう。
- クラウドサービスを活用:
- Google Drive, Dropbox, iCloud, OneDriveなど、オンラインストレージサービスに保存しておけば、海外どこからでもアクセスできますし、紛失のリスクも減らせます。
思い出の品厳選術
- 本当に大切なものだけを厳選する:
- 「これは手放せない!」と心から思えるものだけを選びましょう。数年見ていないものや、いつでも買い直せるものは、思い切って手放す選択も必要です。
- 「思い出」はデータの中に:
- 「物」として持つのではなく、「データ」として持つことで、より多くの思い出を携帯できます。
- 「誰かに譲る」という選択肢:
- 大切にしていたコレクションや本など、誰かに引き継いでもらうことで、思い出が生き続けることもあります。
- ※ミキゆんも、大量にあった写真アルバムを全てスキャンしてデータ化しました。最初は面倒でしたが、海外でいつでも見返せるようになったのは本当に良かったです。
思い出の品は、無理に全てを持っていく必要はありません。デジタル化と厳選術を駆使して、あなたの心の中に大切な思い出を残していきましょう。
3. 不用品の処分術:賢く手放してお小遣い稼ぎ!
海外への引越し前には、大量の**不用品**が出ます。これらをただ捨ててしまうのはもったいない!賢い処分方法を知っておけば、費用を抑えるだけでなく、**お小遣い稼ぎ**にも繋がります。引越し費用の一部を賄えるかもしれません。ミキゆんも、この不用品処分術でかなりの費用を浮かせました。
3-1. 不用品の賢い処分方法:売る?寄付する?捨てる?(再確認)
引越し前には、大量の不用品が出ます。これらを効率的かつ賢く処分する方法は、引越し費用を抑える上でも重要です。「捨てる」だけでなく、様々な選択肢があります。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
不用品の賢い処分方法
- 売る(お小遣い稼ぎ!):
- **フリマアプリ/オンラインマーケットプレイス**:
- メルカリ、ラクマ(日本)、Facebook Marketplace, eBay, Craigslist(海外)などで、衣類、本、家電、子ども用品、ブランド品などを販売します。比較的状態の良いものは、思わぬ高値で売れることもあります。
- **リサイクルショップ/買取専門店**:
- 家電、家具、ブランド品、本などを買い取ってもらえます。手間はかかりませんが、買取価格はフリマアプリより低めになることが多いです。
- **ガレージセール/ヤードセール**:
- 自宅の庭やガレージで、まとめて販売する方法。大量のものを一度に処分できます。
- **フリマアプリ/オンラインマーケットプレイス**:
- 寄付する(社会貢献!):
- **チャリティショップ/寄付団体**:
- 衣類、本、おもちゃ、食器などをチャリティショップ(例:Goodwill, Salvation Armyなど)や、NPO法人などの寄付団体に寄付します。社会貢献にもなり、気持ちよく手放せます。
- **フードバンク**:
- 未開封の食品をフードバンクに寄付。
- **学校や地域コミュニティ**:
- 子ども用品や教材は、後輩の日本人家族に譲ったり、学校に寄付したりすることも可能です。
- **チャリティショップ/寄付団体**:
- 捨てる(最終手段):
- **粗大ごみ**:
- 大型の家具や家電は、自治体の粗大ごみ収集サービスを利用します。費用がかかることが多いので、事前に確認が必要です。
- **一般ごみ**:
- 細かく分別して、通常のごみ収集に出します。
- **粗大ごみ**:
ミキゆんも、帰国前にフリマアプリやチャリティショップをフル活用しました。おかげで、処分費用を抑えつつ、売上でお小遣いもゲットできました。早めに着手し、売れないものは寄付、それでも残るものは処分、という流れで進めるのがおすすめです。
3-2. 【裏技】海外のフリマアプリ活用術!不用品でお小遣い稼ぎ(再確認)
海外での引っ越しや帰国の際に大量に出る**不用品**。捨てるのはもったいない!そんな時は、**現地のフリマアプリ**を活用して、お小遣い稼ぎをしましょう。服やファッション小物を売るのにも最適です。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
主要なフリマアプリ(国による)
- Facebook Marketplace:
- Facebookユーザーなら誰でも気軽に利用でき、地域密着型なので大きな家具なども売買しやすいです。衣類やアクセサリー、子ども用品も活発に取引されています。手数料が無料な場合が多いです。
- eBay:
- 世界的に有名なオークション・フリマサイト。ブランド品やコレクター品なども出品されています。手数料がかかりますが、買主層が広いです。
- Craigslist:
- アメリカなど一部の国で使われている地域掲示板。無料広告も出せます。個人売買がメインです。
- その他地域密着型アプリ:
- 現地の友人に聞いたり、App Store/Google Playで「Used items」「Secondhand」などで検索したりして、人気のあるアプリを見つけましょう。
活用術
- 綺麗な写真を撮る:
- 商品の魅力を引き出すために、明るい場所で何枚か写真を撮りましょう。着用写真があると、イメージが伝わりやすいです。
- 丁寧な商品説明:
- ブランド名、状態(傷や汚れの有無、喫煙・ペットの有無)、サイズ(現地と日本の両方で表記)、使用期間などを正直に記載しましょう。
- 価格設定:
- 似たような商品の相場を参考に、少し安めに設定すると売れやすいです。価格交渉にも柔軟に対応しましょう。
- 受け渡し方法:
- 対面での受け渡し(安全な場所を選ぶ)、郵送など、事前に明確にしておきましょう。
- レスポンスを早く:
- 問い合わせには、できるだけ早く返信しましょう。
ミキゆんも、帰国前に使わなくなった子ども服やおもちゃ、小さな家具などをフリマアプリで販売しました。合計で**約3万円**のお小遣いになり、処分費用も浮いたので一石二鳥でした!特に、サイズアウトした子ども服は、状態が良いものならすぐに売れますよ。
3-3. 大型家具・家電の処分:自治体サービスとリサイクルショップ活用
引越しで特に困るのが、**大型家具や家電**の処分です。日本の自治体サービスやリサイクルショップを賢く活用し、費用を抑えて手放しましょう。
大型家具・家電の処分方法
- 自治体の粗大ごみ収集サービスを利用する:
- 最も一般的な方法です。自治体の粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申し込み、粗大ごみ処理券を購入し、指定された日に指定場所に運び出します。費用は品目ごとに数百円~数千円程度です。
- ※引越し間際だと予約が取りにくい場合があるので、早めに申し込みましょう。
- リサイクルショップ・買取専門店に売却する:
- 状態の良い家具や家電であれば、リサイクルショップや家電量販店の下取りサービスに売却できます。出張買取サービスを利用すれば、自宅まで引き取りに来てくれることも。
- まだ新しい冷蔵庫や洗濯機、テレビなどは、思わぬ高値で売れることもあります。
- 不用品回収業者に依頼する:
- 大量の不用品をまとめて処分したい場合や、大型で自分で運び出せない場合に便利です。ただし、費用が高額になることがあるので、複数の業者から見積もりを取り、相場を確認しましょう。悪質な業者もいるので注意が必要です。
- フリマアプリ・オンラインマーケットプレイスで個人売買:
- 大型家具・家電も、個人売買で買い手が見つかることがあります。ただし、引き渡し方法(買主が引き取りに来るか、配送を手配するか)の調整が手間になります。
- 引っ越し業者に引き取りを依頼する:
- 一部の引っ越し業者では、不要な家具・家電の引き取りサービスを提供しています。費用がかかりますが、引越しと同時に行えるため手間は省けます。
大型家具・家電の処分は、費用と手間がかかるものです。早めに計画を立て、最も効率的かつ経済的な方法を選びましょう。
3-4. 海外引越し前の「断捨離」の極意:家事効率化にも繋がる!
海外への引越しは、人生最大の**「断捨離」**のチャンスです。これを機に、家中の持ち物を見直し、本当に必要なものだけを残すことで、引越し費用を抑えるだけでなく、帰国後の**家事効率化**にも繋がるメリットがあります。
海外引越し前の「断捨離」の極意
- 「いる・いらない・持っていく・置いていく」の4分類:
- 全ての持ち物をこの4つに分類しましょう。
- 「いるけど置いていくもの」は、実家やトランクルームに預けるか、処分を検討します。
- 「いつか使うかも」は捨てる勇気:
- 「いつか使うかも」と思うものは、ほとんどの場合「いつか」は来ません。数年使っていないものは、思い切って手放す勇気を持ちましょう。
- 「現地で買えるもの」は買わない・持っていかない:
- 現地のスーパーや量販店で手軽に買える洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなどは、無理に日本から持っていく必要はありません。
- 衣類は着回しできるものに絞る:
- (前々回の記事でも解説しましたが)着回しが効くベーシックなアイテムを中心に、最小限の量に絞りましょう。
- 思い出の品は厳選・デジタル化:
- (前述)写真アルバムなどはデジタル化し、本当に大切なものだけを手元に残しましょう。
- 期限を決めて一気にやる:
- ダラダラやると終わりません。この日までに〇〇を終わらせる、と具体的な期限を決めて、集中して取り組みましょう。
- 家族みんなで協力する:
- 子どもにも自分のおもちゃの整理をさせたり、夫にも協力してもらったりと、家族みんなで協力することで、作業がスムーズに進みます。
- ミキゆんの場合: 「海外に行ったら買い直せる」という割り切りが、断捨離を進める上で非常に役立ちました。おかげで引越し費用も抑えられ、海外での新生活も、物が少なくスッキリとした状態で始められました。帰国時も、この習慣が役立ちました。
引越し前の断捨離は、物を減らすだけでなく、あなたの生活をよりシンプルに、そして家事を効率化するきっかけにもなります。これは、海外生活を快適にするための大切なステップです。
4. 引越しトラブル回避術:ミキゆんの失敗談から学ぶ
海外への引越しは、多額の費用と手間がかかる大仕事です。だからこそ、**引越しトラブル**は絶対に避けたいもの。しかし、言葉の壁や慣れない手続きから、予期せぬトラブルに巻き込まれることもゼロではありません。ミキゆんが実際に経験した、あるいは耳にした失敗談から学び、トラブルを未然に防ぎ、万が一の際にも冷静に対応できる**回避術**を身につけましょう。
4-1. 引越しトラブルでよくある事例と回避策【ミキゆん体験談】
海外への引越しは、人生の一大イベントですが、予期せぬ**トラブル**もつきものです。ミキゆんが実際に体験した、あるいは耳にしたよくある事例と、その回避策をご紹介します。
よくあるトラブル事例と回避策
- 荷物の破損・紛失トラブル:
- 事例: 大切な食器が割れていた、家具に傷がついていた、段ボールが一つ足りない、届くはずの荷物が一部行方不明になった。
- 回避策:
- **梱包はプロに任せる**:壊れやすいものは特に、プロの梱包サービスを利用しましょう。
- **保険への加入は必須**:万が一の破損・紛失に備え、必ず充実した保険に加入しましょう。
- **荷物の写真・リストを作成**:全ての荷物を梱包前に写真に撮り、内容物をリスト化しておきましょう。段ボールには番号を振り、内容物の概要を記載。
- **貴重品は手荷物で**:絶対になくしてはいけないもの(重要書類、思い出の品、PCなど)は手荷物で自分で運びましょう。
- 通関手続きの遅延・問題:
- 事例: 荷物に通関で禁止品が含まれていたため、荷物がストップしてしまった。関税が想定外に高額だった。
- 回避策:
- **持ち込み禁止品を徹底的に確認**:赴任先の国の持ち込み禁止品リストを大使館や引越し業者に確認し、絶対に荷物に入れない。
- **「携帯品・別送品申告書」の提出を忘れずに**:入国時に忘れずに税関に提出しましょう。
- ※ミキゆんの夫の同僚の中には、日本のレトルトカレーに肉エキスが入っていたため、荷物がストップしたという人もいました。
- 現地での配送・設置トラブル:
- 事例: 荷物が予定通りに届かない。家具の組み立てが雑だった。
- 回避策: 信頼できる引越し業者を選ぶ(現地での提携先も重要)。現地での連絡窓口や、トラブル時の対応フローを確認しておく。
- 料金トラブル・追加請求:
- 事例: 見積もりにはなかった追加料金を請求された。当初の提示額より高くなった。
- 回避策: (後述)見積もり段階で全ての料金を含んだ「総額」を確認し、追加料金が発生する可能性のある項目を明確にしておく。書面での確認が必須。
- 言語の壁による誤解:
- 事例: 引越し業者とのやり取りで、言葉がうまく通じず、希望が伝わらなかったり、誤解が生じたりした。
- 回避策: 日本語対応の業者を選ぶ。重要な打ち合わせには通訳を依頼する。書面で内容を確認する。
これらのトラブルは、事前の準備と、信頼できる業者選び、そして冷静な対処で乗り越えることができます。引越し業者に任せきりにせず、自分でも積極的に情報収集し、確認することが大切です。
4-2. 荷物の破損・紛失トラブル:保険活用と業者との交渉術
海外への引越しで最も避けたいのが、大切な荷物の**破損や紛失**トラブルです。万が一の事態に備え、**保険活用**の知識と、引越し業者との**交渉術**を知っておきましょう。
荷物の破損・紛失トラブルへの備え
- 引越し保険への加入は必須!:
- ほとんどの引越し業者は、運送保険を提供しています。補償内容(どこまで補償されるか、免責金額はいくらか)と、補償額(時価か、再調達価格かなど)をしっかり確認しましょう。
- 高価な美術品や貴重品がある場合は、別途高額補償の保険や特約への加入を検討しましょう。
- ミキゆんの場合: 会社の指定業者だったので保険も手厚かったですが、自分で手配するなら保険内容は一番重視しました。
- 荷物のリストと写真・動画の記録:
- 全ての荷物を梱包する前に、内容物のリストを作成し、状態がわかるように写真や動画で記録しておきましょう。特に、高価なものや壊れやすいものは、個別に写真を撮っておくと、万が一の際の証拠になります。
- 梱包はプロに任せる:
- 食器やガラス製品、家電製品など、壊れやすいものはプロの梱包サービスを利用しましょう。素人では難しい梱包もあります。
- 貴重品・重要書類は手荷物で運ぶ:
- 保険で補償されないものや、代替が効かないもの(パスポート、ビザ、重要書類、PC、カメラ、思い出の品など)は、必ず手荷物で自分で運びましょう。
トラブル発生時の交渉術
- すぐに連絡する:
- 破損や紛失に気づいたら、すぐに引越し業者に連絡しましょう。時間制限が設けられている場合が多いです。
- 証拠を提示する:
- 事前に撮影しておいた写真や動画、作成したリストを提示し、被害状況を具体的に伝えましょう。
- 書面でやり取りする:
- 口頭でのやり取りだけでなく、メールなど書面でも記録を残しましょう。
- 冷静に、具体的な要求を:
- 感情的にならず、冷静に事実を伝え、保険適用や修理、弁償など、具体的な要求をしましょう。
- 会社や専門家に相談:
- 夫が駐在員の場合は、会社の人事や総務部門に相談しましょう。もし自分で解決が難しい場合は、弁護士など専門家に相談することも検討しましょう。
保険は「もしも」の時のための備えです。保険に加入し、必要な記録を残しておくことで、万が一のトラブルにも冷静に対応できます。
4-3. 通関手続きの遅延・問題:事前に知っておくべきこと
海外への引越しで、荷物が無事に現地に届いても、**通関手続き**で問題が発生し、荷物がストップしたり、受け取りが遅れたりすることがあります。これを防ぐためにも、事前に注意すべき点を把握しておきましょう。(前述のセクションでも触れましたが、改めて詳しく解説します)
通関手続きの遅延・問題の原因と対策
- 持ち込み禁止品・制限品の混入:
- 原因: 肉製品、乳製品、植物、土壌、特定の医薬品など、国によって持ち込みが禁止されているものが荷物に含まれていた場合。
- 対策: **渡航先の国の持ち込み禁止品リストを、大使館や引越し業者のウェブサイトで徹底的に確認し、絶対に荷物に入れないこと。**特に、食品や医薬品は成分をよく確認しましょう。
- 「携帯品・別送品申告書」の不備・忘れ:
- 原因: 入国時に空港で提出する「携帯品・別送品申告書」を提出し忘れたり、内容に不備があったりした場合。
- 対策: **必ず入国時に税関で申告書を提出し、引越しの荷物(別送品)があることを明確に伝えましょう。**
- 書類の不備・不足:
- 原因: パスポートのコピー、ビザのコピー、現地での住所証明など、通関に必要な書類が不足していたり、記載内容に誤りがあったりした場合。
- 対策: 引越し業者から指示された書類は、全て正確に準備し、提出しましょう。不明な点があれば、必ず確認すること。
- 関税の発生:
- 原因: 転居ではないと判断されたり、高価な新品が含まれていたりする場合、関税が課されることがあります。
- 対策: 事前に引越し業者に関税の目安を確認しておく。新品の家電や家具を購入した場合は、その旨を申告し、適切な関税を支払う準備をしておく。
- 検査・検疫の強化:
- 原因: 不定期的ですが、抜き打ちで荷物が検査・検疫の対象となり、開梱検査や消毒などが行われることがあります。
- 対策: これを防ぐことは難しいですが、万が一に備え、荷物の中身を正確に把握しておくこと。
通関手続きは非常に専門的で、自分一人で全てを把握するのは困難です。引越し業者に任せきりにせず、自分でも渡航先の通関ルールをしっかり確認し、業者との連携を密にすることで、トラブルのリスクを最小限に抑えましょう。
4-4. 料金トラブル・追加請求:見積もり段階で確認すべきこと
海外引越しで最も避けたいのが、後から発生する**「料金トラブル」や「追加請求」**です。これを防ぐためには、**見積もり段階**で徹底的に確認し、書面で内容を明確にしておくことが不可欠です。ミキゆんも、この点には細心の注意を払いました。
料金トラブル・追加請求を防ぐために見積もり段階で確認すべきこと
- 「総額」を明確にする:
- 提示された見積もり額が、「全て込みの総額」なのか、それとも別途追加料金がかかるのかを明確に確認しましょう。
- 「基本運賃」「梱包費」「通関費」「保険料」「現地配送費」「開梱設置費」「梱包資材回収費」など、項目ごとの内訳をしっかり確認しましょう。
- 追加料金が発生する可能性のある項目を明確にする:
- 以下のような項目は、追加料金が発生しやすいので、特に注意して確認しましょう。
- **荷物の重量・体積が超過した場合**の追加料金(1kgあたりいくら、1m³あたりいくらなど)
- **特殊品(ピアノ、美術品、自転車など)**の輸送費用
- **一時保管料**(現地到着後、すぐに受け取れない場合など)
- **関税**(新品の物品や、価値の高い品物にかかる場合)
- **現地での吊り上げ作業**(大型家具が階段で運べない場合など)
- **エレベーターがない場合**の追加料金
- **休日・時間外の配送**に関する追加料金
- **電気・水道工事などの付帯サービス**の料金
- 以下のような項目は、追加料金が発生しやすいので、特に注意して確認しましょう。
- 見積もり書は「書面」で受け取る:
- 口頭での合意ではなく、必ず書面(PDFなど)で見積もり書を受け取りましょう。
- 全ての合意事項を書面に残す:
- 口頭で確認した内容(例:〇〇は追加料金なしで対応)も、できる限りメールなどで書面に残しておくことが重要です。
- キャンセルポリシーを確認する:
- 万が一、引越しが延期・中止になった場合のキャンセル料や、日程変更料を確認しておきましょう。
ミキゆん家は、相見積もりを取り、細かくサービス内容を確認し、追加料金が発生しうる項目について事前に質問したおかげで、料金トラブルを回避できました。面倒でも、この確認作業に時間をかける価値は十分にあります。
5. 日本から海外、海外から日本へ:帰国時も役立つ引越し術
海外への引越しだけでなく、数年後の**日本への帰国**、あるいは海外での**国間移動**(転居)の際にも、同じように引越し作業が発生します。ここで得た引越しのノウハウは、次回の引越しにも必ず役立ちます。特に、帰国時の引越しは、日本での新生活へのスムーズな移行のために非常に重要です。
5-1. 帰国準備のロードマップ:引っ越しから手続きまで忘れ物なし!(再確認)
海外生活が終わり、日本へ帰国する際にも、出国時と同様に、いやそれ以上に多くの準備が必要です。スムーズな移行のためには、計画的な**ロードマップ**が不可欠です。引っ越しに関する項目を中心に、帰国準備のロードマップを再確認しましょう。(以前の記事でも触れましたが、改めて詳しく解説します)
帰国準備ロードマップ(引っ越し関連項目)
【帰国 半年前~3ヶ月前】
- 帰国日の確定と航空券の手配:フライトの日程が決まれば、そこから逆算して全てを計画できます。
- 海外引越し業者選定・見積もり:出国時と同様に、複数の業者から見積もりを取り、荷物の量や内容(船便、航空便、手荷物)について相談。帰国時期も繁忙期の場合があるので、早めに。
- 現地の住居の解約通知:賃貸契約書を確認し、規定の期間までに大家さんや管理会社に解約を通知します。
- 不用品売却・寄付の計画:大型家具家電など、売却や寄付を考えているものは、早めに計画を立てて動き出しましょう。現地での処分は日本と異なることが多いです。
【帰国 1ヶ月前~帰国直前】
- 荷物の仕分け・梱包開始:引越し業者との最終確認に基づき、船便、航空便、手荷物に分ける作業を開始。海外で増えた荷物の断捨離も重要です。
- 現地の公共料金(電気、ガス、水道、インターネット、携帯電話)の解約・清算:最終利用日を伝え、精算手続きを行います。
- 郵便物の転送手続き:日本への転送サービス、あるいは信頼できる友人への転送依頼を手配します。
- 現地の銀行口座の閉鎖または維持の最終決定:少額残して維持するか、完全に閉鎖するか。日本の口座への資金移動も計画的に。
- 最終的な荷物チェック:手荷物と預け入れ荷物の最終確認。忘れ物がないか、制限重量を超えていないかを確認。
- 自宅の掃除・引き渡し:賃貸物件の場合、引き渡しに向けて掃除を行い、管理会社や大家さんと最終確認。デポジットの返還に関するトラブルにも注意。
【帰国後すぐ】
- 荷物の受け取り・開梱:日本での自宅に荷物が届いたら、破損や不足がないか確認しましょう。
ミキゆんも、このロードマップを参考に、リストを作り、一つ一つチェックしながら進めていました。早めに着手することが、焦らずスムーズに準備を進める秘訣です。
5-2. 帰国時の荷物仕分け:海外で増えたものをどうする?
海外赴任中は、現地の生活用品、衣類、お土産などで、**荷物が自然と増えてしまう**ものです。日本への帰国時、これらの増えた荷物をどう仕分け、どう運ぶかは大きな課題となります。賢い荷物仕分け術で、スムーズな帰国を実現しましょう。
帰国時の荷物仕分けのポイント
- 「いる・いらない・送る・手荷物」の4分類を再考:
- 出国時と同様に、全ての持ち物を分類しますが、今回は「日本に帰って本当に使うか?」という視点が加わります。
- 特に、海外で購入した大型家具や家電は、日本での住居サイズに合うか、電圧が合うかなどを考慮し、処分を検討することも多いです。
- 現地で処分するものをリストアップ:
- 日本の住居で使う予定がないもの、日本で手に入るもの、日本で修理が難しい家電、現地で購入した大型家具などは、現地で処分することを検討しましょう。
- ※不用品の賢い処分方法(フリマアプリ、寄付、自治体サービスなど)は、前述のセクションで詳しく解説しています。
- 思い出の品を再厳選:
- 海外で増えた写真、絵画、お土産なども、再度見直し、本当に大切なものだけを厳選して持ち帰りましょう。デジタル化できるものは、データとして保存することが賢明です。
- 船便・航空便・手荷物のバランスを見直す:
- 帰国後すぐに使うものは航空便で送り、それ以外は船便に。手荷物は、帰国後すぐ必要なものと、旅の貴重品のみに絞りましょう。
- 日本に送っておくものを検討:
- 余裕があれば、帰国が決定する前に、一部の荷物を日本へ船便で送っておくのも手です。
- ミキゆんの場合: 海外で買った大型家電(ロボット掃除機以外)や家具は、フリマアプリで売却するか、チャリティショップに寄付しました。日本の家電を現地で購入し、それをまた日本に持って帰るのは非効率的でした。
海外生活で増えた荷物への対処は、帰国時の大きな負担になります。計画的に、そして思い切って断捨離を進めることが、スムーズな帰国への鍵です。
5-3. 海外での不用品処分:帰国前に効率よく手放すコツ
日本への帰国が決まったら、海外で増えた**不用品**を、効率よく手放す必要があります。現地の処分方法を事前にリサーチし、賢く手放すことで、帰国時の費用と手間を大幅に削減できます。
海外での不用品処分、効率よく手放すコツ
- 早めに着手する:
- 帰国直前に慌てて処分しようとすると、時間がないため、捨ててしまうしかなくなることが多いです。帰国が決まったら、すぐに不用品の仕分けと処分計画を立てましょう。
- 売却を優先する:
- フリマアプリ、オンラインマーケットプレイス(Facebook Marketplace, eBayなど)、リサイクルショップ、中古車買取業者など、売却できるものは優先的に売却しましょう。お小遣い稼ぎにもなります。
- ※特に、サイズアウトした子ども服やおもちゃ、状態の良い家具や家電は売却しやすいです。
- 寄付を検討する:
- 売却できなかったものや、寄付したいものは、チャリティショップ(Goodwill, Salvation Armyなど)、NPO法人、フードバンクなどに寄付しましょう。地域によっては、自宅まで引き取りに来てくれるサービスもあります。
- 日本人コミュニティを活用する:
- 帰国する日本人家庭が、家具や家電、衣類などを「差し上げます」とSNSや掲示板で呼びかけていることがあります。逆もまた然り。後輩の駐在員家族に譲るのも良いでしょう。
- ミキゆんの場合: 我が家も、帰国時に大型のベビー用品などを、現地の日本人コミュニティを通じて後輩ママに譲りました。非常に喜ばれました。
- 自治体の粗大ごみ収集サービスを利用する:
- 最終手段として、自治体の粗大ごみ収集サービスを利用します。費用がかかりますが、確実に処分できます。事前に予約が必要なことが多いです。
- 引っ越し業者に引き取りを依頼する(有料):
- 一部の引っ越し業者は、不要な家具・家電の引き取りサービスを提供しています。費用はかかりますが、引越し作業と同時に行えるため、手間は省けます。
不用品の処分は、費用と手間がかかりますが、計画的に、そして効率的に進めることで、ストレスを減らし、スムーズな帰国を実現できます。
5-4. 日本での新生活スタートまで:一時的な荷物預かりサービスの活用
海外から日本へ帰国する際、新しい住居が決まるまでの間や、引越し後の荷物整理のために、**一時的な荷物預かりサービス(トランクルームなど)**を活用すると非常に便利です。
一時的な荷物預かりサービスのメリット
- 新生活の準備をスムーズに:
- 全ての荷物を自宅に搬入すると、荷解きや片付けに時間がかかり、新生活のスタートが遅れてしまいます。必要なものだけを自宅に入れ、それ以外は一時的に預けることで、効率的に準備を進められます。
- 住居探しの期間を有効活用:
- 帰国後すぐに住居が決まらない場合でも、荷物の心配なく、仮住まいで過ごすことができます。
- スペースの有効活用:
- 日本の住居は、海外に比べて収納スペースが少ないことがあります。全ての荷物を自宅に入れると、手狭に感じることも。一時的に預けることで、スペースを有効活用できます。
- 安心な保管:
- 温度管理やセキュリティがしっかりしたトランクルームであれば、大切な荷物を安心して預けられます。
サービスの選び方と注意点
- トランクルームの種類:
- **屋内型トランクルーム**:空調管理がされており、セキュリティも万全なことが多いです。温度や湿度に敏感な衣類、本、美術品などを預けるのに適しています。
- **屋外型コンテナ**:比較的安価ですが、温度や湿度の管理が限定的です。
- サイズと料金:
- 預けたい荷物の量に合わせて、適切なサイズを選びましょう。料金は月額制が一般的です。
- アクセス方法と営業時間:
- いつでも荷物を出し入れできるか、営業時間を確認しましょう。
- セキュリティ:
- 防犯カメラ、警備体制、入退室管理など、セキュリティがしっかりしているか確認しましょう。
- 保険の有無:
- 万が一の破損や盗難に備え、保険が付帯しているか確認しましょう。
- ミキゆんの場合: 帰国後、まだ家が決まっておらず、仮住まいに滞在する期間があったので、一部の荷物をトランクルームに預けました。おかげで、仮住まいでの生活が快適でしたし、その後、新しい家での荷解きも計画的に進められました。
一時的な荷物預かりサービスを賢く活用することで、日本での新生活をスムーズかつ快適にスタートさせることができます。
まとめ:引越しは最高の「人生の棚卸し」!
いかがでしたでしょうか?海外への引越し、そして日本への帰国…「引越し」というイベントは、単なる荷物の移動にとどまらず、あなたの人生の大きな節目であり、まさに**「人生の棚卸し」**の機会です。
この記事では、私ミキゆんのリアルな体験談を交えながら、海外引越しの**費用を抑える裏技**から、**船便・航空便・手荷物の賢い使い分け**、**不用品の賢い処分方法**、そして**引越しトラブルの回避術**まで、多岐にわたるテーマを掘り下げました。
引越しを成功させるための鍵は、以下の3つにあると私は考えています。
- 「計画的な準備と情報収集」:
- 海外引越しは、やることが山積みです。早めにロードマップを作成し、引越し業者選び、荷物仕分け、通関手続きなど、必要な情報を徹底的に収集し、計画的に進めること。
- 「徹底した断捨離と荷物の厳選」:
- 引越し費用に直結する荷物の量を極限まで減らすこと。本当に必要なもの、思い出の品を厳選し、不要なものは賢く処分することで、費用を抑え、ストレスも軽減できます。
- 「万が一への備えと冷静な対処」:
- 荷物の破損・紛失、通関トラブル、料金トラブルなど、予期せぬ事態に備えて保険に加入し、いざという時には冷静に、適切な連絡先に助けを求めること。
私自身、初めての海外引越しは本当に大変でしたが、この経験を通して、物の持ち方や、日々の生活をシンプルにすることの大切さを学びました。そして、何よりも、困難な状況を家族みんなで協力して乗り越える経験は、私たち家族の絆をより一層強くしてくれました。
このブログが、これから海外へ旅立つ皆さん、あるいは日本への帰国を控えている皆さんにとって、少しでも役立つ情報となり、引越しの不安を安心に変える一助となれば嬉しいです。
これからも、ミキゆんのリアルな生活やお金に役立つ情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!
あなたの引越しが、スムーズで成功に満ちたものとなりますように!
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